免疫力活性の乳酸菌に、アンチエイジング(抗加齢)の効果があることを解明(キリンHD)!

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 "腸内細菌" に基づく "免疫力" が、"乳酸菌" によって活性化される点については、当誌でもかねてより注目してきたところだ。

 "自然治癒力" として発揮される "免疫力" に眼を向ける時、ヒトの "免疫力" 全体の "60%" を占める と考えられている "腸管免疫系" を度外視することは不可能であろう


 ◆ 参照 当誌過去の "腸/免疫力/乳酸菌/プラズマ乳酸菌" 関連記事

 (1) <がん抑制遺伝子の一つで、老化の指標とされるP16というタンパク質が一番早く検出されるのは腸。食物の消化吸収のため、長時間酷使されるので疲れるためでしょう。腸の残り時間は人の寿命を決めます> ( "腸"は老化のバロメーター!残り時間が寿命決定!老化指標の"P16(がん抑制遺伝子)"!/当誌 2014.03.05

 (2) <"乳酸菌" などの "腸内細菌" が機能する舞台は、もちろん "腸" であり、これらによって果たされる "免疫" は "腸管免疫系" と呼ばれ、何とヒトの "免疫力" 全体の "60%" を占めるのだそうだ。
 どうも、"乳酸菌"/"プラズマ乳酸菌"/"免疫力" という体内リンケージは、ことインフルエンザ・ウイルスにのみ関わっているのではなくて、"免疫力" という点において、"がん" を含む多くの病気とその治癒力にも深く関係している> ( 免疫力!腸内細菌とヨーグルト!ヒトの腸管は抗体の6割をつくる人体最大の免疫器官!/当誌 2014.02.19

 (3) <乳酸菌の働きによって「プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)」と呼ばれる免疫細胞が活性化されること/ プラズマ乳酸菌"司令官"pDCに直接働きかけて複数の免疫細胞を一斉に活性化させるのが特徴/ pDCが自らの細胞の内部にプラズマ乳酸菌を取り込むと、ウイルス増殖を抑える物質を放出する/ この物質が引き金となって他の免疫細胞も一斉に臨戦態勢を整え、これまでとは違った高い予防効果が期待できる> ( インフルエンザ流行が警報レベルに急接近!"自前の免疫力"活性化/"プラズマ乳酸菌"!/当誌 2014.02.03

 "免疫力" について関心を持つ場合、常に気掛かりとなっているのは、"高齢者" における "免疫力低下" という事実以外ではない。( "免疫老化!" )

 昨日の記事、"ガゴメ昆布フコイダン"は高齢者の夏期の免疫低下を軽減する作用がある(TaKaRa BIO)!/当誌 2014.06.09 ) についても同じ観点からの掲載であった。 この "高齢化社会" の環境にあっては、当然といえば当然なのかもしれない。

 極端に言えば、今日における "免疫力" の課題の真骨頂は、"高齢者の免疫力活性化!" 以外ではない、と思えてならない

  今回注目する下記引用サイト記事乳酸菌に抗加齢効果、キリンHDが解明 サプリ開発に活用/日本経済新聞/2014.06.06 - 23:38 は、そうした脈絡から、<乳酸菌に抗加齢効果!> という一点に着目して関心を寄せることにした

 <キリンホールディングスは自社保有の乳酸菌「プラズマ乳酸菌」に、アンチエイジング(抗加齢)の効果があることを解明した。マウスの実験で免疫機能が活性化し寿命延長につながることが判明、サプリメントなどの商品開発につなげる。アサヒグループホールディングスもリンゴに含まれるポリフェノールの老化防止効果を生かした商品開発を進める/  プラズマ乳酸菌の効果はキリンHD傘下のキリンや小岩井乳業がマウスの飼育実験で明らかにした。餌に同乳酸菌を混ぜたグループと混ぜないグループを飼育。同乳酸菌を摂取したマウスは、毛の艶や行動分析などから老化スピードが摂取しないマウスの6割程度であることが分かった/  このほか、同乳酸菌を継続摂取すると筋肉量の減少抑制や、肺・肝臓の疾患を防ぎやすくなる点も判明。今後さらに詳細な研究を進めた上で、清涼飲料やサプリメントの開発につなげる考えだ> とある。

 乳酸菌に抗加齢効果、キリンHDが解明 サプリ開発に活用 /日本経済新聞/2014.06.06 - 23:38

 キリンホールディングスは自社保有の乳酸菌「プラズマ乳酸菌」に、アンチエイジング(抗加齢)の効果があることを解明した。マウスの実験で免疫機能が活性化し寿命延長につながることが判明、サプリメントなどの商品開発につなげる。アサヒグループホールディングスもリンゴに含まれるポリフェノールの老化防止効果を生かした商品開発を進める

 プラズマ乳酸菌の効果はキリンHD傘下のキリンや小岩井乳業がマウスの飼育実験で明らかにした。餌に同乳酸菌を混ぜたグループと混ぜないグループを飼育。同乳酸菌を摂取したマウスは、毛の艶や行動分析などから老化スピードが摂取しないマウスの6割程度であることが分かった

 このほか、同乳酸菌を継続摂取すると筋肉量の減少抑制や、肺・肝臓の疾患を防ぎやすくなる点も判明。今後さらに詳細な研究を進めた上で、清涼飲料やサプリメントの開発につなげる考えだ

 アサヒGHDは独自研究を進めてきたリンゴポリフェノールに疲れや持久力、寝付きなどを改善し、老化防止を期待できる効果があることをヒト試験で実証。同社はグループで同成分を配合したサプリメントなどを展開しており、こうした機能の特徴を積極的に消費者にアピールしていく


 "判明" したとされる <マウスの実験で免疫機能が活性化し寿命延長につながること/ 同乳酸菌を摂取したマウスは、毛の艶や行動分析などから老化スピードが摂取しないマウスの6割程度であること/ 同乳酸菌を継続摂取すると筋肉量の減少抑制や、肺・肝臓の疾患を防ぎやすくなる点> などの "詳細" への興味がそそられるところである...... (2014.06.10)













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このページは、yasuo hiroseが2014年6月10日 00:01に書いたブログ記事です。

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