9月15日は「敬老の日」。
ただ、"希少の高齢者たち" が、「長寿を祝われる」「敬われる」といった "ひと昔前に定番だった光景" はいつしか変わってしまった......。今では、"希少" なのはむしろ、祝う側のあどけない子どもたちの姿だと言うべきか......。
"高齢化社会" は、その "到来" に注意を向ける時期は早過ぎて、今や "驀進している!" といった切迫感さえ伴った状況となっていそうである。
今回注目する下記引用サイト記事 : 65歳以上高齢者、111万人増の3296万人/yomiDr. ヨミドクター/2014.09.15 は、今さら驚くことではないはずの "日本の高齢者人口" の現状を伝えたものである。
改めて "数字の膨張" に気づかされるわけだが、さらに "この数字" にまつわって発生するであろう種々の課題を視野に入れるならば、"高齢化社会" の現実感はこれからだ! と思えてくる。
<総務省は、15日の「敬老の日」に合わせて日本の高齢者人口の推計(9月15日現在)を発表した。 65歳以上の高齢者は前年比111万人増の3296万人で、総人口に占める割合は同0・9ポイント増の25・9%となり、いずれも過去最高を更新した。 男女別にみると、男性1421万人、女性1875万人で、女性の方が454万人多い。総人口に占める男女別割合は男性が23・0%、女性が28・7%だった。/ 年代別では、75歳以上が前年比31万人増の1590万人。総人口に占める割合は12・5%で、初めて8人に1人が75歳以上となった。 80歳以上は同35万人増の964万人。来年には、80歳以上の高齢者だけで1000万人の大台を突破すると予想されている。(2014年9月15日 読売新聞)> とある。
65歳以上高齢者、111万人増の3296万人/yomiDr. ヨミドクター/2014.09.15
総務省は、15日の「敬老の日」に合わせて日本の高齢者人口の推計(9月15日現在)を発表した。
65歳以上の高齢者は前年比111万人増の3296万人で、総人口に占める割合は同0・9ポイント増の25・9%となり、いずれも過去最高を更新した。
男女別にみると、男性1421万人、女性1875万人で、女性の方が454万人多い。総人口に占める男女別割合は男性が23・0%、女性が28・7%だった。
年代別では、75歳以上が前年比31万人増の1590万人。総人口に占める割合は12・5%で、初めて8人に1人が75歳以上となった。
80歳以上は同35万人増の964万人。来年には、80歳以上の高齢者だけで1000万人の大台を突破すると予想されている。
(2014年9月15日 読売新聞)
"高齢化社会" の現実感はこれからだ! と思えるのは、要するに、日本の社会にとって "未曾有の事態" であるからにほかならないのだが、言い換えれば、近未来を想定する体制があまりにも貧弱過ぎる、とも言えそうだ。例えば、"認知症徘徊問題" にしたところが、あまりにも "後手、泥縄" でしかない対策水準が批判を呼んでもいる...... (2014.09.16)
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