脳内に "「アミロイドβ」というタンパク質" が蓄積することで発症するとされている "アルツハイマー病" に関して、その "「アミロイドβ」" を "取り除く" 役割を果たす "タンパク質" が特定されたという。
下記引用サイト記事 : アルツハイマー防ぐ物質解明 脳内「掃除役」、大阪大/【共同通信/2014.02.13 - 05:17 が、次のように伝えている。
<アルツハイマー病は、脳の細胞内で作られたアミロイドベータ(Aβ)という物質が細胞の外に出て脳内で蓄積し、神経細胞が死滅して発症する/ 脳内のタンパク質が、アルツハイマー病の原因とされる物質の蓄積を防ぎ、発症のリスクを下げているとみられることを大阪大とドイツの医学研究所のチームが解明......この「掃除役」のタンパク質を増やせれば、予防や治療に役立つとしている> とある。
ちなみに、"大阪大学の研究グループ" は、ごく最近、 "アルツハイマー病" の "「アミロイドβ」というタンパク質" に関して、以下のような "遺伝子の働き" の視点からの研究成果を上げている。
<《 ...... チームは、アルツハイマー病になりにくい体質のマウスを発見し、遺伝子の働き方をほかのマウスと比べた。その結果、脳にたまるアミロイドベータの量が少ないマウスは、「KLC1E」という遺伝子の働きが弱いことを突き止めた ...... 》 ( 脳内に原因物質ためる遺伝子発見 アルツハイマー病/【共同通信】/2014.01.04 - 05:00 )>( アルツハイマー病で脳内に蓄積する「アミロイドβ」を制御する遺伝子発見(大阪大学)!( 当誌 2014.02.05 ) )
"アルツハイマー病" を防ぐ物質の解明が、漸く軌道に乗り始めたようである......。
アルツハイマー防ぐ物質解明 脳内「掃除役」、大阪大/【共同通信/2014.02.13 - 05:17
脳内のタンパク質が、アルツハイマー病の原因とされる物質の蓄積を防ぎ、発症のリスクを下げているとみられることを大阪大とドイツの医学研究所のチームが解明し、米医学誌電子版に13日発表した。この「掃除役」のタンパク質を増やせれば、予防や治療に役立つとしている。
アルツハイマー病は、脳の細胞内で作られたアミロイドベータ(Aβ)という物質が細胞の外に出て脳内で蓄積し、神経細胞が死滅して発症するとされる。
今回、特定された "脳内のタンパク質:「sorLA」" が、どのように効果的な "掃除役" を果たすのかは今後の研究の進展を待つほかないが、"予防や治療に役立つ" ことを大いに期待したい...... (2014.02.14)
コメントする