2012年12月 アーカイブ

 あいにく、今日の雨は止みそうにない。このところ毎朝、"10km 以上の自転車走行" を継続させていることからすれば、残念というよりも悔しい感触。
 "サイクルコンピューター" での走行距離カウンターでは、累計 524 km となっている。当初、500 km 程度を走り込めば "自転車慣れ体質" に変わりはじめるだろうと見込んでいたが、確かに "その実感" が生まれている。
 従来、"キツイ!" と痛感せざるを得なかった街中の坂を、昨今では "同じギア" で比較的ラクにやり過ごすことができる。また、相応の距離をぺダリングを止めることなく漕ぎ続けることも......。そして、所定のコースを走り終わった後の疲れや痛みも格段にラクになった。

 なぜ、今、"自転車トレーニング" ―― 自分では、トレーニングだと位置づけている、サイクリングではなく ―― なのかの動機については以下のように書いた。

脳活動を含めた人の身体は、まさに「止まれば、終わる......」宿命にあるようだ。筋肉は、使わなければメキメキと衰えるものだし、頭脳も心も負荷を与え続けなければ "フラット" という虚無に滑り込んで行く。つまり、人という有機体は、止まれば、終わる存在以外ではない>( チャリンコ健康増進法!一ヶ月300km体験で実感!"自転車操業人生(?)"に見合っている!?」( 当誌 2012.12.09 )

 で、今日は、はじめての "トレーニング中止日" でもあるため、"500 km 走破" を "祝して" この間に実感させられたことをメモしておくことにした。




















 "詐欺" 被害者が後を絶たない。不思議に思うのは、これだけ情報が流通し、相応の注意力が喚起されているにもかかわらず、被害がなくならないことだ。

 いろいろと理由は考えられそうだが、やはり最大の理由は、"孤立(stand-alone)" 生活の広がりであろうというような気がしている。
 下記の【 引用記事 2 】:振り込め詐欺の被害額 過去最悪に/NHK NEWS WEB/2012.12.25 の大半の被害者が、"独居老人" だと言われていることからしても、"孤立(stand-alone)" であることが、判断や行動にとって如何に "リスキー" であるか、ということ。

 恐らく、この点は "高齢者" には限らない "リスキー" さではなかろうか。
 現に、下記の【 引用記事 1 】:実在のSNS装う迷惑メールに注意/NHK NEWS WEB/2012.12.29 という記事での被害者は、決して "高齢者" ではないものと推察される。

 もともと、人間は "孤立(stand-alone)" したシチュエーションでは、主観的でしかあり得ず、感じ方や考え方は "ループ(堂々巡り)" しやすく、その結果 "思い込み!" 路線へと嵌り込む ものだと言われる。
 多分、どんなに "理性的、自律的" 姿勢を自負している人であっても、"紛らわしい" 状況設定プラスα に突然遭遇したならば、"思い込み!" 路線へと嵌り込む 確率は高いのではなかろうか......。

 そして、"仕掛け人(加害者)" が、"専門職(?)" とあれば、当然のことながら "手練手管" を弄して成功確率を高める "努力(?)" をしているわけだ。"もっともらしい状況設定" なぞは当たり前の仕掛けとしているはずだ。

 ◆ 参照 "この金額"!騙されてしまうと"諦め切れない"!? "SIMフリー"スマホの海外通販要注意!( 当誌 2012.12.27 )

 したがって、効果的な "防御策" は、とにかく、何としても "思い込み!" 路線へと嵌り込む リスクを回避することしかない! 「これって、どう思う?」と他者に尋ね、他者からの反応が得られる環境 を常備しておく以外にないのではなかろうか......。

 誰(商業主義メディアのこと)も口を閉ざして言おうとしないようなので、あえて口にしたい。先の総選挙の推移は、返す返すも "愚かしい" 結果でしかなかった。
 もっぱら "景気回復" に目を奪われ、それとても、とても叶うとは思えないし、"見せ金" 効果(?)のような現在の "円安/株上昇" 現象とて、砂上の楼閣で終わるのは時間の問題! たまたま、"相場マネーゲーム" が生み出している一過性の現象だから......。
 抜本的課題である経済の構造改革を見つめていないのだから、実経済再浮上の結果に至りようがなかろう。

 いや、問題としたいのは、先の総選挙が "争点ボヤケ" のままで雪崩込み、その結果 "国民的争点" となるべき課題が看過されてしまったことだ。
 中でも、"原発問題" が "景気回復" 願望に掻き消されてしまったことが情けなく思われてならない。
 そうした推移を "流用" するかたちで、安倍新政権は、"原発問題" 政策まで "信任" を得たと言わぬばかりに、"原発稼働ゼロ" 方向をウヤムヤにしようとしているかのようだ。

 下記引用サイト記事(【 引用記事 1 】):「30年代原発稼働ゼロ」の前政権方針、見直しの意向=茂木経産相/WIRED/2012.12.28 は、"波風を立てないかたち" での第一弾であろう。
民主党政権が掲げた「2030年代に原発稼働ゼロ」の政策目標を見直す意向を明らかにした/ 新政権が再稼動を進めていく考えを強調>というわけだ。ちなみに、<「国が最終的な責任を持つのは当然のこと」>という綺麗事を添えているようだが、一体、"原発事故" にどんな「責任」遂行があり得ると言うのか!
 しかし、不思議としか思えないのは、国内主要メディアが、こうした "国民的課題" に関する問題に "死んだふり" をしていることだ......。

 そんな状況で、"まとも" なのは海外勢! つまり、"原発問題" と不可分な "放射線被ばく" の懸念の問題に "まとも" なのは海外勢だということである。ほんに情けない限りである。
 下記引用サイト記事(【 引用記事 2 】):トモダチ作戦参加の米兵が東電訴える/NHK NEWS WEB/2012.12.28 によれば、"トモダチ作戦" と名付けられその "善意" が注目されもした米軍兵たちが、<乗組員8人は、東日本大震災直後、被災地を支援する「トモダチ作戦」のため、空母が福島県の沖合の太平洋上にいた際、福島第一原発の事故によって被ばくし、がんのリスクが高まった>として<東京電力に合わせて2億2000万ドル(日本円で189億円)の損害賠償などを求める訴え>を起こしたというのである。

 これを、自分は一向に "不自然" だとは思わない。"原発" は所詮 "企業行動" だったのであり、そこで "被った不利益" の回復手段としては "損害賠償" しかないからだ。
 <事故によって被ばくし、がんのリスクが高まった>という不利益に対しては、"泣き寝入り" することの方が不自然だと言うべきではなかろうか。。
 取れもしない「責任」を看板にする政府、"原発事故" の恐怖を簡単に忘れる国民感覚の両者に強い違和感を禁じえない......。

 "ナノテクノロジー" の発展が期待されている分野には、"半導体" などの分野ほかに、"医療用分子ロボットの開発" があるという。
 <DNAやタンパク質、脂質など細胞を構成する分子を使ってつくり上げた「生体分子ロボット」>( 下記引用サイト記事:日本勢が快挙達成! 「分子ロボット」が拓くナノテクノロジーの未来/WIRED/2012.12.27 )がそれであり、現在は "プロトタイプ" の段階だが、将来的には、<がん細胞にのみ抗がん剤を注入する医療用分子ロボットや特定の化学反応を促進させたり、より大きな分子を組み立てたりしていく産業用分子ロボット開発への応用が期待されている>( 同上 )というから驚きである。

 さらに驚くべきは、この分野の国際的コンペティション( 国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD2012」 )で、東北大が総合優勝、東工大が総合3位、さらに東工大と東京大・柏チームが分子ロボティクス賞を同時受賞するという快挙を成し遂げたというのだ。

 "iPS 細胞"( ノーベル賞 山中伸弥・京都大教授 )に対する国際的評価があり、こうした "医療用分子ロボットの開発" という成果があったりすると、"細胞" のことなら日本におまかせ! となって行くのであろうか。大いに期待したい......。

 "海外通販" で苦い思いをした人は少なくないはずだ。自分も、まさか!と思うような "いかさま!" で地団太を踏むことがあった。
 とあるソフト・ツールが "手頃な価格設定" であったものだから、ついつい手を出してしまったら、トンデモナイ中身だったのだ。

 それからというもの、"二点" について意を傾けるようにしている。
 一点は、"手頃な価格設定" ! トンデモナク安ければ、自ずから疑問が伴い、やがて警戒心が促されるので失敗は避けられる。"手頃な価格設定" ! という狡猾さに気をつけなければならないわけだ。

 もう一点は、"海外通販" というものは、万が一騙されても、"諦められる金額" の程度で済ましておくこと。
 国内業者であれば、その気になるならその不正を "徹底的に追及" して、矛を収めることもできようが、"海外" となると、"徹底的に追及" しようとするとアホくさいほどの手間が掛かってしまい、何をしているのだか分からないことになりかねない。
 諦めた方が軽傷で済むこともありそうだ。だから、最悪に備えて、"諦められる金額" の程度の買い物にとどめておく、ということ。

 しかし、次の画像のような "価格水準" だと "諦め切れる" だろうか?
 いずれも "諦め切れる" ような金額をはるかに上回っているのではなかろうか......。

"いかさまサイト" に要注意!

下記記事サイトの "いかさま広告"! の部分


 確かに、警戒心が刺激されるほどの安さではなく、言ってみれば"手頃な価格設定" であり、ここが実に狡猾なところだと思われる。

 下記引用サイト記事:「SIMフリー」スマホの海外通販に注意/NHK生活ブログ/2012.12.26 は、消費者庁が、こうした狡猾な "海外通販" サイトを名指しで指摘して、注意を呼び掛けているもの。
 すでに当該サイトにはアクセス不能となっているが、いつも、"いかさまの蔓延と進化(?)" は驚くほどに早いので注意したい......。

 かねてより、"合成音声" に関しては少なからず関心を寄せてきた。
 その際の "評価基準" は言うまでもなく、ありありとした機械音ではなくて、どの程度 "自然な肉声" に近づいているかである。

 ◆ 参照 EPUB電子書籍も音声朗読してくれるアプリ「Voice Dream Reader」!日本語もまずまず!( 当誌 2012.10.24 )

 その点、以下で紹介した "かんたん! AITalk 3 " は評価できる仕上がりであり、自作 "電子書籍" のナレーション部分でも活用してきた。

 ◆ 参照 電子書籍"読み上げ"もこれ位人間の声に近い自然な"音声合成"で!/自作サンプル( 当誌 2011.06.27 )( c.f.「かんたん! AITalk 3 」での自作サンプル含む )

 これと同様に好感が持てるのが、下記引用サイト記事:音声合成ソフト「Voice Text」、無料のiPhoneアプリ版が登場/japan.internet.com/2012.12.25 にある HOYAサービス の "音声合成ソフトウェア「Voice Text」シリーズ" ではないかと評価している。

 今回、"iPhone、iPad向け無料アプリ版音声合成ソフト「Voice Text」" としてリリースされたものは、以下のような "制約" のあることが難点であるが、 "人間の声に近い自然な"音声合成" を味わってみるにはいい機会だと思われる。

 一体、この寒さはどうしたというのか? 明朝はさらに冷え込む見込みだそうだ。
 日本海側の地域では、"ホワイトクリスマス" だなんぞと浮いたことが言えない積雪のようである。

気象庁によりますと、日本付近は冬型の気圧配置になって上空に強い寒気が流れ込んでいて、日本海側を中心に断続的に雪が降っています>( 西日本の日本海側や北陸 強い雪に注意/NHK NEWS WEB/2012.12.24

気象庁によりますと、冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、24日は九州から北海道にかけての広い範囲で雪が降り、日本海側や山沿いでは雪が強まりました。>( 日本海側26日にかけ積雪増の見込み/NHK NEWS WEB/2012.12.24

 それにしても、今夏は "猛暑" に悩まされ、それゆえにその延長線には "暖冬" が控えていると希望的観測をしたりしたものであった。
 ところがどうだ......。待ち受けていたのは、次々に訪れる "寒波" ! 夏はより暑く、冬はより寒いという、まるで "安アパート" もどきの気象環境と相成った。

 "どうして?" と、当然の疑問が湧く
 どうも、"猛暑" と "厳冬" という二者は、同じ原因、"地球温暖化現象" がもたらしているようなのである。ただ、"北極海の海氷" 状態という、やや込み入った事情が介在しているようなのだ。
 それを解説しているのが、下記引用サイト記事:「地球温暖化」でも厳冬なのはなぜ? 原因は夏の北極海に 日経サイエンス/2012.12.24 である。

 要するに、次のようなカラクリとなっているらしい。

夏の北極海における海氷の減少/ 氷が解けた海洋から秋に余分な熱が放出され、北極付近の気圧が高まり、北極と中緯度地方の温度差は小さくなる/ この結果、極渦やジェット気流の勢いが弱まり、極寒の北極の大気が欧米や日本などの中緯度地域に流れ出ることになる/ 温暖化時代の厳冬という逆説的な現象はこれからもしばしば現れそうだ。> と。

 去る12月14日、米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で、<きっと、もうすぐ訪れるクリスマスを待ち焦がれていたはずの "小学生の子どもたち20人" もが、"何の理由もなく!"、惨過ぎるかたちで "銃殺" >という事件が発生した。

 ◆ 参照 とにかく惨過ぎる"米小学校銃乱射(26人死亡)"!オバマ大統領 涙を浮かべ犯行を非難!( 当誌 2012.12.16)

 事件再発防止に向けて、時代環境を総合的に分析する必要性はあるとしても、( ◆ 参照 "米小学校乱射事件"から窺い知れる現代社会の危うい一面!ex.秋葉原無差別殺傷事件!( 当誌 2012.12.17 ) )"銃社会 NO !" へと向かいつつある最新の米国世論の動向は、大いに注目されるべきだ。

 ◆ 参照 ホワイトハウスの公式陳情サイトに迅速な銃規制を求める署名が殺到/TechCrunch2012.12.15

 下記引用サイト記事:ホワイトハウスに寄せられた銃規制の陳情にオバマ大統領がYouTubeで応える/TechCrunch/2012.12.22 によれば、こうした<銃規制を求める署名が殺到>に即応するかたちで<ホワイトハウスの歴史上、過去最多の署名を集めた電子陳情に応えて、オバマ大統領が銃規制に関する彼の今後の施策方針を語るビデオを、YouTubeにポストした>という。

 確かに、米国社会にとってはこれまでも "難問" であり続けてきた "銃規制" がどこまで推進されるかは定かではない......。
 現に、"銃社会米国" の象徴とも見える "全米ライフル協会" は、以下のようなリアクションに奔走している......。

 ◆ 参照 全米ライフル協会が会見、学校に武装警官の配備訴え/REUTERS/2012.12.23
 ◆ 参照 全米ライフル協会記者会見:銃犯罪増加の原因は、犯罪衝動に訴える不道徳なゲームにあり/TechCrunch/2012.12.23
 ◆ 参照 全米ライフル協会、炎上でSNSを停止/WIRED/2012.12.19

 <もうすぐ訪れるクリスマスを待ち焦がれていたはずの "小学生の子どもたち20人">たちのことを想うと、ここでわずかでも "銃規制" への進捗が図られることを切に望みたい......。

 昨日の スマホ/PC/TVなどの"イヤホンジャック"から飛ばせる"ワイヤレス再生スピーカセット"!( 当誌 2011.12.22 ) に引き続き、スマホやタブレットをより楽しく活用できる "ワイヤレス・デバイス" の話題。( c.f. 過去にも注目したことがある。今回は、クリスマス商戦向けであろうか...... WiFi搭載周辺機器が熱い!? iOS/Android端末で直接DVDが見られるWiFi搭載DVDドライブ!( 当誌 2012.10.21 )

 手軽に携帯して活用できるのがメリットのスマホやタブレットであるが、"DVDビデオ/音楽CD" などのメディアについては、"リッピング" をしてメディア変換をしなければならなかったのがこれまでであった。
 しかも、<10月から施行された違法ダウンロードの法律により、たとえ自分で買ったDVDであっても違法扱いされてしまう>( 下記引用サイト記事 )という事情から、それも難しくなってしまった。

 そこで、注目に値するのが、下記引用サイト記事:日本初の無線LAN対応DVDドライブ、ロジテック「LDR-PS8WU2BKW」が面白い!/GQJAPAN/2012.12.20 が紹介するところの "無線LAN対応DVDドライブ、ロジテック「LDR-PS8WU2BKW」" だ。
 <入浴中や寝る前、自動車のなか>といった場面で、スマホやタブレットによって "DVDビデオ/音楽CD" を楽しみたいユーザには打ってつけの製品かもしれない......。

 ニューアィディアという製品でもなさそうだが、"ニーズの盲点" を衝いた興味をそそる製品だと思えた。
 下記引用サイト記事:エバーグリーン、スマホやPCからワイヤレスで再生できるスピーカ--2.4GHz帯を使用/CNET Japan/2012.12.21 の "ワイヤレス マルチメディア スピーカー(キット)「DN-82780」" である。

 IT 機器で "ワイヤレス" といえば "Bluetooth" 方式が一般的だが、如何せん "送信距離" の制約があり、キーボード/マウスなどでは使えても、距離を置いてコントロールしたいスピーカなどはムリのようだ。

 そこで、スマホ/PC/TVなどの "イヤホンジャック" に "小型発信器" を挿し込み、受信機付の離れた場所のスピーカで聴く "ワイヤレス再生スピーカセット" の登場ということになったわけだ。

 この製品のねらいは、やはり "iPhone・iPadやスマホ" をスピーカ・リモコンのようにして使うことだと思われるが、MP3プレーヤー/ゲーム機/ノートPC/TVなどさまざまな機器で使用可能となっている。

 スピーカと音源側機器の "イヤホンジャック" とをケーブルで直結させることもできたり、スピーカがバッテリーを内蔵しているため、電源の心配も不要。
 こう考えると、活用場面は結構いろいろとありそうだ......。



 "国内景気" が回復路線に向かい、日本経済が立て直されて行くことを望まない者はいないはずだ。しかし、事実認識をさておいて、"思い込み" だけにのめり込もうとしているような "妙な気配" が気になってしょうがない......。

 このところ継続(?) している "円安/株高" をもって "景気回復" が始まったとでもいうような "気配" のことだ。
 ちなみに、最新の "国内景気" 動向に関しては次のような報道がある。

< 日銀の白川方明総裁は20日の金融政策決定会合後の記者会見で、国内景気について「一段と弱含んでいる」と述べた。従来の「弱含み」から判断を引き下げた。長引く海外経済の減速で輸出や生産が減少していることなどが背景にある。
 先行きについては「海外経済減速の影響が設備投資などの内需にも及んでいるなかで、当面弱めに推移する」と語った。......>( 日銀総裁、景気「一段と弱含んでいる」「当面弱含みが続く」/日本経済新聞/2012.12.20

 要するに、"国内景気" 動向評価とこのところの "株高" とは相関しておらず、"株高" 現象は "円相場" の下降変動だけで現象化しているに過ぎないわけだ。要するに、"構造改革" などによる "経済成長" を反映したとでもいう"株高" なんぞではないのだ。
 株式相場は、いわゆる "期待感" だけでも上昇するメカニズムを持つ、言ってみれば "影" のごときもの! さらに "円相場" なぞは、国際経済事象などの "組み合わせ" で流動化する "影" のまた "影" のような事象とは言えないか......。

 どうも、先の総選挙での安倍自民党総裁の "金融緩和" 構想("アベノミクス")のアドバルーンと、"円高" 是正現象が重なったことによって、景気実態よりも "影" への関心が独り歩きしているそんな風潮が気になってしかたがない。
 いや、もし "影" の独り歩きでも、ホントに景気実態を上向かせるのであればそれは結構なことかもしれない。しかし、そんなことは起こらない確率が高いと推察されるので、"思い込み" でしかないと見える。

 "アベノミクス" には、"金融緩和" 策に "物価目標 2%"(いわゆる "インフレターゲット" )という指標を設定で "デフレ脱却" を目指す案が盛り込まれている。
 もとより、専門家たちは、"経済成長" という実態を後回しにしつつ、"金融政策" だけで "デフレ脱却" を図ろうとする構想に大きな疑問を投げかけてきた。この点は、別に専門家はでなくとも分かることだ。長きにわたって "湯水" のごとく財政支出と金融緩和を進めてみても成果が上がらなかった過去を思い起こせば!

 だが、専門家たちは、今改めて "物価目標 2%" という策への "疑問符" を投げかけている。それが、下記引用サイト記事:焦点:2%物価目標だけでは空手形、賃金上昇の青写真提示が必要/REUTERS/2012.12.20 である。

安倍晋三・自民党総裁が2%のインフレターゲットと政府との政策協定の検討を日銀に要請したが、経済専門家は、政府と日銀がその手段をセットで明示しなければ空手形に終わると指摘/ 最大の難関は消費者のデフレマインド解消とみられ、その決定打となる(のが)賃金上昇/ 消費者物価の上昇は、最終的には人々のデフレマインドを払しょくすることで実現するというのが、専門家の間で一致した見方/ 物価目標達成について「決定打となるのは賃金上昇しかない。それがなければ、持続的に物価が1%を上回るという状態は起こらない」/ しかし現在の日本では賃金上昇は極めて起こりにくくなっている/ 企業が賃上げを実施する最大のモチベーションとなるのは業績拡大だが、雇用や賃金上昇に波及するには3─4年の期間が必要となり、持続的な成長が不可欠/ 必要となるのは、「企業の生産性向上に向けた構造改革」

 自分の "姿" が風采が上がらないからといって、いくら "影" をいじり回したところで、己が "姿" が変わるわけではないのだ......。

 ことさらに有難がる話題というわけでもないのだ。
 去る 10月25日 にオープンした Amazon サイトの "Kindleストア" にラインナップされている "デバイス Kindle" シリーズ向け電子書籍の各々( 無料版を含む )を、専用の "デバイス Kindle" を未購入で、"iPad(iPhone)" で賄(まかな)ってしまおうという話なのである。

 ことさらに有難がる話題というわけでもない理由は、"Kindle Paperwhite" という "高解像度、高コントラスト" で目に優しいデバイスを使わずに、"Kindleストア" の電子書籍を読むことにどんな意味があるのか? という "つっこみ" が来そうだからだ。
 確かにそう思う。"Kindle Paperwhite" という、電子書籍に最適なデバイスで "Kindleストア" の電子書籍を読むのが王道であるように思われる。

 ◆ 参照 即座に始まった"Kindle"の猛攻勢!日本での予約販売開始/"Kindleストア"10/25 Open!( 当誌 2012.10.25 )

 しかし、ノー・コストでもあるので、知っておいて損はない。
 "iPad(iPhone)" 向けで、"App Store" から "無料ダウンロード" できる "Kindle for iPad"(Kindle 無料アプリ!)がその立役者なのだ。
 ここにこうした記事を書くのは、実は、自分で試してみてこのアプリが思いのほか "シームレスでスムーズ!" であったので感心したからだ。
 また、あの "青空文庫" による、かなりの数の "古典作品" が含められている点にも気を良くした次第である。( "青空文庫" を対象とした "iPad(iPhone)" 向けアプリがすでにあることはある)

 そこで、意外と知らないユーザーも少なくないのかもしれないと思い、老婆心ながら、この "Kindle for iPad" の "使い方" の概略を以下のとおり紹介しておくことにした。

 
 "気になる場所の今の光景" を画像なり動画なりで確認したいと思ったことは誰にでもあるはずだ。Google の "ストリートビュー" も、気になる場所の光景を見せてはくれるが、如何せん、それは過去の一時点の光景であり、"今の光景" ではない。
 同じ気になる場所光景" であっても "今の光景" にはやはり固有の価値があるはずだ。
 そこで、自分もかつてこれを試みたことがあり、サイトを通じて分刻みの "静止画画像" を "プッシュ送信" で配信してみたのである。
 良く見かける、例えば "富士山" の現在時の全貌などをウェブページへと配信するというケースである。名所や観光スポットの "リアルタイムの光景" は案外人気があったりするものだ。

 こうした配信でもそこそこ実用に耐えるわけだが、これを継続するには、PCなりノートPCなりが半ば "占領" されかねない点が煩わしい。
 その点、下記引用サイト記事:使わなくなったスマホで街の「いま」をライヴ配信、共有する「Koozoo」/WIRED/2012.12.17 では、<使わなくなったスマホ>で "代用" する点が注目できるポイントであろう。
 詳細は定かではないが、どうも<使わなくなったスマホ>の "Wi-Fi 機能" を使って "ビデオストリーム" を、運営サイトに送信するといった仕組みのようである。

 ◆ 参照 <携帯電話のカメラの品質については、Wi-Fiの帯域幅が、ビデオストリームの品質に影響します。>( Koozoo

 おまけに、このウェブサイト/「Koozoo」の別の興味深い点は、こうしてあるユーザーが "公開" を許可したライヴストリーミングを、他のユーザーと "共有" することもできる点、ネットワーキング性であろう。
 日本でも同様のサービスが生まれることは容易に想像できるところだ......。
 

 自民党の地滑り的圧勝(自民:294/民主:57/維新:54/公明:31/......)に終わった "衆院選1012" で、そぼ降る雨の月曜日は、寒さ冷たさをひとしお感じさせることとなった。

 子どもの頃に、"平行四辺形の合力" という "物理原理" を学んだ際には、その不思議さに見入ったものだったが、今再び "幻滅感" とともにその "原理" に遭遇するとは思いも寄らなかった。
 もっとも、その "一辺" であった民主党の信じられないほどの体たらく、自滅的所作を踏まえれば、こうした結果となったことも頷けないわけではない。
 何度も変わる機会、立て直す機会があったにもかかわらず、"惰性/慣性" というこれまた "物理原理" に身を任せてなるようになってしまったわけだ。
 これが、モノ以上にモノの性質を具現する "政治屋" 集団の度し難い宿命と言うべきか......

 とするならば、年末番組じゃあるまいに "見たくもない昔の顔" を縷々並べた "自民新政権" もまた、"惰性/慣性" という最も強力な "物理原理" に支配されて行くであろうことは目に見えている。
 下記引用サイト記事では、その点を次のように危惧している。

今回の大勝により、前回2009年の衆院選で落選した元職らが大量に復帰。弱体化した派閥が再び息を吹き返す可能性もある。安倍氏は脱派閥を目指し、党や政府の役職を党本部ですべて調整することを柱とする党改革案をまとめた。しかし、実効性は不透明。安倍氏周辺は「党を掌握するための側近が足りない」とこぼしており、派閥の影響力が強まってきそうだ

 "物理原理" には、今一つ頻発する現象がある。言うまでもなく "反動" であり、今回の選挙でも少なからず発揮されたわけだ。
 そして、"安部新政権" が今、最も警戒しているのが、半年後に控えた "参院選" での世論の "反動" だと言われている。

<「安倍政権が調子に乗って政権運営を誤れば、参院選で大きな反動が起きる」>

 現在の "政治" に、高尚で格調高い "分析概念" なんぞは不必要かと思われる。モノを淡々と支配し、モノに貫徹されている "物理原理" さえ睨んでいれば結果は見えてくる(?)......。

 "米小学校乱射事件"からは、米国社会が抱え込んだ "難問と戸惑い" とが覗えて余りある。下記引用サイト記事:コラム:米小学校乱射事件が問う「国家の根幹」/REUTERS/2012.12.16 からでさえ、シャープな論調と言うよりも "苦渋と戸惑い" とが見え隠れしている。

 確かに、長く続いてきた "銃社会米国" に固有の問題は大きい。
 しかし、下記記事でも指摘されているように、事件の背景にあるのはそればかりではない。"個人と社会" との関係を、"メディアが奇妙に塗り替えている(?)" という実情! そして、それと対応するかのように、そうした "メディアに取りつかれた" 個人側の異様な日常世界が横たわっているようだ。

現代社会は、ランザ容疑者に個人的な苦悩を世間に知らしめることを許した。この若者はこうした事件でも起こさない限り、世界に自分の足跡を残すことはほとんどなかっただろう。恐らくは不満を抱え、怒りに満ちていたランザ容疑者は、メディアの注目を集める方法で母親と自分の命を終わらせるという考えに取りつかれていたのではないか

メディアに取りつかれた世界では、真の目標を実現させたり、本当の幸せを見つけたりするよりも、有名になることの方がはるかに重要であるかのように見える。有名になるためには、乱射事件を起こすことさえ次善の策となってしまったのかもしれない

インターネットやモバイル端末の普及により、ある家族の問題は瞬く間に国家的悲劇となり、心理的動揺の拡大は次の惨劇の引き金にもなりかねない

 こうした "指摘" を目にする時、日本でも<「秋葉原無差別殺傷事件」(2008年)>というような一脈通じるような経緯があった事実を想起せざるを得ない。決して米国だけの問題ではなさそうだと考えざるを得ない。

 こう考えると、"銃規制" 強化という方向は探られるべきだとはしても、問題の土壌はほかにも広く蔓延していることに注意を向けなければならない。
 極度に問題含みの現代社会を前にして、このコラムに込められた "苦渋と戸惑い" は共有せざるを得ないもののようだ......。

 きっと、もうすぐ訪れるクリスマスを待ち焦がれていたはずの "小学生の子どもたち20人" もが、"何の理由もなく!"、惨過ぎるかたちで "銃殺" された。

 "銃社会の米国" では、こうした事件が頻発しているが、今回の悲惨な事件は、人々を "銃社会 NO !" へと立ち上がらせるのであろうか?
 "自ら防衛するため" という言い訳の下に是認されている"銃社会" は、余りにも多大な犠牲を払い過ぎてはいないか!
 こうした 銃社会" を続けようとする "古色蒼然とした保守的価値観"( 共和党 ?! )は、良い悪いの判断を超えて "犠牲が大き過ぎる!" という点において再考されるべきであろう。

 考えてみると、"古色蒼然とした保守的価値観"( 共和党 ?! )は、激変している時代環境の諸々を、過去からの "狭隘な信念(?)" に押し込めてしまおう、瞬間冷凍させてしまおうとするその "硬直性" に最大の "ムリ" があると思われる。
 しかも、"未来の象徴" である子どもたちが、その過去からの "狭隘な信念(?)" によって "犠牲!" とされるのであれば、決してヒューマンな価値観だとは言えない......。

 "科学の進展" はもちろん喜ばしいことであるには違いない。
 しかし、手放しで喜んでばかりはいられないのが現代という "危うい時代" だ。
 つい先日も、"北朝鮮によるミサイル発射" に関連して、<"技術の国籍" が失われる状況( 技術流出 )>( 参照 侮るべからず北朝鮮ミサイル発射!技術進歩面には"技術輸入"アプローチだって想定可!( 当誌 2012.12.13 ) )が不思議でも何でもなくなった現状に目を向けた。
 "科学技術" の成果が、"ボーダレスに流出する可能性" が否定できないのが現代の危うさであり、その点において、開発当初の "適用目的" が "独り歩き!" してしまうことが大いにあり得るということになる......。

 こうした事情を想定するならば、"戦慄を覚えざるを得ない" のが、下記引用サイト記事:「第6の戦場」:ネットの次は、人間の脳が戦いの場になる/WIRED/2012.12.13 である。

 この "技術" の "新規性" は、<人間の脳とデヴァイスを接続する「ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)」>だということになろう。

ブレイン・マシン・インタフェース(Brain-machine Interface : BMI、脳介機装置) とは、人と機械の意思や情報の仲介のためのプログラムや機器であるマンマシンインタフェース(人介機装置)のうち、脳波を解析して機械との間で電気信号の形で出入力するためのプログラムや機器である。出力先がコンピュータである場合にはブレイン・コンピュータ・インタフェース(Brain-computer Interface : BCI、脳介電装置)とも呼ばれる。共に想念技術の一形態である。>ウィキペディア - ブレイン・マシン・インタフェース

 つまり、従来の "洗脳" 方法が、言葉やその他の外部刺激による "(脳に対して)間接的" なアプローチであった(?)のに比べて、"脳に対して直接的" な働きかけをする点が "新しいばかりか、恐ろしい" ということになるわけだ......。

 総選挙の影となったかたちで、"都知事選" がやや霞んでいるかのような気配。
 しかし、首都東京の住民としては、"首都直下型地震" の不安をはじめとして、"住環境の安全問題" などが心配でならないはずだ。
 まして、前石原都知事なんぞは、やれ "五輪招致" だ、"尖閣諸島" だと "目くらまし(?)" 戦術に奔走して、都民の真の悩み/不安には目を向けてこなかったという印象が色濃い。
 その一つが、"老朽化" の極みでもある "首都高速道路" の安全性対策問題であろう。

 ◆ 参照 "トンネル崩落事故"が警告する"インフラ大老朽化時代"!首都高速は"築40年以上"も多!( 当誌 2012.12.05 )

 そして、今回の都知事選には、<道路公団民営化推進委員会の委員だった猪瀬氏>が立候補してもいるわけである。
 しかも、同氏は、<公団が関連会社に発注している維持管理費などの3割縮減を02年に提言/「安全への配慮が欠けていた」>と問題視されてもいるようなのである。
 ますますもって、都民の不安が昂じている "老朽化首都高" をどうするのか?! をめぐる問題が、今回の都知事選の一大争点とされて当然だと思われる......。

 北朝鮮ミサイル発射の顛末で、"何でもあり!" の時代となってしまっていることをつくづく感じさせられた。
 "発射延期" だの "ミサイルを発射台から撤去" だのという "フェイント" もさることながら、そうした "カモフラージュ" が通用してしまった根底には、"北朝鮮の技術水準" への "侮り" が潜んでいたことが否定できないのかもしれない。
 "所詮、北朝鮮のミサイル技術は......" といった "思い込み" である。

 何も、"北朝鮮のミサイル技術" を称賛するつもりはさらさらない。そうではなくて、"北朝鮮の技術水準" を想定する際に、事によったら "国産技術" という点に視野が狭隘化してはいなかったか、という観点なのだ。
 要するに、北朝鮮にとってみれば、"国産技術" でなければならない理由はどこにもないはずだからである。自国に好意的な国々( 【 引用記事 3 】の "エジプト、ソ連/ロシア" etc. )からの "技術輸入" なぞは十分に可能であろう。
 現時点のような、産業スパイが横行するほどの "アナーキーな国際情勢" であれば、そんなことは "当然視!" されて然るべきではなかろうか。

 そして、その結果かどうかは別としても、<物体が軌道に到達 米が声明発表>(【 引用記事 1 】)に至ったわけであり、<北朝鮮の技術、急速に進歩した可能性も 専門家指摘>(【 引用記事 2 】)となったわけである。

 日本の "危機管理体制" を云々する際には、"何でもあり!" の時代が見渡せる "柔軟な想像力" が何よりも欠かせないのだと痛感させられた......。

 "地図(map)" とは、進むべき方向を指し示してくれる重要な判断材料だ。もし、その "地図(map)" に "誤り" があれば、"それに頼る" ものを間違った場所へと案内してしまう。
 ただ、確かに"地図(map)" における "誤り" は由々しき問題であるが、"それに頼る"、あるいは"それに頼り過ぎる" ことも危うい! という気がしないではない。

 この秋にリリースされて問題となり続けてきた "間違いだらけの米アップル製地図アプリ" のことである。

 ◆ 参照 <青梅線に「パチンコガンダム駅」、羽田空港内に大王製紙が......。間違いだらけの米アップル製地図がリリースされてから、もうすぐ1カ月。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はユーザーに謝罪したが、いまだに同社から原因の詳細は公表されていない。何が原因だったのか。なぜ使い物にならない状態で公開されてしまったのか......>( 「ガンダム駅」なぜできた アップル地図騒動の真相/日本経済新聞/2012.10.17

 ◆ 参照 マップについてのTim Cookからのメッセージ

 ここまで来るとあきれ返ってしまうわけだが、笑いごとでは済まない事態も発生しているという。
 下記引用サイト記事:「アップル地図アプリで遭難多発」、豪警察が使用中止を呼び掛け/REUTERS/2012.12.11 がそれであり、<命に関わる危険がある> "遭難事故" まで多発しているというのだ。

 オーストラリアのような広大な土地での出来事は、箱庭のようなこの日本に住んでいては想像できないのかもしれない。
 <日中セ氏46度にもなるオーストラリア/ 同国立公園はビクトリア州の北西端に位置し、四輪駆動車しか走行できないとされている場所/ 車が動かなくなり、周囲にヘビやキツネがいたことから怖くて車外に出られなかった>へと案内されてしまえば、これは "遭難事故" としか言いようがない。

 ただし、<警察ではドライバーたちに、アプリに頼りきるのではなく、自分の感覚や目で見たものに従って判断を下してほしいと呼び掛けている。>とある。これは、頷ける "呼び掛け" だと思える。
 土地柄の違いはあろうとは思われるが、"IT 環境" を漫然と盲信して、<自分の感覚や目で見たものを疎(おろそ)かにする現代人特有の習性は、結構、ヤバイ習性なのかもしれない。
 オーストラリアの話題ゆえに、ふと、あの "クロコダイル・ダンディー" なら何と言うのだろうかと思ったり......。

 とにかく、"秀逸なアイディア" だと感心させられる。
 詳細なスペックは定かではないが、プロモーション・ビデオを観るだけでも、"そうそう、こういうモノが欲しかった!"  と得心させられてしまう。
 技術を振り回すのではなく、"あったらイイのに! と思うニーズ/デザイア" をしっかりと消化(昇華)した製品コンセプトだと思えた。
 しかも、巷に溢れた "タブレット" を活用し、そのために "大量生産" をねらって "低価格化" を図ろうという算段だから、きわめて実直な "生産企画"< でもある。

 だが、この "製品" はまだリリースされているわけではない。いわゆる "支援資金募集中" の "製品企画/開発中" なのである。
 下記引用サイト記事:「格安な代理ロボ」になるタブレットスタンド/WIRED/2012.12.10 にあるとおり、
Revolve Robotics社は、支援サイト「Indiegogo」でKubi大量生産のための資金を募っている。1台を入手できる支援額は200ドルから250ドル
という開発中の段階なのだそうだ。
 タブレット価格を下回る価格でこの "製品" が入手できるとなれば、触手が動くこと必至! ではなかろうか......。

 "チャリンコ" に思い入れをはじめて気づいたことが二つある。
 その一、"自転車泥棒" が想像以上に多いこと。
 サイクリング・ロードは、駅へと向かう "上り" は利用しないようにしている。とにかく混み合うからだ。もう一つ、"興醒め" にさせられるのが、"自転車泥棒摘発検問" がやたらに実施されているからなのだ。
 別に "後ろめたい" ことがあるからではなく、一々煩わしくてしょうがないのだ。どうしてこんな "検問" をするのかと警官に尋ねてみると、昨今、"自転車泥棒" がめっきり増加しているとのことであった。
 確かに、散歩をしていると暗がりなどに "乗り捨て" られた自転車を見つけることがしばしばある。どういうシチュエーションだかは分からないが、駅前辺りで調達して自宅近辺で乗り捨てるといった "不届き者" の仕業なのであろうか......。
 それにしても、その "野蛮さ" には不快感が禁じえない。"文化水準" の低さを嘆かわしく思ったりする。

 その二、"チャリンコ" は、道路交通法上の "軽車両" ではあるが、完璧に "無公害" であり、"CO 2" とは無縁であること。
 自転車に装着している "サイクル・コンピュータ" は、走行距離以外にも "カロリー消費量" や "CO2 削減量" まで計測する。走行距離をクルマで走行した場合の "CO2 排出量" を表示するのである。大した量ではないが、 "CO2 削減" に貢献していることを気づかせてくれるわけだ。
 その意味で、"チャリンコ" は、"文化的!な乗り物" 以外の何物でもないのである。

 ことほど左様に、大袈裟に言えば "チャリンコ" は、クルマ以上に "文化" と親和性を持つ薫り高き移動手段なのである。
 この点をさらに痛感させるのが、下記引用サイト記事:自転車シェアリング・サービスが、欧米の主要都市で拡大中――今注目の都市内交通インフラを実現するテクノロジー/DIAMOND IT&ビジネス デジライフNAVI/2012.12.07 の<自転車シェアリング・サービス>だと思えた......。

 この一ヶ月、"毎日10km以上走行" を "日課" とし、ようやく "300km 走破 !?" を成し遂げた。"走破 !?" というほどのことでないのは承知。また、公表することでもないが、まあ、ひとつの記念メモとしてブログ記載に及んだわけだ。
 ただ、お陰で、"3k減量!" の上に、ウエストが "2~3cm" スッキリ、おまけに "頬" が幾分削ぎ落ちた感じ......。

 これまで、10年以上も "1時間ウォーキング" を継続してきた自分であるが、どうもマンネリ気味となってきていた。確かに、歩くことが億劫になるというワーストな状態は免れてきたが、かといって、目に見えるダイエット効果があったわけではないし、いわんや、体力維持増強の面で自覚的効果があったとも思えない......。

 そんな時、何からであったか、気になる言葉が心に突き刺さった。
 「止まれば、終わる......
という言葉であった。
 この言葉は、自分のような "加齢" を意識している者のみならず、過酷な時代環境によって四六時中 "足元を脅かされている同世代人" にとって、妙に共鳴する言葉であるに違いない。

 "セルフパブリッシング(電子書籍 個人出版)" の苦労は、"電子書籍の制作" ではない。まあ、そこそこ "制作上での苦労" も無いではないが、それは、言ってみれば "楽しみ" の延長線の "苦労" であるに違いない。
 "本当の苦労!" は、せっかく形にしたものが "埋もれる" という切なさ、悔しさとともに生まれるものなのかもしれない。
 まして、"販売目的" を意識しているとするならば、"制作上での苦労" はそれとして卒業し、"販売のための苦労" へと果敢に挑戦して行かなければならない。ホンキにならなくてはマズイ。
 大作家でさえ "売れない" 時代に、ただただ "良いものを仕上げた" と自己満足していてもどうにもならない。
 どうしたら "売れるか?!" という苦痛に満ちた "冥府魔道" へと踏み込まなければならないわけだ。

 これまでにもこの種のいろいろな経験を書いて来たが、要するに、読者の目に留まるための可能な限りのアプローチが必要となる。自前のウェブページやブログは当然のこと、"自作作品" の "露出度" を高めずして "販売" という目的は絵に描いた餅に終わる。
 そこで、目を向けたいのが、"セルフパブリッシング(電子書籍 個人出版)" を支援しているサイトだ。

 そこで紹介してみたいのが 電子書籍検索サイト「hon.jp」 なのである。



 以前より、「hon.jp」については "hon.jp DayWatch " という "電子書籍業界ニュース" サイトを閲覧してきた。"電子書籍" に関するニュースをきめ細かい視点で配信している点に好感を抱いてきた。
 そして、今回、下記引用サイト記事:個人作家さま専用hon.jpデータベース登録のご案内 に応募してみたので紹介することになった。
 何の問題もなく<個人作家さま専用hon.jpデータベース登録>がなされたこと、さらに "途端に販売成立!" というオマケまで到来したため "気を良く" してしまったというわけである......。

 まさに、<驚きを持って受け止められている>世論調査の結果だと言うほかない。
 まだ<有権者の約30~50%はまだ投票先の政党を決めていない状態で、今後情勢が変わる可能性がある>とはいうものの、<ここ数年、選挙は一過性のイベントになり、無党派層は流れに乗る傾向がある/ 結果、(世論調査の示すように)自民党が大勝する可能性は高いだろう>という観測が妙に説得力を持ったりする。

 ただし、こういう風潮では、"残り一週間の間に想定外イベント" でもあれば、またまたコロリと変わる可能性もあるということになる......。

 "歴史意識/感覚" が根付かず、刹那的なフィーリングだけが支配する空間ともなれば、起こって不思議ではない風潮であろう。

 何がどうだと言って、<原発賛成の自民党に対する支持はまた、昨年の福島第1原発事故を受けた脱原発をめぐる協議以上に、数十年間デフレに見舞われた日本経済のテコ入れがいかに有権者の最優先事項となっているかを示している>ということなのであろうか......。

 今さらのように、"エコノミック・アニマル" ジャパンという海外からの寂しい評価を振り返ってしまう。"貧すれば鈍す!" とはこうした事態を言うのかもしれない......。

 個人での "電子書籍" 制作が、その売れ行き状態はさておき、ジワジワと広がっていると言われている。かく言う自分もその一角に属している。
 こうしたムーブメントで、関心が注がれるのが、"(EPUB)電子書籍" 制作ツール/環境であろう。シンプルな "電子書籍" であれば、大袈裟なツール/環境は不要であり、手順さえ心得れば、フリーソフトなどで賄える。
 ただ、"売り物" としての "(EPUB)電子書籍" を目指すとなれば、相応のツール/環境や、一連の基礎知識が必要となる。

 自分の場合、概ねフリーソフトを利用し、中でも "EPUB エディタ:Sigil" を有難く活用させてもらっている。( ◆ 参照 ePubエディタ"Sigil"との格闘百日間ブログ!知恵袋「ePub Tips 100」"電子書籍"化!これで Study すれば "ePub" 操作の "勘所" に "感電" できる!eBooks 街角書店の書棚
 贅沢を言えば切りがないが、"EPUB エディタ:Sigil" が使いこなせるようになれれば、まずまずの "(EPUB)電子書籍" を制作することが可能だと断言できる。

 が、もしこうした "フリーソフト路線" が嫌ならば、有料ソフト購入に投資するしかない。ただし、最新の "EPUB" 規格対応のソフトだとかなり高額出費となる。
 そうした中で、比較的お手頃価格のものを探すとしたら、下記引用サイト記事:誰でも「創作者」に 電子書籍時代に対応、一太郎が進化 ジャストシステム、「一太郎2013 玄」発表/日本経済新聞 Tech Frontline/2012.12.04 に目が向く。

 <個人でも簡単に電子書籍を作成できる機能を拡充、「個人向け電子書籍作成環境のデファクトスタンダード(事実上の標準)を目指す」>との意気込みはそれとして、関心を向けてみたいのは以下の二点だ。

 1.米アマゾン・ドット・コムの電子書籍サイト「Kindle(キンドル)ストア」に対応した自費出版サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」について、来春にも対応する>点。
 この点については、"セルフ・パブリッシャー" を目指す "(EPUB)電子書籍" 制作者には好感されるのかもしれない。

 2.電子書籍のファイル形式である「EPUB」に出力機能を拡張し、雑誌など写真やイラストを多用する電子書籍も作りやすくしたこと
 これは、従来からサポートされていた<「リフロー型」>( ところてん方式 )に加えて、<「固定レイアウト型」>をサポートすることで目指される。
 仮にも "(EPUB)電子書籍" を制作した経験がある人ならば、次のような "不具合" に悩んだことがあるはずだろう。
リフロー型は文章を中心とした文芸作品の電子書籍には向いているが、写真やイラストの多い雑誌などでリフロー型を使うと、端末上で写真や文章がばらばらになってしまう> 現象!
 この点の解消を狙ったのが<「固定レイアウト型」>ということになるわけだ。

 まだリリース前なので、使い勝手のほどは何とも言えないが、個人での "電子書籍" 制作を支援するツール/環境が整備されて行くこと自体は大いに歓迎すべきである......

 つい先日発生した "中央自動車道/笹子トンネル崩落事故" は、痛ましさとともに、この日本に訪れる "社会インフラ大老朽化時代" 突入への警告となっている。

 ◆ 参照 中央自動車道/笹子トンネル(昭和52年完成) 約1トンの天井板数十枚が崩落!死者複数!(当誌 2012.12.03)

 人口 "高齢化" の問題もさることながら、"高度経済成長期以降に一気に進んだ「社会インフラ」整備" の、その必然的な推移として、日本は今、「社会インフラ」の "大老朽化時代" に差し掛かろうとしているというのである。

 先ず、決して他人事ではないことに気づかされるのは、引用サイト記事:【 引用記事 1 】 首都高速の老朽化、より深刻 築40年以上が3割超/日本経済新聞/2012.12.03 という記事である。

 <首都高速道路は、老朽化がより深刻/総延長300キロメートルのうち、築40年以上たった区間が97キロメートル(32%)あり、築30年以上を含めれば145キロメートルとほぼ半分に達する> とある。

 かねてより、"首都直下型地震" の恐れが心配されている状況下で、こうした "老朽化" という事実が上乗せされることは、首都圏在住の者にとっては不安を打ち消しようがなかろう......。

 こうした広範囲にわたる "老朽化" に直面することになったのは、前述のように "高度経済成長期以降に一気に進んだ「社会インフラ」整備" という経緯があったからである。そして、将来を見据えた行政が的確には推進されて来なかったという "不首尾" の結果としか言いようがない。

 【 引用記事 2 】 トンネル崩落事故と大老朽化時代/NHK NEWS WEB/2012.12.04 では、このような "悲劇" を、<「社会インフラ」の "大老朽化時代" >という表現で伝えようとしている。
 そして、<老朽化の恐ろしさは、われわれが今まで経験したことのない損傷や劣化が、今まで経験したことのないスピードで起きることだ> と警鐘を鳴らす。

 では、どうするのか?
 <今回のような大惨事を防ぐためには、新規建設を抑えてでも、維持管理に十分な予算を投じられるよう、社会の仕組みを改めていく必要がある> という提言、<「今まで起きていないから、これからも大丈夫だろう」という姿勢は、もはや通用しない> という判断に素直に共感を覚える。

 時はあたかも、都知事選・衆院選のダブル選挙だ。市民・国民の "生命と安全" に優しい視線を向ける真っ当な政治家たちを選びたい......。

 ネットを駆使した "アマゾン" などの "ネット通販" は、確かに "便利(convenience)" なことこの上ない。昨今では、配送料・配送待ち時間も極小化されて好感度を高めているので、近々、街中の道路が宅配便トラックで埋め尽くされるのではなかろうか......、と余計な心配をしたりもする。

 しかし、こうした趨勢に一抹の懸念を感じないこともない。つまり "ネット通販" などの "便利(convenience)" さは決してオールマイティなんぞではなく、"一局面" の出来事だということ。
 もし、その"一局面" の "便利(convenience)" さのために、他の諸々の "便利(convenience)" さが損なわれるとするならば、それは考えもの! なのかもしれない......、と。

 現に、"ネット通販" に縁のない方々も少なくない。配送料・配送待ち時間に問題アリの地域もあろう。対象商品(生鮮食料品etc.)の制約もある......。
 考えてみれば、"ネット通販" で賄えるモノの方が "限られている" と見るべきであろう。
 生活必需品の調達へのニーズを埋めているのは、地域に立脚した "リアル" 商店街やサービス機関であることは、言うまでもなく昔ながら変わらない。

 こうした実情の中で、"コンビニ(convenience store)" は、"地域のニーズ" に "寄り添い" ながらサバイバルしつつ、今や、"社会インフラ化" 水準にまで至ったと言われる。
 しかし、その一方で "飽和が近い" と囁かれはじめたのも事実。

 下記引用サイト記事:ブログ:「飽和の壁」破るか、コンビニ移動販売/REUTERS/2012.11.29 は、こうした文脈にある "コンビニ" が、持ち前の地域 "寄り添い" 姿勢を活かして、"コンビニ移動販売車" というニューモードへと歩を進めたという話題なのである。

 "高齢者の買い物" がどんなに骨の折れること! か、そして、いつまでも続けられない "高齢ドライバー"! しかも、全国各地にこうしたシビァな "高齢化" 状況が広がって行くことを考えると、この "コンビニ移動販売車" というニューモードは、自治体が補助金を出しても良いくらいの "社会的貢献度!" がありそうにも見える......。

 "痛ましい事故" が発生した。
 詳細は、下記引用サイト記事:【 引用記事 1 】天井板のつり下げ部位に異常か/NHK NEWS WEB/2012.12.02【 引用記事 2 】天井板崩落 トンネルの構造は/NHK NEWS WEB/2012.12.02【 引用記事 3 】 崩落事故 "複数の遺体を発見"/NHK NEWS WEB/2012.12.02 のとおりで、現在もなお "確認作業" が進められている。( <二次災害のおそれがあるため、重機を使った本格的な救助作業ができない状態で、警察と中日本高速道路と共に現場の確認作業>を進めている状態 )

 "事故原因" などはまだ分かっていないが、やはり気になったのはこの "中央自動車道/笹子トンネル" の "古さ" だ。<笹子トンネルが完成した昭和52年ごろ>というから、"経過年数" は "35年" ということになる。
 トンネルの形式としては、今回の形式のものは<現在は一部のトンネルにしか残っていない>とあるから、やはり "古さ" に目を向けることは意味がありそうな気がする。
 <天井板は、1枚当たりの幅が5メートル、奥行きが1.2メートル、厚さ8センチのコンクリート製の板で、1枚当たりの重さは1トン余りある>だそうであり、今回はそれらが<数十枚の単位で落下>したというのだから、こうした可能性もある(あった!) "構造" 自体に対して恐ろしさを禁じえない。
 地震が多発しているだけに、"耐震強度" が気になる。そして、この懸念と併せて、全国各地の "老朽化" した公共施設の危険性! についても俄かに気になりはじめる......。

 "地震" とは "断層活動" のことであり、"活断層" とは、"最近の時代まで活動しており,将来も活動する可能性のある断層" となれば、どう考えたってその真上/近辺にナーバスでしかない "原発" が立地されていたとなると、誰だって不安が昂じる
 また、もしそうだったとしたら、その事実もさることながら、国の指針でも認めていないそうした立地判断を軽々しく下して来た国や電力企業の "原発建設" への無神経さに身も凍る思いとなる。わたしだけではなく、大多数の国民が......。

 "3.11" という未曾有の大悲劇をまざまざと経験してしまった国民が、今、"原発いらない!" と叫び、"脱原発!卒原発!" という意思表示をしようとしているのは、積りに積もったこうした "原発行政" への "不信!" ということではないかと思う。

 すると、すぐに、"パブロフの条件反射" さながらに、あるいは "怠惰丸出し" に、「じゃあ、代替エネルギーはどうするの?」とか「経済活動が委縮するのはかまわないの?」と愚問を発する人がいる。
 そうした人に尋ねたいのは、"代替エネルギー" とか "経済活動" とかを心配できるのは、現状の "取りあえずの疑似安定" があってのことでしょ!? 二番手、あるいはそれ以上の "核汚染"(決して杞憂ではない!)が発生してもなお、同じ愚問を発し続けられますか? と。
 "3.11" が冷徹にに投げかけた事実とは、"可能性が否定できない事態" は "起こり得る! あり得る!" ということではなかったのか、と案じる。

 今、深まっている時代の緊張とは、"そんなことはあり得ない" という根拠無き盲信が、ドミノ倒しのように次々と粉砕されている危機的流れのはず......。
 下記引用サイト記事:【 引用記事 1 】「敦賀原発で規制委が断層調査へ」/NHK NEWS WEB/2012.12.0/ 【 引用記事 2 】「大飯原発の断層調査"途中で結論も"」/NHK NEWS WEB/2012.11.28 は、謙虚な姿勢で近未来を危ぶむ "聡明な報道" だと思う。

 もはや、"責任" に関して "鈍感!" な者たちの "言いっ放し" に引き摺られてはならないと肝に銘じたい......。

 "セキュリティ" 問題が危ぶまれる割には、種々の "パスワード" に関して横着となっているのが実情かと思われる。
 かく言う自分も、ウェブ・アプリの "パスワード" 入力ウィザード画面を前にしてイライラ、オロオロした覚えが無いではない。結局、予想外の時間を費やし、当初の作業意欲が腰折れとなったりしたことも......。
 アプリの数が一つや二つ位ならば記憶していて当然だが、数多くなると、どれがどれであったかまで覚えておくのは難しい。記録しておけば良さそうなものだが、そうした "メモ" をPC上に残しておくこと自体が、昨今では危ない気がしないでもない。PC外の紙のメモ帳に記録しておくのが正解だろうが、それが煩わしく思えてしまう......。

 こんな "ものぐさ" 者にとって "お誂え向き" かと思えるのが、下記引用サイト記事:パスワードを代わりに覚えてくれるスマートなソフト/WIRED/2012.11.27 である<「パスワードマネージャー」>だ。

 <ユーザーがこれまでブラウザー上でログインしてきた、さまざまなウェブサイトのIDとパスワードを覚えていてくれるツールである。そのすべてを束ねるひとつのマスターパスワードを最初に入力するだけで、それ以降どのウェブサイトを訪れても、各サイト固有のログイン情報をパスワードマネージャーが自動的に入力してくれる> とある。

 TREND MICRO パスワードマネージャー 無料版 を覗いてみると、<5つまでのIDとパスワードを期間制限なしにご利用いただけます>とある。
 <詳しい使い方>を覗けば、概要は了解できる。
 ただし、<全てのwebサイトに対応しているわけではありません/(ブラウザの機能で保存されているID/パスワードをパスワードマネージャーへ取り込む "データインポート" に関しては)Google Chromeにおいてはブラウザを閉じる必要があります。Mozilla Firefoxには対応しておりません> といった制限もあるので注意が必要だ。

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