デジタル機器で"アナログ"の感触が楽しめる?"デジタルへの厭き"は創造性への枯渇か?

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 仕事ならばいざ知らず、生活にあってデジタル機器で埋め尽くされるのは、やはり "不自然" 過ぎるような気がしてならない......。

 そもそも、人の心や感覚は "漸増漸減" で "不規則" で "意表が衝かれる" こともある "アナログ" 以外ではないはず。そんな受け皿であってみれば、"境界線" を容易に引くことのできるデジタル処理だけで収まり続けるわけがなかろう。"デジタルへの厭き" が知らぬうちに蓄積し、静かにアナログ復権という反乱を目指し始める......。

 とまあ、そんな大袈裟なことでもなさそうだが、デジタル機器を使って、"アナログの感触"に復帰してみたいという衝動は、案外自然なのかもしれない。"アナログの感触" にこそ "創造性" への広い入り口があるのではないかと直感しているのであろうか......。

 下記引用サイト記事:タブレット用の絵筆「Sensu」/WIRED JAPANESE EDITON - CULTURE/2012.09.26 における<タブレット用の絵筆>とは、そんな文脈に目を向けさせる......。

  「Sensu の きゃぷりきとれば 毛のしっぽ すぎかきすらの 絵筆さらさら」 ―― 詠み人知らず

 タブレット用の絵筆「Sensu」/WIRED JAPANESE EDITON - CULTURE/2012.09.26

見た目や感触は普通の絵筆だが、導電性のある合成の毛が使われており、タッチパネルで利用できるデジタル絵筆「Sensu Artist Brush」を紹介。


iPad上のクローズアップ。Image:Sensu

 タッチパネル用の絵筆「Sensu Artist Brush」は、プロジェクト支援サイト「Kickstarter」で瞬く間に目標額に達し、現在、ペン専門サイト「JetPens.com」で販売されている製品だ。(目標額7,500ドルに対して65,823ドルが集まった)

 一見したところはコンパクトなスタイラスだ。細くて、長さは11cmほどしかない。ひとつの端にはゴム状のスタイラス・ティップが付いており、メモ書きなどに便利に使える。

 この製品のユニークさはキャップを外すところから始まる。キャップの内側に筆が入っている。キャップをスタイラスの先を覆うように筆の反対側にはめ込むと、なかなかのシリコングリップを備えた長さ18cmほどの絵筆ができあがる。

 見た目や感触は芸術家が使う普通の絵筆だ。しかし、本物と違って導電性のある合成の毛が使われており、タッチ画面の機器で利用できる。iPadの「ArtRage」で試してみたが、これまでになかった体験だった。指でのお絵かきとも、スタイラスで絵を描くのとも違う。デジタル筆を使って画面に絵を描くときには、理屈抜きの本当の魅力があるのだ。

 WIREDのブログ「GadgetLab」では昨年、このSensu Artist Brushを「あなたを未来に連れていく9つの道具」のひとつに指定したが、まさにそれに恥じないものだとわたしは断言する。価格は39.99ドルと、通常のスタイラスとの差額はそれほど大きくない。


TEXT BY BRAD MOON
TRANSLATION BY ガリレオ -緒方 亮

WIRED NEWS 原文(English)


 それにしても、もうそろそろ、"退屈さを回避できない" デジタル機器について、まともに懸念し始めても良さそうな気がする。"利便性" を旗印に蔓延した "デジタル・インフレ" ほど、"退屈" と背中合わせの空間はない! と ...... (2012.09.28)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2012年9月28日 00:01に書いたブログ記事です。

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