東京・代々木公園に起因する "デング熱感染拡大問題" は、同公園から採取された "蚊" から "デングウイルス" が検出されるに至り、いよいよ相応の "具体的対策" が打たれることになった。
なお、最新の報道では、デング熱の国内感染の状況は、重症者はいないものの、12都道府県にわたる計59人という拡散ぶりだ。
◆ 参照 当誌過去の "デング熱" 関連記事
(1) "デング熱の国内感染"!これまでに「47人」(札幌の40代女性含み)!今後"二次感染"は?!/当誌 2014.09.04 )
(2) デング熱 蚊は公園内の"数か所"に生息か?! 感染確認22人からの聞き取り調査より推定?!/当誌 2014.09.03 )
(3) "デング熱"国内感染、新たに3人(計6人)か?! 新潟、神奈川の男女! 他に都内疑い例も?/当誌 2014.09.02
(4) 約70年ぶりの"デング熱"、新たに感染確認!ウイルス媒介"蚊"の行方と"越冬"の心配も!/当誌 2014.08.30
今回注目する下記引用サイト記事 : 感染止まらず「最終手段」、薬剤散布で蚊駆除へ/YOMIURI ONLINE/2014.09.05 - 11:05 は、今回の "デング熱感染拡大問題" の "震源地(?)" となった "東京・代々木公園" 周辺のマップを掲げ、実態の概略を分かりやすく伝えている。
<デング熱の感染拡大問題で、デングウイルスを保有する蚊が園内の広範囲にわたって生息していたことが判明し、東京都は4日、代々木公園(東京都渋谷区)の約8割を占める北側部分の閉鎖に踏み切った。/ 都は5日以降、薬剤を散布して蚊を駆除する方針だ。公園の閉鎖を受け、周辺施設も対応に追われた。/ 「広範囲にわたって、ウイルスを持つ蚊が存在していることがはっきりした。閉鎖は最終手段だった」 4日、都庁で開かれた記者会見で、都公園課の城田峰生課長はこう語った。/ 1967年の開園以来、同公園の大部分が閉鎖されるのは初めて。都は感染が確認された直後の8月28日、園内で殺虫剤を噴霧し、ボウフラの発生を抑えるため、噴水池の水を抜く対策もとってきた。しかし、感染者は増え続け、都に寄せられた相談も4日までに812件に上る。デングウイルスを保有する蚊が見つかったことで、閉鎖に踏み切らざるを得なかった。> とある。
感染止まらず「最終手段」、薬剤散布で蚊駆除へ/YOMIURI ONLINE/2014.09.05 - 11:05
デング熱の感染拡大問題で、デングウイルスを保有する蚊が園内の広範囲にわたって生息していたことが判明し、東京都は4日、代々木公園(東京都渋谷区)の約8割を占める北側部分の閉鎖に踏み切った。
都は5日以降、薬剤を散布して蚊を駆除する方針だ。公園の閉鎖を受け、周辺施設も対応に追われた。
広範囲
「広範囲にわたって、ウイルスを持つ蚊が存在していることがはっきりした。閉鎖は最終手段だった」
4日、都庁で開かれた記者会見で、都公園課の城田峰生課長はこう語った。
1967年の開園以来、同公園の大部分が閉鎖されるのは初めて。都は感染が確認された直後の8月28日、園内で殺虫剤を噴霧し、ボウフラの発生を抑えるため、噴水池の水を抜く対策もとってきた。しかし、感染者は増え続け、都に寄せられた相談も4日までに812件に上る。デングウイルスを保有する蚊が見つかったことで、閉鎖に踏み切らざるを得なかった。
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
現在、蚊の駆除対策は、代々木公園のほか近接する "明治神宮" でも一部行われている模様である。駆除効果が期待される一方で、予定されていたイベントその他への影響も出始めていると言われる...... (2014.09.06)
コメントする