この一ヶ月、"毎日10km以上走行" を "日課" とし、ようやく "300km 走破 !?" を成し遂げた。"走破 !?" というほどのことでないのは承知。また、公表することでもないが、まあ、ひとつの記念メモとしてブログ記載に及んだわけだ。
ただ、お陰で、"3k減量!" の上に、ウエストが "2~3cm" スッキリ、おまけに "頬" が幾分削ぎ落ちた感じ......。
これまで、10年以上も "1時間ウォーキング" を継続してきた自分であるが、どうもマンネリ気味となってきていた。確かに、歩くことが億劫になるというワーストな状態は免れてきたが、かといって、目に見えるダイエット効果があったわけではないし、いわんや、体力維持増強の面で自覚的効果があったとも思えない......。
そんな時、何からであったか、気になる言葉が心に突き刺さった。
「止まれば、終わる......」
という言葉であった。
この言葉は、自分のような "加齢" を意識している者のみならず、過酷な時代環境によって四六時中 "足元を脅かされている同世代人" にとって、妙に共鳴する言葉であるに違いない。
脳活動を含めた人の身体は、まさに「止まれば、終わる......」宿命にあるようだ。筋肉は、使わなければメキメキと衰えるものだし、頭脳も心も負荷を与え続けなければ "フラット" という虚無に滑り込んで行く。つまり、人という有機体は、止まれば、終わる存在以外ではないわけだ。
何が、"チャリンコ"/自転車に目を向けさせたのかは定かではなかったが、「止まれば、終わる......」という暗示的な言葉が、"チャリンコ"/自転車を強く連想させたのではなかったか、という思いがある。―― NHK BS TV 番組「にっぽん縦断 こころ旅」の "火野正平"(ちなみに同世代)の影響がなかったとは言えない...... ――
現在、使っている "チャリンコ" は、いわゆる "クロス・バイク" と呼ばれる種類であり、上記画像のような形状である。―― 上記画像そのものを使っているのではなく、今はこうした形状の年代物(10年落ち)に甘んじている。その内にこれに乗り換えたいと...... ――
"クロス・バイク" に乗るにはそれなりの "根拠" があったりする。この形状の "チャリンコ" は、脚部のみならず上半身の筋肉にも負荷を与えるため良い "全身運動" となるのだ。
その分、全身を "筋肉質" に変えて、"基礎代謝量" を高めるために "ダイエット効果" が奏功するということにも繋がるらしい。いや、現にその体験をしつつある......。
若い頃には、"ドロップ・ハンドル" の "ロード・バイク" に乗っていたこともあるので、"チャリンコ" は整備次第で乗り心地がまるで異なることは知っていた。が、それを忘れてか、今回のトライアルの当初には、腿がパンパンとなるどころか、腰までぎっくり腰もどきの痛みまで呼び寄せることになってしまった。
ママチャリでは気にすることがない "サドルの高さ/前後位置が決め手" となるのである。そのほかにもいろいろと整備する箇所があり、相応の装備も必要となる。
タイヤの空気圧、ぺダリング作動部分への注油、安全走行のためのヘルメット、右側バック・ミラーなどなど。そして、走ることの動機づけとなる "サイクルコンピューター"(デジタル式の走行距離カウンター。1000円代で入手可能)もあったに越したことはない。
自転車を好むヨーロッパでは、高齢者でも平気で何十キロも走ると言われているが、健康のためにはクルマを頼るのではなく "チャリンコ" こそ愛用すべきだと思われる。
今、密かに目標としているのは、"年間4000km" の走破である。"毎日10km以上走行" を継続すれば不可能な目標ではない...... (2012.12.09)
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