感染拡大を続ける西アフリカの "エボラ出血熱" に関して、はからずも米国で初めての感染者が見つかった事実は、世界を少なからず驚かせた。
◆ 参照 当誌過去の "エボラ出血熱" 関連記事
○ "エボラ出血熱" 米国内で初の感染者!西アフリカ以外の第三国で感染が広がる恐れ!?/当誌 2014.10.02
今回注目する下記引用サイト記事 : 米 エボラ出血熱患者12~18人と接触/NHK NEWS WEB/2014.10.02 - 08:38 は、"その米国での感染者" のその後の動向について報じている。
<西アフリカから先月、アメリカに入国した男性がエボラ出血熱を発症した問題で、地元の保健当局は、男性が発症してから接触した可能性がある人は少なくとも12人から18人に上ることを明らかにし、今後、体調に変化がないか、監視を続けることにしています。/ この問題で、州政府や病院の担当者が1日、記者会見し、男性が発症してから入院するまでの4日間に接触した可能性があるのは、男性の親族の子ども5人を含む、少なくとも12人から18人に上ることを明らかにしました。いずれもこれまでのところ発熱などの症状はなく、自宅にとどまっているということで、保健当局が体調に変化がないか、監視を続けているということです。一方、この男性は、入院する2日前の先月26日にも病院を受診しましたが、その時点では感染が疑われず、帰宅しています。会見で病院の担当者は、男性の情報が病院全体で共有できていなかったことを認めており、地元では、対応を疑問視する声が出ています。> とある。
米 エボラ出血熱患者12~18人と接触/NHK NEWS WEB/2014.10.02 - 08:38
西アフリカから先月、アメリカに入国した男性がエボラ出血熱を発症した問題で、地元の保健当局は、男性が発症してから接触した可能性がある人は少なくとも12人から18人に上ることを明らかにし、今後、体調に変化がないか、監視を続けることにしています。
エボラウイルスの感染が広がっている西アフリカのリベリアから先月20日、アメリカに入国した男性が、入国から4日後に体調を崩し、30日、エボラ出血熱を発症していることが確認されました。アメリカでエボラ出血熱の発症が確認されたのは今回が初めてで、男性は28日から南部テキサス州ダラスの病院で隔離され治療を受けています。
この問題で、州政府や病院の担当者が1日、記者会見し、男性が発症してから入院するまでの4日間に接触した可能性があるのは、男性の親族の子ども5人を含む、少なくとも12人から18人に上ることを明らかにしました。いずれもこれまでのところ発熱などの症状はなく、自宅にとどまっているということで、保健当局が体調に変化がないか、監視を続けているということです。一方、この男性は、入院する2日前の先月26日にも病院を受診しましたが、その時点では感染が疑われず、帰宅しています。会見で病院の担当者は、男性の情報が病院全体で共有できていなかったことを認めており、地元では、対応を疑問視する声が出ています。
人々をやや震撼させずにおかないのは、別の報道が伝える 米病院、当初エボラ熱感染疑わず 抗生物質の処方だけで帰宅/【共同通信】/2014.10.02 - 06:08 という点であろう。
当局、医療関係者の、"初動体制でのミス" は断じて許されない...... (2014.10.03)
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