"国民的な課題"の"認知症"に対して"社会的対応立ち遅れ"!"行方不明"後の推移が悲惨!

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 "認知症" は、個人的な医療問題であるばかりか、今や "社会問題"/"国民的な課題" として浮上している点が、日を追うごとに色濃くなっている

 ◆ 参照
 高齢者たちとその家族にとって最も悲惨な現実に対して、"有効な手立て" はないのだろうか? 今や "社会問題"/"国民的な課題" として浮上している、"認知症" とその結果としての "はいかい" によって "行方不明(死亡、行方不明のまま)" が高止まりしている現実のことである 自分の居住地でも、"高齢者の行方不明" を伝える市の広報スピーカーからの連絡が頻繁にある昨今である。 問題の原点は、"地域コミュニティ" が "機能不全" に陥っている現状ではないかと危惧されるが、それにしても、人の命にかかわる事態であるだけに憂慮される......> ( "認知症で行方不明" 1年で1万人近くに!国はこの社会問題に詳しい分析と有効対策を!/当誌 2014.04.18 )

 "浮上して、照らし出されている現実" とは、すでに指摘され尽くされてきた社会問題のひとつ、"孤独死" 現象を生み出している、社会の "無縁社会" 化(=コミュニティ崩壊)だと言えそうな気配がする。
 地域コミュニティが健全であった時代に、認知症による "はいかい(徘徊)" が悲惨なことになったことなぞ、果たしてあったのであろうか
......。

 下記引用サイト記事 1、2 : 1 認知症 保護しても誰か分からぬケースも/NHK NEWS WEB/2014.04.19 - 18:22 、2 認知症で不明 まず身近な場所捜して/NHK NEWS WEB/2014.04.18 - 04:39  は、"認知症" が広がる社会のいわば "盲点!" に警鐘を鳴らしているかに思われる。

 <認知症やその疑いがあって行方不明となる人が年間1万人近くに上っている問題で、NHKが全国の自治体などを取材した結果、無事、保護されたものの認知症のため名前や住所などの身元が分からず施設などで今も暮らし続けている人が少なくとも4人いることが分かりました。/  専門家は「認知症を巡る警察や自治体の取り組みが分断されている象徴で、情報の共有が必要だ」と指摘しています/  この4人以外にも、身元が分からないまま施設などで死亡した認知症の人もいる/  また警察庁によりますと、行方不明になってから親族などの元に戻るまで1年以上かかった人も、おととし1年間で8人いるということで、保護されたものの長期間、身元が分からないケースはさらに多数に上るとみられます

 <認知症やその疑いがあって行方不明となる人が年間1万人近くに上っている問題で、NHKが、行方不明となり死亡した人の家族などを取材した結果、自宅から1キロ以内の比較的近い場所で遺体が見つかったケースが全体のおよそ60%にの上ることが分かりました。/  専門家は「先入観を持たずに、身近な場所から丁寧に捜してほしい」と指摘しています/  見つかった場所の中には、水がほとんど流れていないふたが閉まった用水路の中や、住宅と塀の間の狭い場所など、通常、入り込むと思わない所で見つかるケースも少なくない/  認知症に詳しい認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子部長は、「認知症の人は、症状によっては狭い場所に入る傾向もみられるため、捜す際はこんな所に行くはずがないと先入観を持たずに、まずは身近な場所から丁寧に捜してほしい」と指摘> とある。

【 引用記事 1 】

 認知症 保護しても誰か分からぬケースも/NHK NEWS WEB/2014.04.19 - 18:22

 認知症やその疑いがあって行方不明となる人が年間1万人近くに上っている問題で、NHKが全国の自治体などを取材した結果、無事、保護されたものの認知症のため名前や住所などの身元が分からず施設などで今も暮らし続けている人が少なくとも4人いることが分かりました。

 専門家は「認知症を巡る警察や自治体の取り組みが分断されている象徴で、情報の共有が必要だ」と指摘しています。......

 このうち、おととし3月、大阪市の路上で保護された男性は認知症のため名前や住所が伝えられず、所持品などからも身元は特定できなかったということです。
 大阪市は生活保護などの受給に必要だとして男性に「太郎」という仮の名前をつけ、外見から仮の生年月日も「昭和17年1月1日」と決めて大阪市内の介護施設で保護しています。

 この4人以外にも、身元が分からないまま施設などで死亡した認知症の人もいるということです。
 また警察庁によりますと、行方不明になってから親族などの元に戻るまで1年以上かかった人も、おととし1年間で8人いるということで、保護されたものの長期間、身元が分からないケースはさらに多数に上るとみられます
 これについて認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子部長は「認知症を巡る警察や自治体の取り組みが分断されている象徴だ。このままでは認知症の高齢者の増加に伴いこうしたケースは今後、増えていくと考えられ、関係機関が情報を共有することが必要だ」と指摘しています。

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

【 引用記事 2 】
 認知症で不明 まず身近な場所捜して/NHK NEWS WEB/2014.04.18 - 04:39

 認知症やその疑いがあって行方不明となる人が年間1万人近くに上っている問題で、NHKが、行方不明となり死亡した人の家族などを取材した結果、自宅から1キロ以内の比較的近い場所で遺体が見つかったケースが全体のおよそ60%にの上ることが分かりました。

 専門家は「先入観を持たずに、身近な場所から丁寧に捜してほしい」と指摘しています。......

 NHKは、この5年間に全国で行方不明となり、そのあと死亡が確認された人のうち、家族や自治体などから当時の詳しい状況を取材できた94人について、遺体の発見状況を分析しました。

 その結果、自宅と遺体の発見場所の距離は、1キロ以内と比較的近い場所が55人と最も多く、全体の59%に上ることが分かりました。
 次いで1キロから5キロ以内が22人、5キロを超えたのが17人でした。
 また、見つかった場所の中には、水がほとんど流れていないふたが閉まった用水路の中や、住宅と塀の間の狭い場所など、通常、入り込むと思わない所で見つかるケースも少なくないことが分かりました。

 認知症に詳しい認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子部長は、「認知症の人は、症状によっては狭い場所に入る傾向もみられるため、捜す際はこんな所に行くはずがないと先入観を持たずに、まずは身近な場所から丁寧に捜してほしい」と指摘しています。

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 "認知症(とはいかいなど)" が、いわば "個人責任的に個人的出来事として封じ込め" られ、それと "セット" となって推進されている "ケア・サービスのビジネス化" !?
 そうでしかありえない、と言ってしまえばそれまでであるが、もしそれだけで終わるならば、上記記事から滲み出す悲惨さ! は終わりそうにない
...... (2014.04.21)













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このページは、yasuo hiroseが2014年4月21日 00:01に書いたブログ記事です。

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