汚染水漏れ問題がモグラ叩き状態で続く!作業員被ばくか?! タンクの腐食!井戸汚染!

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 相変わらず、東電福島第1原発の "汚染水漏れ" 問題が続き、ほとんど "モグラ叩き" の状態となっている。

 その一つが、下記引用サイト記事 【 引用記事 1 】福島第1原発、作業員6人が汚染水浴びる=東電/REUTERS/2013.10.09 - 14:38 である。

 <現場にいた作業員6人が汚染水を浴びた/ ストロンチウム90などベータ線を含む放射性物質が1リットル当たり3700万ベクレル含まれていた。今回漏れた水も、同レベルの放射性物質が含まれるとみられる

 "人為的なミス" と見なされているものの、複数作業員が高濃度の放射性物質による "被ばく" の可能性が懸念されている見過ごせない状況だ。

 二番目の問題は、下記引用サイト記事 【 引用記事 2 】汚染水漏れ 腐食の隙間からか/NHK NEWS WEB/2013.10.09 - 04:51 が伝えるものであり、"汚染水タンク" に関する "杜撰な設計(?!)" へと注意を向けさせるものだと言わざるを得ないようだ。( ◆ 参照 汚染水漏れ「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言!漏れは"関係者の口"からも!?( 当誌 2013.08.26 )

 <東京電力福島第一原子力発電所でタンクから300トン余りの汚染水が漏れた問題で、タンクの底のボルトを通す穴の2か所で、幅3ミリ程度の隙間ができていたことが分かりました。
 東京電力は、腐食が進んで隙間ができ、汚染水が漏れたとみてボルトでつなぐタイプのタンクをできるだけ早く別のタイプに替えたいとしています

 <福島第一原発には鋼鉄製の板どうしをボルトでつなぐタイプのタンクが300基余りあり、これらのタンクでは、同じようなトラブルが起きるおそれがあるとして、東京電力はボルトを使用せず、溶接するタイプのタンクにできるだけ早く替えたいとしています

 そして、三番目の問題は、下記引用サイト記事 【 引用記事 3 】福島汚染水:井戸から23万ベクレルの放射性物質を検出/毎日新聞/2013.10.08 - 12:47 が報じるもので、"地下水(=井戸)" はそのコントロールが難しいと考えられるだけに、かなり厄介な問題かと思われる。

 <東京電力は8日、タンクの北約20メートルの観測用井戸で、6日に採取した地下水1リットル当たり23万ベクレルの放射性物質トリチウムを検出したと発表した。300トンが漏れたのが8月19日に発覚し、調査を始めた9月8日以降で最高値

 問題視されるこうした現象がいまだにぞろぞろと発覚する事態を目の当たりにしてみると、想定されなければならなかった "万が一の原発事故" がまともには想定されていなかった実態、その点があぶり出されているかのようである......。

【 引用記事 1 】

 福島第1原発、作業員6人が汚染水浴びる=東電/REUTERS/2013.10.09 - 14:38

 [東京 9日 ロイター] - 東京電力は9日、福島第1原発の淡水化装置の配管の接続部を協力企業の作業員が誤って外し、高濃度の汚染水が漏れたと発表した。東電によると現場にいた作業員6人が汚染水を浴びたという。

 同日午前10時ごろ、原子炉を冷却した水から塩分を取り除く同装置から水漏れがあったとの連絡を受けた。接続部をつなぎ直して配管付近の弁を閉めたことで50分後に水漏れが停止したという。

 東電は漏れた水について、淡水化装置の設置スペースのせき内にとどまっていると説明している。漏れた汚染水は7トン以上あるもよう

 原子力規制庁によると、8月13日に淡水化前に採取した水には、ストロンチウム90などベータ線を含む放射性物質が1リットル当たり3700万ベクレル含まれていた。今回漏れた水も、同レベルの放射性物質が含まれるとみられる


【 引用記事 2 】
 汚染水漏れ 腐食の隙間からか/NHK NEWS WEB/2013.10.09 - 04:51


 東京電力福島第一原子力発電所でタンクから300トン余りの汚染水が漏れた問題で、タンクの底のボルトを通す穴の2か所で、幅3ミリ程度の隙間ができていたことが分かりました。
 東京電力は、腐食が進んで隙間ができ、汚染水が漏れたとみてボルトでつなぐタイプのタンクをできるだけ早く別のタイプに替えたいとしています。

 福島第一原発では、ことし8月、4号機の山側にあるタンクから300トン余りの汚染水が漏れ、一部は海につながる側溝を通じて、原発の専用港の外の海に流出したとみられています。
 タンクは鋼鉄製の板をボルトで締めてつなぎあわせるタイプのもので、東京電力が解体して調べた結果、タンクの底の板どうしをつなぐボルトを通す穴2か所で、幅3ミリ程度、長さが1センチから2センチの隙間が確認されました。
 隙間の周辺はタンクの外側にかけて腐食していて、東京電力は「ボルトの穴に汚染水が侵入して周辺の腐食が進み、隙間ができて漏れたと考えられる」としています。
 福島第一原発には鋼鉄製の板どうしをボルトでつなぐタイプのタンクが300基余りあり、これらのタンクでは、同じようなトラブルが起きるおそれがあるとして、東京電力はボルトを使用せず、溶接するタイプのタンクにできるだけ早く替えたいとしています。


【 引用記事 3 】
 福島汚染水:井戸から23万ベクレルの放射性物質を検出/毎日新聞/2013.10.08 - 12:47

 福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水300トンが漏れた問題で、東京電力は8日、タンクの北約20メートルの観測用井戸で、6日に採取した地下水1リットル当たり23万ベクレルの放射性物質トリチウムを検出したと発表した。300トンが漏れたのが8月19日に発覚し、調査を始めた9月8日以降で最高値

 東電によると、トリチウム濃度は先月26日の19万ベクレルをピークに減少傾向が続き、採取前日の10月5日には13万ベクレルとなっていた。上昇の原因として、降雨の影響で放射性物質が流れ込んだことなどが考えられるという。東電は「周辺の他の井戸の値も注視し、原因を分析したい」と説明している。【高橋隆輔】


 上記文中に、<降雨の影響で放射性物質が流れ込んだことなどが考えられる> というくだりがあるが、そうした "自然現象のせいにする論法" で言えば、今後、"地震/台風などの影響で"、現状の "脆弱なタンク300基余り" が想定外の破損に至ることもあり?! ということになりはしないか...... (2013.10.10)













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