"血液サラサラ" 状態が、健康にとって望ましい状態であること! は言い尽くされてきた。
つまり、血液がサラサラとスムーズに流れていく状態で、ネバネバ、ドロドロとした高脂血症 ―― 総コレステロール・中性脂肪・LHD(悪玉)コレステロールの値が基準値より高く、血液中に脂質が多い状態 ―― ではない状態が望ましい、ということ。
そして、この "血液サラサラ" には、いゆゆる "植物繊維" を多く含む食品など( 大豆・魚・植物性の油・緑黄色野菜・海草・きのこ類...... )が良いとされている。
なお、"血液ドロドロの高脂血症" は生活習慣病であるいろいろな弊害をもたらすわけだが、なかでも心臓血管系の病気(心筋梗塞!)のリスクを高める! という点が警戒されている。
今回注目する下記引用サイト記事 : 心筋梗塞後の食物繊維摂取で死亡リスク減/msn 産経ニュース/2014.07.19 - 08:49 は、米国での大規模な調査結果であり、"心筋梗塞" 予防に良いとされてきた "食物繊維摂取" の食生活が、発病後の死亡リスクを下げる効果にもつながっていることを報じている。
<食物繊維の積極的な摂取は心臓血管系の病気の予防に良いだけでなく、心筋梗塞を起こした後の死亡リスクを下げる効果も期待できそうだ。米ハーバード大などのチームがそんな研究を英医学誌『BMJ』に発表した。有用性が見られたのは、シリアルや全粒粉などに含まれる穀物の食物繊維だった/ 心筋梗塞は心臓に血液を供給する血管が動脈硬化などによって詰まり、心筋の一部が駄目になってしまう病気。医療の進歩で救命率が上がったため、社会復帰する人も増えている/ 発病後は薬による治療が中心になるが、チームは食生活面の指針も重要だと考え、発病予防に良いとされている食物繊維が発病後にも有用かどうか、1976年と86年に始まった米国の2つの大規模研究に登録した男女を追跡して調べた/ 対象は、2008年までに初めて心筋梗塞を起こし、食事内容のデータもある男性1840人、女性2258人。心筋梗塞後の追跡期間は男性が9年、女性は8・7年(いずれも中央値)/ 食事の内容から食物繊維の摂取量を算出し、最多から最少まで5グループに分けて分析。最少グループの死亡リスクを1とした場合、最多グループのリスクは男性が0・82、女性は0・71と低いことが分かった。男女を合わせた場合のリスクは0・75だった> とある。
心筋梗塞後の食物繊維摂取で死亡リスク減/msn 産経ニュース/2014.07.19 - 08:49
食物繊維の積極的な摂取は心臓血管系の病気の予防に良いだけでなく、心筋梗塞を起こした後の死亡リスクを下げる効果も期待できそうだ。米ハーバード大などのチームがそんな研究を英医学誌『BMJ』に発表した。有用性が見られたのは、シリアルや全粒粉などに含まれる穀物の食物繊維だった。
心筋梗塞は心臓に血液を供給する血管が動脈硬化などによって詰まり、心筋の一部が駄目になってしまう病気。医療の進歩で救命率が上がったため、社会復帰する人も増えている。
発病後は薬による治療が中心になるが、チームは食生活面の指針も重要だと考え、発病予防に良いとされている食物繊維が発病後にも有用かどうか、1976年と86年に始まった米国の2つの大規模研究に登録した男女を追跡して調べた。
対象は、2008年までに初めて心筋梗塞を起こし、食事内容のデータもある男性1840人、女性2258人。心筋梗塞後の追跡期間は男性が9年、女性は8・7年(いずれも中央値)。
食事の内容から食物繊維の摂取量を算出し、最多から最少まで5グループに分けて分析。最少グループの死亡リスクを1とした場合、最多グループのリスクは男性が0・82、女性は0・71と低いことが分かった。男女を合わせた場合のリスクは0・75だった。
<発病後は薬による治療が中心> とされているようだから、むしろ、"食物繊維の摂取" は、"心臓血管系の病気の予防" 面で留意されて良いのではなかろうか...... (2014.07.23)
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