"配送" が速いことで人気を集めた Amazon に、通販業他社も刺激を受けたように昨今では一様に"配送" が速くなっている。
"地元の店舗" での買い物をも "駆逐" して、ショッピングを一手に引き受けてしまおうとする通販業社としては、まさに"配送" の速さこそが最重要課題であるの違いなかろう。
その Amazon は、倉庫ロボットを駆使した倉庫自動システム を革新することで、さらに効率的な "物流" を達成しようとしているという。
下記引用サイト記事:Amazonが買収した倉庫ロボットの自動システムが一体どれほどスゴイのかよくわかるムービー/Gigazine/2012.12.31 では、そのスゴさが手に取るようにわかる。
こうした情報もまた、Amazon への信頼感を醸成すると見なされているのであろう......。
Amazonが買収した倉庫ロボットの自動システムが一体どれほどスゴイのかよくわかるムービー/Gigazine/2012.12.31
Amazonが買収したKiva Systems社の倉庫内を自動で動き回るネットワークロボットの動く様子がYouTubeにアップされています。ロボットにはカメラとリアルタイム画像処理システムが搭載してあり、物流センター内を自律的に動く様子は、まるでSF映画を見ているようです。このシステムの導入によって、近い将来、Amazonの倉庫における作業のほとんどがロボットに置き換わってしまうかも知れません。
Warehouse Robots at Work - YouTube
まるでどこかのお掃除ロボットのような形のオレンジ色のロボットが、荷物を運んでいる様子。Amazon傘下のZapposや、米薬局大手のWalgreens、GAPなどは既にこのロボットを採用しているそうです。
指示された製品が収納されている棚を見つけるとその下にもぐり、作業員がいるところまでのルートを見つけ届けます。
動きも割と素早い感じでスイスイ。
アップで見るとこんな感じ。再充電に必要な1時間あたり5分の時間を、適切なタイミングで見つけ出すことも可能。
これらのロボットはそれぞれが独立的に動いているのではなく、ネットワーク化によってトラフィック制御されているため、ぶつかることはありません。また、ロボットたちは運搬作業を通して適応化され、例えば人気製品は近場に、そうでないものは部屋の奥に置いてくるなどの機能もあるとのこと。
エレベーターを使って上の階に。
人間の手が全くかからないというわけではありませんが、作業のほとんどをこのロボットによって自動化できるため、作業は効率化され、最終的には人件費などの経費の削減も可能。
床にはこのようなバーコードが埋めてあり......
これを読みながら、人間のところに荷物を持ってくるというわけ。ただ運ぶだけでなく、棚を持ち上げることもできます。
このロボットを使用することで、作業効率は2~4倍となり、また人間ではないので照明や空調が不要となり、マンパワーが主な倉庫と比べて50%もの経費削減が可能になるようです。
Amazonでは多種多様な商品を巨大な倉庫内で管理していますが、これらの荷物をマンパワーで処理するには相当なコストがかかっているものと思われます。このロボットを導入することにより、経費は大幅に削減されそうで、さらには効率化によって顧客への商品到着がよりスピードを獲得するかも知れません。
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
こうなってくると、街中を走り回る"配送業者" たちが今度はせっつかれる番となる...... (2013.01.03)
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