"海外通販" で苦い思いをした人は少なくないはずだ。自分も、まさか!と思うような "いかさま!" で地団太を踏むことがあった。
とあるソフト・ツールが "手頃な価格設定" であったものだから、ついつい手を出してしまったら、トンデモナイ中身だったのだ。
それからというもの、"二点" について意を傾けるようにしている。
一点は、"手頃な価格設定" ! トンデモナク安ければ、自ずから疑問が伴い、やがて警戒心が促されるので失敗は避けられる。"手頃な価格設定" ! という狡猾さに気をつけなければならないわけだ。
もう一点は、"海外通販" というものは、万が一騙されても、"諦められる金額" の程度で済ましておくこと。
国内業者であれば、その気になるならその不正を "徹底的に追及" して、矛を収めることもできようが、"海外" となると、"徹底的に追及" しようとするとアホくさいほどの手間が掛かってしまい、何をしているのだか分からないことになりかねない。
諦めた方が軽傷で済むこともありそうだ。だから、最悪に備えて、"諦められる金額" の程度の買い物にとどめておく、ということ。
しかし、次の画像のような "価格水準" だと "諦め切れる" だろうか?
いずれも "諦め切れる" ような金額をはるかに上回っているのではなかろうか......。
下記記事サイトの "いかさま広告"! の部分
確かに、警戒心が刺激されるほどの安さではなく、言ってみれば"手頃な価格設定" であり、ここが実に狡猾なところだと思われる。
下記引用サイト記事:「SIMフリー」スマホの海外通販に注意/NHK生活ブログ/2012.12.26 は、消費者庁が、こうした狡猾な "海外通販" サイトを名指しで指摘して、注意を呼び掛けているもの。
すでに当該サイトにはアクセス不能となっているが、いつも、"いかさまの蔓延と進化(?)" は驚くほどに早いので注意したい......。
「SIMフリー」スマホの海外通販に注意/NHK生活ブログ/2012.12.26
「SIM(シム)フリー」と呼ばれるスマートフォンを知っていますか?通信会社を問わずに使えるもので、日本でも一部で人気を集めています。この「SIMフリー」のスマートフォンを海外から取り寄せる通信販売をめぐってトラブルが相次ぎ、消費者庁が注意を呼びかけています。
【「SIMフリー」スマホとは】
スマートフォンは、契約している通信会社から渡される「SIMカード」と呼ばれるICカードを差し込むことで、通信ができるようになります。日本では、契約している通信会社の機種でしか通信できないよう、スマートフォンの本体側に制限がかけられている「SIMロック」の状態が一般的です。この場合、別の通信会社のスマートフォンを気に入って本体だけを手に入れ、今使っている機種から新たな機種へ「SIMカード」を差し替えても通信はできません。
一方、海外では、スマートフォンは本体側の制限はなく、ロックを解除してある「SIMフリー」の状態が一般的です。どの通信会社の「SIMカード」を差し込んでも通信できるので、日本でも一部で人気を集めています。【消費者庁が注意喚起】
「SIMフリー」のスマートフォンは、輸入され店頭で販売されているケースもありますが、海外から通信販売で取り寄せることもできます。
12月14日、消費者庁はこの通信販売をめぐってトラブルが相次いでいるとして、消費者安全法に基づいて業者の名前を公表して注意を呼びかけました。消費者庁が名前を公表したのは、ホームーページ上では香港にあるとされ、「SKS Telecom」と記載されている業者です。
この業者は、国内では手に入りにくい商品を香港やタイから発送するなどとホームページに掲載していましたが、11月以降、「代金を支払ったのに商品が届かない」などのトラブルの相談が23件寄せられているということです。消費者庁が調査したところ、ホームページに掲載されている住所に郵便物は届かず、電話もつながらなかったということです。 消費者庁は、通信販売には実体がないと強く疑われるとしています。
【海外通販の注意点は】
消費者庁によりますと、トラブルにあった人は、「ホームページには取引に関する詳細な記述があったほか、作り込まれていて完成度が高く、見栄えもよいので信用してしまった」と話していたということです。また、値段も相場よりやや安いくらいに設定されていたため、信ぴょう性が高まっていたということです。
店頭販売と違い、通信販売にはリスクがあります。消費者庁は、「前払いの通信販売はトラブルになるおそれがあり、ホームページの情報もうのみにしないよう注意が必要だ。不審な点があれば消費生活センターや警察に相談してほしい」と呼びかけています。
※最寄りの消費生活センターにつながる消費者ホットラインは、0570-064-370です。
投稿者:三瓶佑樹
とにかく、"いかさま" のプロフェッショナルたちは、日夜、その"狡猾さに磨きをかけている" のだから、丸腰の凡人としては中途半端な欲をかかないほうが無難なのかもしれない...... (2012.12.27)
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