"住宅メーカーの研究所" による調査だから、その調査意図は分かる気がするが、さてさて、この調査結果をご当人たちは "どう解釈するのが妥当かな?" などと考えてしまう。
下記引用サイト記事:定年後の夫婦 1人の時間重視の傾向/NHK NEWS WEB/2013.05.06 が報じるところの
<定年後の暮らし方について、「夫婦が一緒の時間」より「夫婦それぞれが1人になれる時間」を重視する人が多く、特に女性は1人の時間を重視する傾向が強いという調査結果> の事なのである。
いや、そもそも "どう解釈するのが妥当かな?" などとそんなことを考えるのは "昔風亭主たちだけ" なのかもしれない。"女房方" にとっては、こうした調査結果は、何の不思議もない当然の事実に違いなかろう......。
それに対して、"昔風亭主たち" にとっては、"大義名分(?)" があったればこそ、"義理チョコ" ならぬ "義理ケア" も途絶えなかったという "道理" が、スンナリとは "呑み込めない" のかもしれない......。
世の中には、"定年後" の "熟年離婚" といったシビァな社会現象とて存在する厳しい現実を、長らく "社畜(?)" として飼い慣らされてきた "昔風亭主たち" には、呑み込もうにも "呑み込めない" というわけなのであろう......。
時代は、商品にせよ、サービスにせよ、そして情報にせよ、"溢れ返っている"。身体がいくつあっても足りないほどに "自由時間への切迫感" が刺激されているに違いない。
さんざん、自分の時間を "昔風亭主たち" によって潰されてきた "女房方" にとって、「さぁ、これからは、"お一人様" 時間志向でやらなきゃ!」と我に返ったりするのは、無理もない話なのかもしれない......。
定年後の夫婦 1人の時間重視の傾向/NHK NEWS WEB/2013.05.06
定年後の暮らし方について、「夫婦が一緒の時間」より「夫婦それぞれが1人になれる時間」を重視する人が多く、特に女性は1人の時間を重視する傾向が強いという調査結果を、民間の研究所がまとめました。
この調査は、住宅メーカーの研究所が去年7月に、55歳以上の男女およそ1200人を対象にインターネットを通じて行いました。
それによりますと、定年後夫婦が仲よく暮らすために、「夫婦一緒の時間を持つ」のと「1人の時間を持つ」のと、どちらを重視するか尋ねたところ、「1人の時間」と答えた人が59%、「どちらとも言えない」が22%、「夫婦一緒の時間」が20%でした。
特に女性では、「1人の時間」を重視する人が74%に上りました。
また、定年後に楽しむ趣味についても、「夫婦別々の趣味がよい」が67%、「どちらとも言えない」が20%、「夫婦一緒の趣味がよい」が13%で、それぞれが好きな趣味を楽しみたいという傾向がうかがえました。
調査した住環境研究所の嘉規智織主任研究員は、「友達夫婦と言われる対等な夫婦関係を築いてきた団塊の世代が、高齢化を迎えている。1人の時間を確保したいという意識は強まっており、家の中に夫婦それぞれの居場所を持つことが重視されるようになると思う」と話していました。
<「夫婦一緒の時間」が20%/ 「夫婦一緒の趣味がよい」が13%> を羨むことはないが、できれば、そうしたご夫婦の半生記を覗かせてもらいたいとは思ったりする...... (2013.05.07)
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