きっと、もうすぐ訪れるクリスマスを待ち焦がれていたはずの "小学生の子どもたち20人" もが、"何の理由もなく!"、惨過ぎるかたちで "銃殺" された。
"銃社会の米国" では、こうした事件が頻発しているが、今回の悲惨な事件は、人々を "銃社会 NO !" へと立ち上がらせるのであろうか?
"自ら防衛するため" という言い訳の下に是認されている"銃社会" は、余りにも多大な犠牲を払い過ぎてはいないか!
こうした 銃社会" を続けようとする "古色蒼然とした保守的価値観"( 共和党 ?! )は、良い悪いの判断を超えて "犠牲が大き過ぎる!" という点において再考されるべきであろう。
考えてみると、"古色蒼然とした保守的価値観"( 共和党 ?! )は、激変している時代環境の諸々を、過去からの "狭隘な信念(?)" に押し込めてしまおう、瞬間冷凍させてしまおうとするその "硬直性" に最大の "ムリ" があると思われる。
しかも、"未来の象徴" である子どもたちが、その過去からの "狭隘な信念(?)" によって "犠牲!" とされるのであれば、決してヒューマンな価値観だとは言えない......。
【 引用記事 1 】
米小学校乱射:子供20人射殺、校長ら6人も...容疑者自殺/毎日jp/2012.12.15
【ニュータウン(米東部コネティカット州)草野和彦、小坂大、ワシントン白戸圭一】米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で14日午前(日本時間同日夜)、男が校舎に侵入し銃を乱射した。地元警察によると、子供20人と学校長を含む教職員6人の計26人が死亡、少なくとも教員1人が負傷した。校内で自殺したとみられる容疑者の男の遺体が見つかった。死者の大半が10歳未満の子供だったことから米社会に衝撃が広がっている。
米メディアによると、男は地元出身のアダム・ランザ容疑者(20)。容疑者の母親は以前、この学校の教師だったという情報がある。母親は同日、ニュータウン市内の自宅で、銃で顔を撃たれ死亡しているのが見つかった。乱射事件の犠牲者の多くが教室で見つかっており、地元警察は、容疑者が母親を殺害後、母親の元勤務先で銃を乱射したとみている。
地元警察によると、現地時間14日午前9時41分(日本時間同日午後11時41分)に同校から通報を受けた警官隊が校内に突入。子供18人と校長ら大人6人の遺体を発見した。子供2人は病院に搬送後に死亡が確認された。容疑者は二つの教室で集中的に銃を乱射したとみられる。
容疑者は防弾チョッキを着用。遺体の近くから事件に使用したとみられる自動式拳銃2丁が見つかった。容疑者が同校に乗り付けた車からライフル銃も見つかった。いずれも母親名義の合法的な銃との情報もある。
ニュータウンはニューヨーク市の北東約130キロの人口約2万7000人の小さな町で、同校には幼稚園児から小学4年生までの約450人が通学している。
ニューヨークの日本総領事館によると、同校には少なくとも5人の日本人が通学しているが、いずれも無事を確認した。
【 引用記事 2 】
米小学校銃乱射:オバマ大統領 涙を浮かべ犯行を非難/毎日jp/2012.12.15
「胸が張り裂ける思いだ」。多数の小学生らが犠牲となった米コネティカット州の銃乱射事件について14日、声明を発表したオバマ大統領は、目を真っ赤にして涙を浮かべ「憎むべき犯行」を非難。2人の娘を持つ父親として「政治は度外視し、再発防止に有意義な行動を起こす」と宣言した。
ホワイトハウスの記者室に姿を現したオバマ氏は、落ち着いた表情で声明を読み上げ始めたが「5歳から10歳の美しい子どもたちが犠牲になった」と語ると声を詰まらせ、指で何度も涙をぬぐった。(共同)
どこの国にも、激変する現在と未来とを直視できずに、化石化した過去の思いに引き摺られる人々がいるものだ。
総選挙・都知事選の投票に当たっても、こうした点を吟味した上での判断をしたいものである...... (2012.12.16)
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