やはり、ただ事ではない福島第一原発 "放射性汚染水" の "水漏れ" 事故の問題についてである。
昨日も、呆れ返って次のように苦言を呈させてもらった。
<率直な感想を言えば、これでよくも国の経済を担う "電力事業" がやってられるものだと "大きな疑問符" 以外ではない。この経済社会の "競争原理" をそのまま当てはめるなら、とっくに消滅していたはずであろう。>( 福島第一原発の廃炉作業!事故から2年たった今もトラブル相次ぐ!IAEAの検証提言は?( 当誌 2013.04.10 ) )
事態は、"貯水槽" の "設計・施工ミスの可能性" という、それこそ、この種のジャンルでは絶対にあってはならない不祥事にまで言及されている。
<水漏れが確認されたのは3カ所目で、設計・施工ミスの可能性が高まった ...... 福島県は東電の担当者を呼び「対策が場当たり的だ」と批判した>( 原発汚染水、移送先貯水槽も漏れ 設計・施工ミスの可能性 )
そして、当然と言えば当然の対応が、漸く "原子力規制委員会" や "政府/経済産業相" から現れた模様である。
下記引用サイト記事 【 引用記事 1 】: 汚染水、規制委が検査官増員へ 東電への監視強化/【共同通信】/2013.04.10-12:41 では、
<原子力規制委員会(田中俊一委員長)は10日、定例会合を開き、現在8人で対応している現地の検査官を増員するなど東電への監視を強化する方針を決めた/ 3月から使用済み核燃料プールの冷却停止などトラブルが相次いでいることについては「遺憾という言葉では言えないものがある」と批判> と報じている。
また、下記引用サイト記事 【 引用記事 2 】: 原発汚染水漏れ、移送先でも検出 経産相「貯水槽使用中止を」/【共同通信】/2013.04.10-14:51 では、
<茂木敏充経済産業相は10日の衆院経済産業委員会で「最終的には汚染水をためる場所として使わない」と述べ、計7カ所ある地下貯水槽の使用をできるだけ早くやめる方針を示した> と......。
【 引用記事 1 】
汚染水、規制委が検査官増員へ 東電への監視強化/【共同通信】/2013.04.10-12:41
東京電力福島第1原発の地下貯水槽から汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会(田中俊一委員長)は10日、定例会合を開き、現在8人で対応している現地の検査官を増員するなど東電への監視を強化する方針を決めた。田中委員長は「(規制委の)第1原発での対応要員が相当不足している」と述べた。
検査官の増員の規模は今後決める。
会合で田中委員長は「汚染水の管理計画を作り直すことが大事だ」と述べた。3月から使用済み核燃料プールの冷却停止などトラブルが相次いでいることについては「遺憾という言葉では言えないものがある」と批判。対策を徹底するよう東電に求める方針を示した。
【 引用記事 2 】
原発汚染水漏れ、移送先でも検出 経産相「貯水槽使用中止を」/【共同通信】/2013.04.10-14:51
福島第1原発構内の地下貯水槽から相次いで汚染水が漏れた問題で、東京電力は10日、水の移送先となっていた1号貯水槽の防水シート外側で微量の放射性物質が検出されたことを明らかにした。東電は「汚染水が外部に漏えいしたか現時点で判断できない」としている。
茂木敏充経済産業相は10日の衆院経済産業委員会で「最終的には汚染水をためる場所として使わない」と述べ、計7カ所ある地下貯水槽の使用をできるだけ早くやめる方針を示した。
こうした事態を目の当たりにする時、とにかく、問題を引き起こしている当事者への "監視" の眼がいかにも "甘い!" と感ぜざるを得ない。これは、国民自身の問題点でもあるかと...... (2013.04.11)
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