"エボラ出血熱" は、"有効な治療薬が無い状態" ということもあってか、感染拡大の勢いを弱めていない。
◆ 参照 当誌過去の "エボラ出血熱" 関連記事
(1) エボラの死者が3400人超 感染拡大続く、未報告例も多数!ワシントンでも疑い例が!?/当誌 2014.10.05
(2) 米 エボラ出血熱患者"12~18人と接触"(発症~入院の4日間)!いずれも症状なく監視中!/当誌 2014.10.03
(3) "エボラ出血熱" 米国内で初の感染者!西アフリカ以外の第三国で感染が広がる恐れ!?/当誌 2014.10.02
そんな中で、今回注目する下記引用サイト記事 : エボラ熱、日本の薬投与した仏女性治癒 富山化学開発/日本経済新聞/2014.10.04 - 22:35 は、"意表を衝く朗報!" を伝えている。"治療薬" として奏功する可能性がある薬(しかも日本の製薬会社開発!)が浮上したのだという。
<フランスのトゥーレーヌ保健相は4日、エボラ出血熱に感染し日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していたフランス人女性看護師が治癒し、病院を退院したと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。 服用していた日本の薬は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(東京)が開発した「アビガン」(一般名ファビピラビル)。フランス保健省は米国、カナダの製薬会社が開発したものも含む計3種類の薬の投与を「実験的治療」として認めていた。 フランスの医療チームは11月にも西アフリカのギニアで、アビガンの投与を実験的に開始する方針。フランス国立保健医療研究所の担当者は「大量生産ができる態勢で副作用への懸念が少ないこと」などをアビガンの利点に挙げている。 女性は国境なき医師団(MSF)のボランティアとして活動していたリベリアで感染が発覚。9月19日にパリ郊外の病院に搬送された。> とある。
エボラ熱、日本の薬投与した仏女性治癒 富山化学開発/日本経済新聞/2014.10.04 - 22:35
【パリ=共同】 フランスのトゥーレーヌ保健相は4日、エボラ出血熱に感染し日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していたフランス人女性看護師が治癒し、病院を退院したと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。
服用していた日本の薬は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(東京)が開発した「アビガン」(一般名ファビピラビル)。フランス保健省は米国、カナダの製薬会社が開発したものも含む計3種類の薬の投与を「実験的治療」として認めていた。
フランスの医療チームは11月にも西アフリカのギニアで、アビガンの投与を実験的に開始する方針。フランス国立保健医療研究所の担当者は「大量生産ができる態勢で副作用への懸念が少ないこと」などをアビガンの利点に挙げている。
女性は国境なき医師団(MSF)のボランティアとして活動していたリベリアで感染が発覚。9月19日にパリ郊外の病院に搬送された。
"当該の治療薬" は、今後、<アビガンの投与を実験的に開始する方針> だと言われており、"効能" や "安全性" が再確認された後には、大きな期待を担うことになりそうだ...... (2014.10.07)
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