"地球温暖化" によるものだと考えざるを得ない "世界の異常気象" は、もはや誰の眼にも明らかとなっている。
この日本での "異常気象" 現象も、あれこれの例示では済まないほどに全面化しているようであり、一年中の気象の各々がその異常さの程度を順次塗り替えているかに思われる。今年の梅雨のあり様とて、尋常なものとは思えない。
喫緊の "世界の異常気象" に目を向ければ、以下の二つのニュースがその過激さを物語っているのではなかろうか。
◆ 豪雨被害:インドで556人死亡 最終的には数千人にも/毎日jp/2013.06.22 - 16:32
◆ 洪水:カナダ・カルガリーで3人死亡、10万人避難/毎日jp/2013.06.22 - 16:31
これ以外にも、直ぐに思い起こされるのは、米国をはじめとして各地で発生している "巨大竜巻"( ex. 米オクラホマ州の州都オクラホマシティー近郊を5月31日夕に襲った大規模な竜巻 )であろう。多くの死者、負傷者発生という見過ごせない被害が起きている。
こうなると、誰もが、"地球温暖化" への対策は、もはや "待ったなし!" だと考える。 が、同時に、過去から続く "その挫折の経緯" を思い起こすに至り、その前で立ちすくむ......。
下記引用サイト記事:25日に気候変動対策発表=「地球規模の闘い主導」-米大統領/時事ドットコム/2013.06.23 - 07:22 は、こうした切羽詰まった状況にベストマッチするニュースであるに違いなかろう。
<オバマ米大統領は22日、気候変動問題に関する包括的な対応策を25日に発表することを明らかにした。二酸化炭素(CO 2)など温室効果ガスの排出量削減に向け、米国内の発電所に対する排出規制などが盛り込まれる見通し。短文投稿サイト「ツイッター」にアップしたメッセージ・ビデオの中で語った/ ビデオの中で大統領は、「二酸化炭素汚染を減らし、気候変動の影響に備え、地球規模の闘いを主導する国家的な計画を示したい」と表明/ 政権1期目は野党共和党の抵抗で包括的な地球温暖化対策法案の可決に失敗した経験を踏まえ、発表される対策は議会の承認が不要な大統領令に基づく措置が軸になるとみられる>
経済も絡む複雑な国際関係が展開している最中、悲観的な視点に引き摺られるならば、"地球規模での対策" の動向には"困難さ" が凌駕しそうに見えてしまうが、何とか "後戻りしない足場" が米国で形成されることを切に望みたい......。
25日に気候変動対策発表=「地球規模の闘い主導」-米大統領/時事ドットコム/2013.06.23 - 07:22
【ワシントン時事】オバマ米大統領は22日、気候変動問題に関する包括的な対応策を25日に発表することを明らかにした。二酸化炭素(CO 2)など温室効果ガスの排出量削減に向け、米国内の発電所に対する排出規制などが盛り込まれる見通し。短文投稿サイト「ツイッター」にアップしたメッセージ・ビデオの中で語った。
大統領は地球温暖化対策を、銃規制強化や移民制度改革と並ぶ2期目の重点課題と位置付けている。ビデオの中で大統領は、「二酸化炭素汚染を減らし、気候変動の影響に備え、地球規模の闘いを主導する国家的な計画を示したい」と表明した。
気候変動問題をめぐり、大統領はドイツ訪問中の19日に行った演説で、新たな国際的枠組みの確立に努める方針を表明した。政権1期目は野党共和党の抵抗で包括的な地球温暖化対策法案の可決に失敗した経験を踏まえ、発表される対策は議会の承認が不要な大統領令に基づく措置が軸になるとみられる。(2013/06/23-07:22)
"地球温暖化対策" という課題は、いつの間にか、"核軍縮" という課題と並んで、現代における "世界の二大緊急課題!" に登りつめてしまった。
"株高至上主義(?)" に向けて奔走しているだけかに見える日本の現政権は、何と "子供っぽく、小さく" 見えることか...... (2013.06.24)
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