PC/TVのディスプレィでは、"こうした仕組み" があったかと思う。つまり、一つの画面を複数のディスプレィで連携させて大きく表示するシステムである。
それとて結構、複雑な仕掛けを施しているはずだが、何と、下記引用サイト記事:複数の画面をつまんで繋げるタッチデバイス用マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」/DIGINFOTV/2012.11.01 が紹介しているのは、iPhone、iPad などのタッチデバイスのディスプレイの複数画面を、"ピンチイン" の動作で即座に連携させてしまう、といったまるで "マジック" のような "仕掛け"(インターフェース)の「Pinch」である。
文章で説明するよりも、下記引用の "YouTube 動画" を観れば一目瞭然であろう。
なお、<この仕組みを使ってアプリを開発して欲しいので、この仕組みを提供して「何か作って下さい」>
という段階なのだそうだ。
構想力のある人ならば、この "シーズ" を存分に活かすことができるのではなかろうか......。
複数の画面をつまんで繋げるタッチデバイス用マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」/DIGINFOTV/2012.11.01
東京工科大学のグループは、複数のタッチデバイスのディスプレイを連携させるインターフェース「Pinch」を開発しました。
Pinchは、隣接させた2つの画面のそれぞれに親指と人差し指を置き、つまみ合わせるような動作をすることで画面が繋がります。画面は縦でも横でも自由に配置でき、ずれた位置でつなぎ合わせることも可能です。
繋がったデバイスはWi-Fiを通して互いの位置や画面サイズを共有しており、iPhoneとiPadなど、画面サイズの異なるデバイス同士を繋げることも可能です
。"Pinchという我々が開発したインターフェースを採用してアプリケーションを作ることで、互いがつままれたときに何か反応を作っておくと互いが連携して動くというものです。ですから、画像のアプリの場合は、つまんだことが認識されると全体を1つのスクリーンのようにして映すというようにしています。""例えば、音楽のアプリケーションでは、横に繋げていくと曲をどんどん長く演奏できたりとか、Pinchの仕組みを利用していろいろなアプリケーションを作る事ができます。"
"一人でこういうデバイスを何台も持っている方はいないでしょうから、友達を呼んで直接的に接触するようなコミュニケーションで何か遊んだりすることができると思います。広告であれば、くっつけることで互いにその商品について話したりとかいったきっかけになるようなアプリケーションを作る事ができると思います。"
"学会等では発表していますが、まだ一般には公開していません。この仕組みを使ってアプリを開発して欲しいので、この仕組みを提供して「何か作って下さい」ということをいくつかやり始めている所です。"
この<タッチデバイス用マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」>自体が十分に興味深いわけだが、さらに、こうした "仕掛け作り" へと辿り着いたプロセスで、一体何がヒントとなっていたのか、その辺の裏事情にもかなり興味が湧くところだ ...... (2012.11.04)
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