中国鳥インフル新事実:"ヒトからヒト"?内陸部(河南省)に飛び火,全国に拡大する懸念!

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 中国の "H7N9型鳥インフル" の感染動向が相変わらず心配されている。
 もちろん、心配の中心となる点は、"パンデミック" への進行如何であろう。そして、その危惧に関わっているポイントとしては、

 (1) "ヒトからヒト" への感染 をもたらす "ウイルス変異" の有無、であり、
 (2) 感染の "地域的拡大" かと思われる。

 そうした懸念事項を踏まえると、下記引用サイト記事 【 引用記事 1 】:中国鳥インフル:「ヒトからヒト」?死亡女性の夫に感染/毎日jp/2013.04.13 / 【 引用記事 2 】:鳥インフル 河南省でも感染者確認/NHK NEWS WEB/2013.04.14-11:40 は、幾分、心配を逆撫でするような事実を伝えていることになる。

 【 引用記事 1 】では、<家族内で複数の感染者が確認されたのは初。ウイルスがヒトからヒトに感染した可能性も否定できず、衛生当局が感染経路の解明を進めている> とある。
 気になるのは、当該の夫婦が "同時感染" しているのではなくて、妻の感染から夫の感染までに一週間以上の時間差があることかもしれない......。厳密な解析が望まれる。

 【 引用記事 2 】で留意すべきは、<H7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染は、これまで中国東部の上海とその周辺地域に限られていましたが、13日首都・北京で初めて確認されたのに続き、新たに河南省でも感染が確認されたことで、中国政府は感染の拡大に警戒を強めています> という点であろう。つまり、"感染経路" が問題となるわけだが......。
 ところで、<北京市で7歳女児の感染が確認>された点に対しては、<ウイルス解析の結果、渡り鳥が媒介した可能性があるとの専門家の話>(【 引用記事 1 】)が付け添えられているが、この点が気になるところである。
 これまで感染源とされてきた "食肉用の鳥" だけではなく、"渡り鳥" もまた "疑われる" とするならば、感染拡大地域は一気に広がりかねないからである......。

【 引用記事 1 】

 中国鳥インフル:「ヒトからヒト」?死亡女性の夫に感染/毎日jp/2013.04.13

 【上海・隅俊之】中国上海市の衛生当局は13日市内の56歳男性が鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染しているのを確認したと発表した。男性の妻はインフルエンザの症状を訴えて死亡し、4日に感染が確認されていた家族内で複数の感染者が確認されたのは初。ウイルスがヒトからヒトに感染した可能性も否定できず、衛生当局が感染経路の解明を進めている

 男性は1日に発熱などの症状が出たが、5日の検査では陰性だった。症状が悪化して再度検査したところ、11日に陽性反応が出た。病院で治療中という。

 国家衛生・計画出産委員会と上海市は「夫が妻から感染したと判断するには不十分」と説明。新華社通信は、夫婦の自宅近くで鳥類が飼われており、感染のリスクがあったと伝えた。......

 一方、北京市で7歳女児の感染が確認されたことを受け、市当局は市場での生きた鳥の取引を禁止し、取り締まりを強化した。

 新華社通信は13日、ウイルス解析の結果、渡り鳥が媒介した可能性があるとの専門家の話を伝えた。

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

【 引用記事 2 】
 鳥インフル 河南省でも感染者確認/NHK NEWS WEB/2013.04.14-11:40

【 NEWS 動画より抜粋 】
 中国でヒトへの感染が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザウイルスが、14日、内陸部の河南省でも初めて感染が確認され、中国政府は感染の拡大に警戒を強めています。

 中国国営の新華社通信によりますと、感染が確認されたのは、いずれも河南省に住む34歳と65歳の2人の男性です。
 このうち河南省開封に住む34歳の男性は調理師で、今月6日に発熱などの症状を訴え、その後、重い肺炎となり、現在は、集中治療室で治療を受けているということです。
 一方、河南省周口に住む65歳の男性は農民で、今月8日に発熱などしたものの病院で治療を受け、現在、症状は落ち着いているということです。
 河南省は、これまで感染者が確認されていた安徽省に隣接していますが、感染者が確認されたのは今回が初めてです。
 H7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染は、これまで中国東部の上海とその周辺地域に限られていましたが、13日首都・北京で初めて確認されたのに続き、新たに河南省でも感染が確認されたことで、中国政府は感染の拡大に警戒を強めています
 中国でH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確認された人の数は合わせて51人となり、このうち11人が死亡しています。


 現時点では、"世界保健機関(WHO)" も "ヒトからヒト" への感染の事実を否定している。
 ただ、"渡り鳥" も "感染源" だと見なされるならば、その感染拡大が大いに警戒されなければならないかと思われる...... (2013.04.15)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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