3歳の男の子に母親の肺の一部を移植する生体肺移植手術開始!皆が成功を祈り見守る!

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 <"呼吸がしんどい"ということは、健康な人にはわからない、大変な苦しみです>( 下記引用サイト記事 【 引用記事 2 】:肺移植について/京大呼吸器外科 ) とある。
 まして、小さなわが子の "苦しむ" 姿を見る母親とあれば、自分の身以上に "苦しい" ものと想像される。代われるものならば代わってあげたい......、と母親は考えるものなのであろう。

 下記引用サイト記事 【 引用記事 1 】:岡山大 3歳児に生体肺移植開始/NHK NEWS WEB/2013.07.01 - 11:50 は、そんな "切ない状況" と、こうした状況に対して果敢に挑む医療現場とを見守る姿勢で報じている。

 <重い肺の病気の3歳の男の子に母親の肺の一部を移植する生体肺移植の手術が、岡山市の岡山大学病院で始まりました。3歳児に対する肺移植は国内では最年少のケース/ 生体肺移植では、通常、肺の「下葉」と呼ばれる部分が使われますが、男の子にはサイズが大きすぎて手術ができないため、病院では、肺の中で最も小さな「中葉」と呼ばれる部分を移植する新たな方法で手術を行い/ これまでの肺移植で使われてきた「下葉」とは血管の位置などが異なり、技術的に難しい手術になるということ> だという。

 <肺移植には大きな問題点もあります>( 下記引用サイト記事 【 引用記事 2 】)とされてはいるが、それ以前に、<技術的に難しい手術>が、医師たちの努力によって恙無く成功することを祈ってやまない......。

【 引用記事 1 】

 岡山大 3歳児に生体肺移植開始/NHK NEWS WEB/2013.07.01 - 11:50

 重い肺の病気の3歳の男の子に母親の肺の一部を移植する生体肺移植の手術が、岡山市の岡山大学病院で始まりました。
 3歳児に対する肺移植は国内では最年少のケースだということです。

 生体肺移植の手術を受けるのは、関西地方に住む3歳の男の子です。
 2年前に白血病の治療で骨髄移植を受けましたが、肺機能が低下して呼吸ができなくなる拒絶反応を起こしていて、移植以外に助かることが難しいため、岡山市の岡山大学病院で母親から肺の一部を移植する手術を行うことになりました
 手術は岡山大学病院の大藤剛宏医師を筆頭に30人態勢で行われ、1日午前10時すぎにまず母親から肺の一部を摘出する手術が始まりました。
 生体肺移植では、通常、肺の「下葉」と呼ばれる部分が使われますが、男の子にはサイズが大きすぎて手術ができないため、病院では、肺の中で最も小さな「中葉」と呼ばれる部分を移植する新たな方法で手術を行います
 これまでの肺移植で使われてきた「下葉」とは血管の位置などが異なり、技術的に難しい手術になるということで、手術が終わるのは1日夜遅くになる見込みです。
 3歳児に対する肺移植は国内では最年少のケースだということです。
 大藤医師は「今まで行ってきた肺移植の手術の中で最も難しい手術だが、成功すれば今まで助けることができなかった小さな子どもたちに光があたることになるため、何としても成功させたい」と話しています。

今回の肺移植の意義

 肺の中で最も小さい「中葉」と呼ばれる部分を使った今回の生体肺移植は重い肺の病気で苦しむ子どもやその家族にとって移植のチャンスを広げるものになると期待されています
 子どもへの肺移植には親などから肺の「下葉」と呼ばれる部分の提供を受けて生体肺移植を行う方法がありますが、体が小さい子どもにとって大き過ぎることが多く、移植ができないケースもあるということです。
 今回の移植は「下葉」よりも小さい「中葉」と呼ばれる部分を使うことで、こうした課題をクリアしようとするもので、技術的に難しいと言われるこの手術が成功すれば、小さな子どもたちの移植の選択肢が広がることにつながるとみられます。


【 引用記事 2 】
肺移植について
 "呼吸がしんどい"ということは、健康な人にはわからない、大変な苦しみです。お薬などの内科的治療を可能な限り行っても、病状が進行してしまう場合があります。余命が限られている重症な患者さんの命を救うことができるのが、肺移植です。傷んだ肺を取り除いて、そこにいい肺を移植するわけです。肺移植を受けると、呼吸が楽になり、健康な人と同じような生活を取り戻すことができるのです。
 しかしながら、肺移植には大きな問題点もあります。それは、自分のものではない肺が体の中に入るので、拒絶反応が起こってしまうことです。拒絶反応を抑えるために免疫抑制剤という薬を一生飲み続けなければなりません。免疫力が低下すると肺炎などの感染症が起こりやすくなってしまいます
 トロント大学のCooper先生らによって人間の肺移植が成功したのは、1983年のことです。すでに世界では、3万8千人もの患者さんが肺移植を受けています。一方、日本では、1998年に現京都大学呼吸器外科教授の伊達らによる岡山大学での生体肺移植が初めての成功例です。これまでに約240人の患者さんが日本国内で肺移植を受けています(平成24年1月現在)。......
肺移植について/京大呼吸器外科

 "iPS細胞" や "幹細胞" 使用の "再生医療" にが注目される昨今であるが、改めて "生体臓器移植" の重要さと、これに伴う "技術的難易度" という課題を知らされた思いがする。"手術" という技術的行為ばかりは、医師の手腕に依拠せざるを得ない ...... (2013.07.02)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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