代々木公園デング熱! 要するに海外での感染者から拡大か!? 事態はどう収束するのか?

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 先月末から不安な関心を集めている "代々木公園デング熱国内感染問題" は、"感染者数" の予想外の拡大と、すでに警戒されていた "二次感染者(?)浮上" の局面という思わしくない状況を迎えている。

 ◆ 参照 当誌過去の "デング熱感染" 関連記事

 (1) 閉鎖された代々木公園(周辺map)! 感染止まらず「最終手段」、薬剤散布で蚊駆除へ!/当誌 2014.09.06
 (2) "デング熱の国内感染"!これまでに「47人」(札幌の40代女性含み)!今後"二次感染"は?!/当誌 2014.09.04
 (3) デング熱 蚊は公園内の"数か所"に生息か?! 感染確認22人からの聞き取り調査より推定?!/当誌 2014.09.03
 (4) "デング熱"国内感染、新たに3人(計6人)か?! 新潟、神奈川の男女! 他に都内疑い例も?/当誌 2014.09.02
 (5) 約70年ぶりの"デング熱"、新たに感染確認!ウイルス媒介"蚊"の行方と"越冬"の心配も!/当誌 2014.08.30

 今回注目する下記引用サイト記事代々木公園でデング熱...海外の感染者から拡大か/yomiDr. ヨミドクター/2014.09.07 は、"代々木公園デング熱国内感染問題" も、漸く "終盤(?)" を迎えつつあるかに見える状況の推移を以下のように報じている。

 <東京都の代々木公園と周辺を訪れた人に感染が広がるデング熱。イベントなどで多くの人が集まり、ウイルスを媒介する蚊が生息しやすいという条件が重なり、同公園が感染の舞台となった。今後、他の地域にも感染が広がる可能性はあるが、冬には蚊も死ぬため、徐々に収束に向かいそうだ。/  ■ 蚊が好む水場・ヤブ  今回の流行は、海外で蚊に刺されて感染した人が代々木公園で複数の蚊に刺され、その蚊が公園に来た他の人を刺すことで広がったと推測されている。  国内では1942~45年に東南アジアからの帰還兵が感染源となり、港のあった長崎、佐世保、呉、神戸、大阪などで20万人規模の流行があった。それ以降、国内感染は確認されていない。戦中なのでボウフラが繁殖しやすい防火水槽が街中に数多くあり、防虫剤もなかったため、大規模流行が起きたとみられる。/  では、なぜ今代々木公園で、感染者が多発しているのだろうか。  東京都によると、同公園には、毎年500万人以上が訪れる。国際イベントも頻繁に開かれ、感染者が蚊に刺されたとみられる8月には東南アジアや中南米諸国のフェアなど、国内外の人が集うイベントが14回開かれた。そのうえ、約54ヘクタールもの敷地には、噴水池などボウフラがわきやすい水場が複数あり、蚊が好むヤブもそこかしこにある。  デング熱は、東南アジアや中南米を中心に年間5000万~1億人が発症している。  海外でデング熱に感染する日本人もここ数年、毎年200人以上いる。過去にも、国内感染があった可能性はある。  今回、感染やその経路が明らかにできたのは、1人目の埼玉県の10代女性を診察した医師が過去にデング熱を診療した経験があったことが大きい。女性に発症までの行動歴を尋ね、一緒に公園でダンスの練習をしていた仲間のうち2人にも発熱などの症状があることが判明。検査でデング熱と確認されたため、同公園で蚊に刺されたことが、感染の原因だと分かった。/  ■ 11月以降は収束  感染者が各地域で蚊に刺されることで、流行地が代々木公園以外に広がる可能性は否定できない。しかし、ウイルスを媒介するヒトスジシマカは温帯の日本では10月いっぱいで死に絶え、越冬しない。感染研の沢辺京子・昆虫医科学部長は「卵を通じ、翌春に羽化した蚊がウイルスを持つ可能性はゼロに近い」と話す。  約70年前の流行も、蚊が毎年冬に死に絶えることで収束した。今回も、11月以降の感染はほとんどなくなるとみられる。  デング熱で重症化する人は発症者の1~5%程度  医療環境の整っている日本で死に至る可能性はほとんどない。過剰に怖がる必要はない。  ただ、世界にはデング熱以外にもマラリアなど蚊を介してかかる感染症は多く、今回の騒動は日本人に蚊に刺されるリスクを広く認識させた。(医療部 岩永直子)> とある。

 代々木公園でデング熱...海外の感染者から拡大か/yomiDr. ヨミドクター/2014.09.07

 東京都の代々木公園と周辺を訪れた人に感染が広がるデング熱。イベントなどで多くの人が集まり、ウイルスを媒介する蚊が生息しやすいという条件が重なり、同公園が感染の舞台となった。今後、他の地域にも感染が広がる可能性はあるが、冬には蚊も死ぬため、徐々に収束に向かいそうだ。

■ 蚊が好む水場・ヤブ

 今回の流行は、海外で蚊に刺されて感染した人が代々木公園で複数の蚊に刺され、その蚊が公園に来た他の人を刺すことで広がったと推測されている。

 国内では1942~45年に東南アジアからの帰還兵が感染源となり、港のあった長崎、佐世保、呉、神戸、大阪などで20万人規模の流行があった。それ以降、国内感染は確認されていない。戦中なのでボウフラが繁殖しやすい防火水槽が街中に数多くあり、防虫剤もなかったため、大規模流行が起きたとみられる。

 では、なぜ今代々木公園で、感染者が多発しているのだろうか。

 東京都によると、同公園には、毎年500万人以上が訪れる。国際イベントも頻繁に開かれ、感染者が蚊に刺されたとみられる8月には東南アジアや中南米諸国のフェアなど、国内外の人が集うイベントが14回開かれた。そのうえ、約54ヘクタールもの敷地には、噴水池などボウフラがわきやすい水場が複数あり、蚊が好むヤブもそこかしこにある。

 国内での感染は約70年ぶりだが、デング熱は、東南アジアや中南米を中心に年間5000万~1億人が発症している。小児を中心に重症化する人が約50万人おり、約2万人が死亡すると推定されている。

 海外でデング熱に感染する日本人もここ数年、毎年200人以上いる。過去にも、国内感染があった可能性はある。国立感染症研究所の西條政幸・ウイルス第一部長は「主な症状は高熱や頭痛、関節痛で、風邪や他のウイルス性感染症と思って見過ごされてきたのではないか」と話す。

 今回、感染やその経路が明らかにできたのは、1人目の埼玉県の10代女性を診察した医師が過去にデング熱を診療した経験があったことが大きい。女性に発症までの行動歴を尋ね、一緒に公園でダンスの練習をしていた仲間のうち2人にも発熱などの症状があることが判明。検査でデング熱と確認されたため、同公園で蚊に刺されたことが、感染の原因だと分かった。

 同じように同公園を訪れて発熱などがあった人が検査を受けたことで、感染の確認は4日時点で、13都道府県で59人になった。

■ 11月以降は収束

 感染者が各地域で蚊に刺されることで、流行地が代々木公園以外に広がる可能性は否定できない。しかし、ウイルスを媒介するヒトスジシマカは温帯の日本では10月いっぱいで死に絶え、越冬しない。感染研の沢辺京子・昆虫医科学部長は「卵を通じ、翌春に羽化した蚊がウイルスを持つ可能性はゼロに近い」と話す。

 約70年前の流行も、蚊が毎年冬に死に絶えることで収束した。今回も、11月以降の感染はほとんどなくなるとみられる。

 デング熱で重症化する人は発症者の1~5%程度で、統計のある99年以降、約1600例の日本人の発症例のうち死亡は1例のみ。その1例も海外で治療を受けた事例で、医療環境の整っている日本で死に至る可能性はほとんどない。過剰に怖がる必要はない。

 ただ、世界にはデング熱以外にもマラリアなど蚊を介してかかる感染症は多く、今回の騒動は日本人に蚊に刺されるリスクを広く認識させた。外出時には長袖を着て防虫剤を使うなど予防策を一人一人が普段から意識すべきだ。(医療部 岩永直子)


( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 "今回の問題" は、どうも "約70年ぶりのデング熱!" という表現が独走(?)した観が無きにしもあらず......。
 <海外でデング熱に感染する日本人もここ数年、毎年200人以上いる。過去にも、国内感染があった可能性はある。  今回、感染やその経路が明らかにできたのは、1人目の埼玉県の10代女性を診察した医師が過去にデング熱を診療した経験があったことが大きい。> という "実情" への言及で溜飲が下がる思い
...... (2014.09.08)













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このページは、yasuo hiroseが2014年9月 8日 00:01に書いたブログ記事です。

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