"地球温暖化現象" は、ヒトの身体の異常/病気で言えば、"高血糖(糖尿病)" に匹敵するのかもしれない。
それ自体が問題であるとともに、むしろこの現象によって引き起こされる、いわば "合併症" 的な "異常気象など" が、地球上の生命に "甚大な悪影響" をもたらしているからである。
その "異常気象など" はもはや枚挙にいとまがない。ただし、未だにそれらの原因が "地球温暖化現象" にあることを明言、直視しない向きが尾を引いているのが怖い。
その片方では、TV番組などでも、かつてなら考えられないほどに "気象予報" 関連に多大な時間が振り向けられているにもかかわらず......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 二酸化炭素濃度 過去80万年で例のない水準/NHK NEWS WEB/2014.05.28 - 04:20 は、あたかも "警告の度合い" の形容に苦労するかのように、<過去80万年で例のない水準> の "悪化状態!" であることを報じ、そして、その結果、もはや<何が起きるか分からない!> 事態だと警鐘を乱打している。
<WMO=世界気象機関は地球温暖化の原因となる二酸化炭素の濃度について、先月、北半球のすべての観測点で400ppmを超えたと公表/ 過去80万年で例のない水準で、日本の気象庁は「温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と指摘/ 過去80万年で例のない水準で、日本の気象庁は「温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と指摘/ IPCC=気候変動に関する政府間パネルのシナリオによれば今世紀末までに気温の上昇を2度以内に抑えるのは、今後、大幅な排出抑制をしなければ非常に難しい状況で、WMOは「将来のために地球を守ろうとするのであればもう時間はなく、温室効果ガスの抑制のために緊急の行動が必要だ」とコメント> とある。
二酸化炭素濃度 過去80万年で例のない水準/NHK NEWS WEB/2014.05.28 - 04:20
WMO=世界気象機関は地球温暖化の原因となる二酸化炭素の濃度について、先月、北半球のすべての観測点で400ppmを超えたと公表しました。
【 NEWS 動画より抜粋 】
過去80万年で例のない水準で、日本の気象庁は「温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と指摘しています。
WMOは地球温暖化の進行を監視するため各国の気象機関による二酸化炭素濃度の観測結果をまとめていて、先月の平均濃度を公表しました。
それによりますと、日本やハワイ、アメリカやドイツなど北半球の12の観測点すべてで400ppmを超えていました。
IPCC=気候変動に関する政府間パネルのシナリオによれば今世紀末までに気温の上昇を2度以内に抑えるのは、今後、大幅な排出抑制をしなければ非常に難しい状況で、WMOは「将来のために地球を守ろうとするのであればもう時間はなく、温室効果ガスの抑制のために緊急の行動が必要だ」とコメントしています。
日本の気象庁の観測ではWMOが公表した観測点以外でも400ppmを超えていて、気象庁・全球大気監視調整官の小出寛さんは「過去80万年で例のない水準だ。温暖化が進むと集中豪雨や熱波など極端な気象現象が増えると言われているが、それ以上に何が起きるか分からず対策を急ぐ必要がある」と話しています。
世界が一丸となって立ち向かわなければならないこうした "緊急課題" を目の当たりにしながら、"領土問題" などによって紛糾の度を深めている現状の国際情勢は、人類の "あさましい側面" を照らし出さずにはおかない。
もはや、"あさましい" 政治指導者たちに付き合っている時間的余裕は無くなっているというのに...... (2014.05.29)
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