[続報]"ボット"ウイルス!"感染ウイルス"は検出をどう逃れ、どのように"感染"したか!?

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 インターネット上に犯罪を予告する書き込みをしたとの容疑で逮捕され、釈放された大阪と三重の男性2人の事件。
 その後の "続報" に接してみると、尚のこと一般ユーザーが危険に曝されている現状が浮かび上がってくる。

 下記の【 引用記事 1 】【 引用記事 2 】によれば、注目かつ警戒すべき点は以下のようになる。

 1.2人のパソコンが感染していた特殊なウイルスは感染を調べるソフトをすり抜ける>仕組みになっていた点。

 2."仕組みその1" :<海外のサーバーを経由すると誰が操作したのか特定が難しくなる>点。

 3."仕組みその2" :<ファイルの名前やプログラムの一部を(遠隔操作で)変更することでウイルスの感染を調べるソフトをすり抜けた>点。

 4.2人がいずれもインターネット上で写真のデータを読み取る無料の同じソフトをダウンロードしていたこと>が、"感染源" として濃厚に推測される点。

 <写真のデータを読み取る無料ソフト>゛とはいかにも "怪しげ" な気配がする。
 一概には言えないし、また当該のソフトが何であるかは不明なのではあるが、"無料ソフト" × "写真のデータ" アプリ(?)というのは、筆者も日頃 "大丈夫かなぁ?" と感じないわけではなかった。とにかく、安直に "無料ソフト" をダウンロードすることは、この時期、"絶対に禁物!" だと心得たほうが良さそうだ。

【 引用記事 1 】

 感染のウイルス 検知難しい仕組み/NHK NEWS WEB/2012.10.08

【 NEWS 動画より抜粋 】
 インターネット上に犯罪を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性2人が事件とは無関係の可能性が高いとして釈放された問題で、2人のパソコンが感染していた特殊なウイルスは感染を調べるソフトをすり抜けるためファイルの名前などを遠隔操作で変えることができる仕組みになっていたことが分かりました。......

 警察が今回見つかったウイルスについて詳しく調べたところ、このウイルスは海外のサーバーを経由して第三者が遠隔操作できるうえ、ファイルの名前やプログラムの一部を遠隔操作で変えることができる仕組みになっていたことが警察関係者への取材で分かりました。

 この関係者によりますと、海外のサーバーを経由すると誰が操作したのか特定が難しくなるうえ、ファイルの名前やプログラムの一部を変更することでウイルスの感染を調べるソフトをすり抜け感染が検出されにくくなるということです。

 また今回見つかった特殊なウイルスは市販のソフトでは検知されないものだったということで、警察は感染のいきさつを調べています。



( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

【 引用記事 2 】

 釈放の2人 同じソフトをダウンロード/NHK NEWS WEB/2012.10.08

【 NEWS 動画より抜粋 】
 インターネット上に犯罪を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性2人が、いずれも事件とは無関係の可能性があるとして釈放された問題で、2人がパソコンに無料の同じソフトをダウンロードしていたことが分かりました。

 警察は、この際に第三者が遠隔操作できる特殊なウイルスに感染した疑いがあるとみて調べています。

 ...... この問題ではどのようにしてパソコンがウイルスに感染したのかが焦点の1つですが、警察への取材で2人がいずれもインターネット上で写真のデータを読み取る無料の同じソフトをダウンロードしていたことが新たに分かりました。このうち三重県の男性は取材に対して「このソフトをダウンロードしたあとパソコンの動作が急に遅くなった。1時間後に使用を中止したが、この間に『伊勢神宮を破壊する』といった書き込みが行われたようだ」と証言しました。......

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 さらに驚くべき事実は、<ウイルスを作成するだけでなく、感染させたパソコンを操作するためのソフトもインターネット上で入手できるようになっていて、最近は詳しい知識がなくても、悪用できるようになっているということ>( 遠隔操作ウイルス サイバー攻撃相次ぐ/NHK NEWS WEB/2012.10.07 )だと言うべきなのかもしれない ...... (2012.10.09)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2012年10月 9日 00:01に書いたブログ記事です。

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