何だか、実感が追いつかないような華々しい "株価" の市場展開が繰り広げられている。
下記引用サイト記事/【 引用記事 1 】:NY株、終値でも史上最高値 世界同時株高の様相/【共同通信】/2013.03.06 【 引用記事 2 】:日経平均続伸、1万1932円に リーマン・ショック後の高値更新/【共同通信】/2013.03.06 が報じるところでは、
<ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が史上最高値/ 欧州でもロンドンやフランクフルト市場、東京市場も高値水準で、世界同時株高の様相を呈している> とある。
こうした展開の背景には、以下のような事情があったとか......。
<景気回復基調が続く中でも、FRB(米連邦準備理事会)は金融緩和を継続するとの期待が世界的な同時株価の背景であり、一部では「バーナンキ・ブースト」と呼ばれている。 ...... 世界経済の中心である米国で金融緩和が継続するとの安心感は世界のマーケットに波及。>( 「バーナンキブースト」が日本株にも波及、円安補助なく高値更新/REUTERS/2013.03.06 )
とにかく、"世界同時株高の様相" の背後には、世界同時 "金融緩和" と "カネ余り" 状況とが控えているわけだ......。
【 引用記事 1 】
NY株、終値でも史上最高値 世界同時株高の様相/【共同通信】/2013.03.06
【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は世界的な景気回復期待で続伸し、前日比125・95ドル高の1万4253・77ドルで取引を終えた。2007年10月9日に記録した終値の史上最高値(1万4164・53ドル)を約5年5カ月ぶりに更新した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は42・10ポイント高の3224・13。こちらは00年11月以来、約12年4カ月ぶりの高値だった。この日は欧州でもロンドンやフランクフルト市場がともに約5年2カ月ぶりの高値。これに先立つ東京市場も約4年5カ月ぶりの高値水準で、世界同時株高の様相を呈している。
【 引用記事 2 】
日経平均続伸、1万1932円に リーマン・ショック後の高値更新/【共同通信】/2013.03.06
6日の東京株式市場は、世界経済の回復期待から前日の米ダウ工業株30種平均が史上最高値をつけたことを好感し、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。終値は前日比248円82銭高の1万1932円27銭となった。約4年5カ月ぶりに1万1900円台を回復し、リーマン・ショック後の高値を連日で更新した。
米株高のほか、欧州株式市場も値上がりしたことを背景に、取引開始直後から輸出関連株など幅広い銘柄が買われた。
午前は、高値警戒感から利益確定売りに押される場面もあったが、午後に入るとアジア株が堅調に推移し、新たな買い材料となった。
世界経済、国内経済を問わず、現状を冷静に見るならば、"期待が先行" することによって "株高" 状況が作り出されていることに変わりはない。"実態/業績" の今後の展開が待たれるところであろう...... (2013.03.07)
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