ここ最近、当ブログでは、報道記事にコメントを添えて紹介するスタイルを採っている。もちろん、独自な視点で記事を選別しているのだが、"科学/医療分野" の記事になることが少なくない。
そんな中で、子どもたちの命が救われるという "医療記事" は、紹介の "し甲斐" がある。健全な共感を呼ぶことにもつながるし、書いている自分も、"ほっ"とさせられたり、"ほっこり"させられたりするからだ。
今回の記事は、今月のはじめに紹介した以下の記事の続報にあたる。
◆ 参照 3歳の男の子に母親の肺の一部を移植する生体肺移植手術開始!皆が成功を祈り見守る!(当誌 2013.07.02)
◆ 参照 生体肺移植(続報) 手術完了 男児の容体安定!少ない臓器提供の現実に"新たな突破口"!(当誌 2013.07.03)
下記引用サイト記事:肺移植の3歳児は順調に回復/NHK NEWS WEB/2013.07.22 - 19:34 によれば、
<今月初め、岡山大学病院で国内で最年少となる肺の一部を移植する手術を受けた3歳の男の子は、その後順調に回復し、早ければ来月にも退院する/ 3歳の男の子が、肺の中で最も小さい「中葉」と呼ばれる部分を母親から移植する新たな方法による手術を受けました/ 手術から22日で3週間、男の子は移植した肺で自力で呼吸するなど順調に回復し、今では病院食だけでなくたこ焼きなどの好物も食べられるようになった/ ベッドの上で起き上がって大好きな新幹線のおもちゃで遊ぶこともできるようになった> という。
<大好きな新幹線のおもちゃで遊ぶ> とは、何とも愛らしいかぎりだ。まだまだ、この子には厳しい "ハンディ" が付きまとうことになるようであるが、精一杯、生きて欲しい......。
肺移植の3歳児は順調に回復/NHK NEWS WEB/2013.07.22 - 19:34
今月初め、岡山大学病院で国内で最年少となる肺の一部を移植する手術を受けた3歳の男の子は、その後順調に回復し、早ければ来月にも退院することが分かりました。
今月1日、岡山市の岡山大学病院で、白血病の治療の影響で肺の機能が低下していた、関西地方に住む3歳の男の子が、肺の中で最も小さい「中葉」と呼ばれる部分を母親から移植する新たな方法による手術を受けました。
3歳での肺の移植手術は国内では最年少となるということです。病院によりますと、男の子は手術後から病院の集中治療室に入って、移植の拒絶反応を抑えるための治療などを続けています。
手術から22日で3週間がたちましたが、男の子は移植した肺で自力で呼吸するなど順調に回復し、今では病院食だけでなくたこ焼きなどの好物も食べられるようになったということです。また、ベッドの上で起き上がって大好きな新幹線のおもちゃで遊ぶこともできるようになったということです。
病院によりますと、男の子は今月25日には一般の病棟に移って退院に向けたリハビリを始め、早ければ来月にも退院する予定です。手術に当たった岡山大学病院の大藤剛宏医師は「手術後は大きな体調の変化もなく安定していて、想定どおりの回復ぶりです。退院して普通の子と同じ生活ができるようになるまでサポートを続けたい」と話しています。
この荒れた世間では、"命を蔑ろにしたり、粗末にしたり" する様々な事件が繰り広げられている。それらにばかり目を向けていると、この世間を疎ましく感じることになりかねない......。
目を背けたくなる残念な事件だけに目を奪われず、"生きることの貴重さ!" に気づかせてくれる事実にしっかりと目を向けてゆきたいものだ...... (2013.07.24)
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