インフルエンザ:知っておきたい最新の情報!インフルエンザワクチンの効果過信禁物!

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 今シーズンの "インフルエンザ" については、一昨日に注意を向けたばかりだ。

<とうとう "インフルエンザ" 流行という有難くないシーズンの到来だ。 《インフルエンザの患者が全国44の都道府県で増え、厚生労働省は27日、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。流行は今後さらに拡大する見通しで、手洗いを徹底するなどの対策を呼びかけ......》>( インフルエンザが全国的な流行期に!今年は"乳酸菌(プラズマ乳酸菌)"で"免疫力UP"!( 当誌 2013.12.29 ) ) と。

 そして、今シーズンの流行に関する最新情報では、以下のとおりだそうだ。

 <(今シーズンの流行)検出されたウイルスは、現時点でA香港型が最も多い>( インフルエンザ:今シーズンの流行始まる/毎日新聞/2013.12.27 - 12:57

 ところが、気になったのは、次の報道なのである。

 <昨シーズンのインフルエンザワクチンが、A香港型に対しては効果が低かった可能性があることが国立感染症研究所の調査で分かった。......昨シーズンは、ワクチンを接種してもA香港型に感染する患者が多く、医師から効果を疑問視する声が上がっていた......>( インフルエンザ:昨季ワクチン効果低く 製造中、株が変質/毎日新聞/2013.12.30 - 07:20

 元より、"インフルエンザワクチンの予防接種" は、決して万能ではなく、過信してはいけない という指摘はなされ続けている。
 加えて、上記のような "報道" まで浮上するならば、まさに "過信は禁物!" と言わなければならないだろう。

 そこで、改めて、"インフルエンザの基本的知識" をおさらいしておくことにした。

 注目した記事は、<予防接種は、発病について必ずしも100%の予防効果はありませんが、かかったとしても重症化を防げる> と率直に切り出しているところの、下記引用サイト記事インフルエンザ ~知っておきたい最新の情報/minyu-net 福島民友/2014年1月号 に着目してみた。

 <インフルエンザとは インフルエンザウイルスによる感染症のことで、伝染力が強いために以前は流行性感冒(流感)ともいいました。1~3日の潜伏期間後に高熱(38~40度)と寒気、頭痛、関節痛、倦怠感などが強く現れ、のどの痛みや咳なども生じ通常の風邪と区別がつきにくいこともあります。発熱は3日から7日ぐらい続き、解熱剤があまり効かないのも特徴です。小児や高齢者では肺炎や脳症になる場合もあります> とある。

 そして、<インフルエンザワクチンの効果/ インフルエンザ検査の注意点/ 抗インフルエンザウイルス薬/ インフルエンザの対症療法薬/ 登校・出勤停止はいつまで?> と一般人の関心事項に手際良く解説している。

 自分が関心を向けた点は以下のとおり。

 <タミフル(内服薬)はインフルエンザの重症化防止に貢献しているのですが、乱用して「タミフル(内服薬)耐性の新型インフルエンザウイルスが発生するのでは」と、不安視する意見もある

 <無理に平熱まで下げようとしないでください。前にも話したように発熱はウイルスを排除するための身体の防衛反応なので、下げ過ぎないほうが早く治る

 <麻黄湯(まおうとう)=漢方薬は風邪やインフルエンザの治療に大変有効で、免疫力を高めてウイルスを排除する効果が期待できます>( "副作用" の問題も無くはなさそうなので、もちろん、専門家による処方が望まれる。 c.f. インフルエンザに効果あり?漢方薬 麻黄湯(まおうとう)/漢方薬辞典

 言うまでもなく、冒頭記事のように "免疫力UP!" に留意して、予防に心掛けることが何よりだと思われる......。

 インフルエンザ ~知っておきたい最新の情報/minyu-net 福島民友/2014年1月号

インフルエンザとは

 インフルエンザウイルスによる感染症のことで、伝染力が強いために以前は流行性感冒(流感)ともいいました。1~3日の潜伏期間後に高熱(38~40度)と寒気、頭痛、関節痛、倦怠感などが強く現れ、のどの痛みや咳なども生じ通常の風邪と区別がつきにくいこともあります。発熱は3日から7日ぐらい続き、解熱剤があまり効かないのも特徴です。小児や高齢者では肺炎や脳症になる場合もあります

インフルエンザワクチンの効果

 予防接種は、発病について必ずしも100%の予防効果はありませんが、かかったとしても重症化を防げるとされ、効果は接種後2週間経過してから5カ月程度持続します。接種回数は、免疫がつきにくい小児(12歳以下)は2~4週間開けて2回、大人は1回接種でも良いといわれています。また、妊婦の方や授乳中の方でも接種は可能とされています。

インフルエンザ検査の注意点

 専門の治療薬が開発され、インフルエンザの診断と治療が医学的にも社会的要請としても厳密になっていますので、最近は冬の流行期に熱が出て病院で受診すると、通常の風邪との鑑別のために綿棒を鼻腔に入れて鼻汁を採り、ウイルスがいるかどうか調べる検査が行われます。しかし、この検査が万能ではないことにご注意ください。熱もないのに「心配だから検査してください」などと言って受診する人がいるのですが、この検査が陽性になりやすいのは熱が出て早くても数時間から12時間を過ぎてからです。発熱後、すぐに検査するとウイルス量がまだ少ないので、陰性と判定されてしまいます。高熱が出たらできるだけ早く受診を―といわれますが、診断する立場からは「いいタイミングで受診して欲しい」というのが本音です。いつから熱が出たかが重要ですので、家庭でも体温を測定してください。また、治ったかどうか、人にうつらないかを調べる検査でもありません。

抗インフルエンザウイルス薬

 インフルエンザと診断されればウイルスの増殖を止める薬を処方されるのが一般的ですが、今現在4種類の薬があります。
 タミフル(内服薬)=カプセルやドライシロップ(甘い粉薬)があり、1日2回、5日間服用します。意識障害の副作用が問題になり、平成19年から10代の患者では原則として推奨されなくなりましたが、インフルエンザによる高熱でも意識障害が起こりますので、因果関係は不明とされています。
 リレンザ(吸入薬)=1日2回5日間、口から吸い込む薬です。吸入は慣れれば簡単ですが、幼児では難しいかもしれません。
 イナビル(吸入薬)=1回の吸入のみでインフルエンザの治療が完了するもので、平成22年から処方されています。簡便ですが1回勝負ですので、きちんと吸い込むことが重要です。
 ラピアクタ(点滴)=平成24年から使われるようになりました。点滴ですので、内服薬や吸入薬が使えないような重症者や他の薬が効かない耐性ウイルスの時に使用されています。

 実は、内服薬のタミフル(内服薬)と吸入薬のリレンザ(吸入薬)は予防投与が可能です。この場合、健康保険が効きませんので、診察・処方代と薬代で合計1万円ぐらいかかりますが、まだ感染していない人が1回分服用すると、その日1日は予防できます。合計で10日分の処方になりますので、心臓や肺などに持病がある人などで家族がインフルエンザにかかってしまった場合には、担当医に相談してみるのが良いでしょう。
 一方で、日本は世界中のタミフル(内服薬)の約7~8割を消費しているのをご存知ですか。タミフル(内服薬)はインフルエンザの重症化防止に貢献しているのですが、乱用して「タミフル(内服薬)耐性の新型インフルエンザウイルスが発生するのでは」と、不安視する意見もあるのです。

インフルエンザの対症療法薬

 アセトアミノフェン(商品名カロナールなど)内服薬と坐薬があり、インフルエンザでも安心して服用できる解熱鎮痛剤です。高熱があって痛みがつらい時に頓服で使用しますが、無理に平熱まで下げようとしないでください。前にも話したように発熱はウイルスを排除するための身体の防衛反応なので、下げ過ぎないほうが早く治るのです。整形外科などで処方された鎮痛剤をインフルエンザの解熱剤として用いると、むしろ重症化することがありますので、ご注意ください。
 麻黄湯(まおうとう)=漢方薬は風邪やインフルエンザの治療に大変有効で、免疫力を高めてウイルスを排除する効果が期待できます。高熱で寒気が強い時の空腹時に、お湯に溶いて飲んで布団に入っていると、30分ぐらいで汗をかいて身体も温まってきます。

登校・出勤停止はいつまで?

 平成24年に学校保健法が改正され、発熱した日を0日目として5日経過し、かつ解熱後2日(幼児の場合は3日)を経過するまでは登校(登園)停止とされています。社会人の方もこれに準じて休養をお願いします。無理に出勤すると周囲にうつしてしまいます。
 その他の注意として、充分な休養と保温、水分補給を心掛けてください。数日間は熱が続くことが予想されますが、お子さんの場合は初めの2、3日は一人にしないようにして見守りましょう。また、この季節に風邪の症状で病院を受診する時はマスク着用をお願いします。

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 実を言えば、自分は 自慢ができるほどの "風邪" への抵抗力を備えていなかった。特に、喫煙が断ち切れなかった当時は、年に何回もひいていたものだった。
 今シーズンは、何とか "風邪" や "インフルエンザ" を撃退できる "免疫力" を身につけたいものだと考えている...... (2013.12.31)













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このページは、yasuo hiroseが2013年12月31日 00:01に書いたブログ記事です。

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