"大接戦" のまま投票日を迎えることになる米大統領選挙。
民主党のオバマ米大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事の両候補の投票前直前支持率は、相変わらず "ほぼ互角"! だそうである。
下記引用サイト記事( 【 引用記事 1 】:オバマ大統領 支持率僅かに上回る/NHK NEWS WEB/2012.11.06 - 8:49 / 【 引用記事 2 】 :米大統領選、激戦州の直前支持率は大接戦=ロイター調査/REUTERS/2012.11.06 - 10:15 )による最新の複数世論調査でも、オバマ大統領への支持率が僅かに上回るものの、その両候補の差は、調査の統計上の誤差の範囲内にとどまっているという。
中には、下記のようにいち早く "オバマ氏勝利" を "予想" する向きもあることはある......。
◆ 参照 米大統領選、オバマ氏勝利の予想=英YouGov調査/REUTERS/2012.11.06 - 40:31
◆ 参照 大統領選、予想市場では勝負あり?(NY特急便) 米州総局編集委員・藤田和明/日本経済新聞/2012.11.06 - 09:22
しかし、大接戦とは言えども、2000年時の "プッシュ氏 vs ゴア氏" の大統領選のような "開票の点検=再計算を巡る争い" にはなってほしくないものである......。
【 引用記事 1 】
オバマ大統領 支持率僅かに上回る/NHK NEWS WEB/2012.11.06 - 8:49
接戦が続いているアメリカ大統領選挙は、投票日を翌日に控え、オバマ大統領の支持率がロムニー候補を僅かに上回っていることが最新のABCテレビの世論調査で分かりました。
ABCテレビは、「投票に行くつもり」と答えた有権者2300人余りを対象に、今月4日にかけて行った世論調査の結果を発表しました。
それによりますと、民主党のオバマ大統領に投票すると答えた人は50%、共和党のロムニー候補に投票すると答えた人は47%で、オバマ大統領が3ポイント上回りました。
1ポイント差だった前日発表の調査結果と比べると、オバマ大統領がリードを広げたことになります。
また、オバマ大統領の仕事ぶりを「評価する」と答えた人は51%で、ことし最も高い値に並びました。
ABCテレビは、背景について、先週、東海岸を襲ったハリケーンへのオバマ大統領の対応が国民に評価されたことなどがあると分析しています。
また、選挙の勝敗を左右する、各州に割り当てられた選挙人の獲得予想でも、オバマ大統領がロムニー候補をやや上回っています。
しかし、勝敗の鍵を握る接戦州では依然として接戦が続いていて、投票日前日の5日も、両候補は、複数の接戦州を訪れて、最後まで支持の拡大を図ろうとしています。
【 引用記事 2 】
米大統領選、激戦州の直前支持率は大接戦=ロイター調査/REUTERS/2012.11.06 - 10:15
[ワシントン 5日 ロイター] 5日に発表されたロイター/イプソス調査によると、米大統領選挙の投票日を翌日に控え、勝敗の行方を左右する激戦州4州の支持率は、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が依然ほぼ互角の大接戦を繰り広げている。
最大の焦点となるオハイオ州では、現職のオバマ大統領が4%ポイントのリードを維持。バージニア州とコロラド州でも優勢だが、大票田のフロリダ州ではロムニー氏が1%ポイントリードしている。
オハイオ州の投票予定有権者のオバマ氏支持率は50%、ロムニー氏は46%。4日の段階ではオバマ氏48%、ロムニー氏44%だった。
バージニア州ではオバマ氏が48%、ロムニー氏が46%<。コロラド州ではオバマ氏48%、ロムニー氏47%で、フロリダ州はロムニー氏が48%で、オバマ氏の47%をわずかに上回っている。
調査は、投票予定有権者を対象にインターネットを通じて実施した。両候補の支持率の差は、同調査の統計上の誤差の範囲内となっている。
だが、翻って考えてみれば、"大接戦" とは、言うまでもなく "世論が二分(分裂)した" という事態以外ではなく、その意味では選挙後の "米国の多難さ" が浮かび上がっていることになる ...... (2012.11.07)
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