"考古学ジャンル" の話題は、やはり "宇宙" 空間へと広がって行く!?
このところ、以下のような話題をフォローしてきた。
◆ 参照 37億年前の生命の痕跡(グリーンランド西部イスア周辺)を確認!東北大などのチーム!( 当誌 2011.12.10 )
◆ 参照 1 40万年前の人類"DNA"解読(最古)!スペインでの発掘!科学の進展が過去の封印を解く!( 当誌 2011.12.08 )
◆ 参照 2 旧石器人骨(約2万-1万年前)から"DNA"抽出!日本人の祖先"南方から来た"とする説示唆!( 当誌 2011.12.04 )
そして、次のような感想を書いたりもしていた......。
<こうした "原始地球" に芽生えた生命! という事実の確認は、今、積極的に進められているところの他の "惑星" 探査における生命体の調査にも良い影響を及ぼすことになるのだろう......> と。
こんな文脈で、これまたタイミング良く、下記引用サイト記事 : 「火星に生命育む環境あった」 米で確認/NHK NEWS WEB/2013.12.10 - 05:02 という最新ニュースが、目に飛び込んできた。
<火星が、かつては生命を育むことができる環境にあったことが、火星探査機「キュリオシティ」の調査で改めて確認できたと、アメリカの大学などの研究グループが発表/ 去年8月に火星に着陸したNASAの火星探査機「キュリオシティ」は、内蔵されたさまざまな装置を使って周辺の環境を解析したり採取した岩石の分析/ 最新の調査結果によりますと、「キュリオシティ」が着陸した付近では、かつて湖が数万年間にわたって存在したとみられるほか、そこには炭素や水素、酸素、それにリンなど、生命に必要な元素が豊富に存在したことが確認され、さらに酸の度合いもほぼ中性で塩分も少なかったとみられる/ 研究グループは今回の詳細な分析によって、火星が、かつては生命を育むことができる環境にあったことが改めて確認できた> とある。
早とちりは禁物であり、"火星に生命の痕跡" を発見したわけではない。あくまでも<火星が、かつては生命を育むことができる環境にあったことが改めて確認できた> というのであるが、それでも今後の研究の推移が楽しみであることには変わりない......。
「火星に生命育む環境あった」 米で確認/NHK NEWS WEB/2013.12.10 - 05:02
火星が、かつては生命を育むことができる環境にあったことが、火星探査機「キュリオシティ」の調査で改めて確認できたと、アメリカの大学などの研究グループが発表しました。
これは、アメリカの大学やNASA=アメリカ航空宇宙局などの研究グループが、科学誌「サイエンス」の9日付けの電子版で発表したものです。
去年8月に火星に着陸したNASAの火星探査機「キュリオシティ」は、内蔵されたさまざまな装置を使って周辺の環境を解析したり採取した岩石の分析を進めたりしています。
最新の調査結果によりますと、「キュリオシティ」が着陸した付近では、かつて湖が数万年間にわたって存在したとみられるほか、そこには炭素や水素、酸素、それにリンなど、生命に必要な元素が豊富に存在したことが確認され、さらに酸の度合いもほぼ中性で塩分も少なかったとみられることが明らかになりました。
同じような調査結果はことし3月にも発表されていますが、研究グループは今回の詳細な分析によって、火星が、かつては生命を育むことができる環境にあったことが改めて確認できたとしています。今回は、採取された岩石の年代を特定したり、火星の地表で浴びる放射線量を調べたりした論文など火星に関する6つの論文がまとめて発表され、火星に生命体が存在した可能性を探るうえで重要な成果として注目されることになりそうです。
もし、"火星に生命の痕跡" が発見されたとしても、不思議ではないのかもしれない。何しろ、"火星は、地球のひとつ外側の太陽系惑星" であるだけに、地球上で生じた "奇跡!" 同様の事態が起こらなかった方が不思議(!?)だとも言えそうだからである...... (2013.12.11)
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