"エボラ出血熱" 感染拡大が不気味な推移を続けている。当初から危惧されていた "ネズミ算" 的な増加傾向をたどりつつあるかのようである。
◆ 参照 当誌過去の "エボラ出血熱" 関連記事
(1) 米国内で"初"のエボラ出血熱感染(院内感染)!"見直し"が迫られた CDC の感染防護策!/当誌 2014.10.14
(2) "エボラ出血熱"死者4千人を超える!1カ月で"倍増"の急拡大!国際社会の連携急務!/当誌 2014.10.13
今回注目する下記引用サイト記事 : エボラ、米で2人目感染か...医療従事者が陽性/yomiDr. ヨミドクター/2014.10.16 は、"エボラ出血熱" 患者の治療に携わっていた医療従事者における "「たび重なる!」院内感染=二次感染" について報じている。
<米南部テキサス州の保健当局は15日、同州ダラスの病院でエボラ出血熱患者の治療に関わった医療従事者の女性から、新たに陽性反応が出たと発表した。 この病院では、12日に女性看護師の感染が確認されている。2人とも、エボラ出血熱により8日に同病院で死亡したリベリアの男性の治療に携わっており、院内で二次感染した可能性がある。 陽性反応が出た医療従事者は14日に発熱症状を訴え、同病院内で隔離された。同州の公衆衛生研究所で14日夜に暫定検査が行われ、陽性反応が確認された。米疾病対策センター(CDC)が確定検査を行う。感染が確認されれば、米国内での感染は2人目となる。 保健当局は、この医療従事者の聴取をすでに実施しており、発症までに接触した人物を特定し、経過観察を行う。 CDCは14日、女性看護師以外にも、男性患者の治療に76人が関わっていたとして、定期的な体温検査などの経過観察を開始したと明らかにしていた。> とある。
エボラ、米で2人目感染か...医療従事者が陽性/yomiDr. ヨミドクター/2014.10.16
【ロサンゼルス=加藤賢治】 米南部テキサス州の保健当局は15日、同州ダラスの病院でエボラ出血熱患者の治療に関わった医療従事者の女性から、新たに陽性反応が出たと発表した。
この病院では、12日に女性看護師の感染が確認されている。2人とも、エボラ出血熱により8日に同病院で死亡したリベリアの男性の治療に携わっており、院内で二次感染した可能性がある。
陽性反応が出た医療従事者は14日に発熱症状を訴え、同病院内で隔離された。同州の公衆衛生研究所で14日夜に暫定検査が行われ、陽性反応が確認された。米疾病対策センター(CDC)が確定検査を行う。感染が確認されれば、米国内での感染は2人目となる。
保健当局は、この医療従事者の聴取をすでに実施しており、発症までに接触した人物を特定し、経過観察を行う。
CDCは14日、女性看護師以外にも、男性患者の治療に76人が関わっていたとして、定期的な体温検査などの経過観察を開始したと明らかにしていた。
(2014年10月16日 読売新聞)
"二次感染" という事態が繰り返されるならば、"エボラ出血熱" 感染拡大を阻止しようとする国際的活動全体に暗雲を垂れこめさせることになりかねない。
日本においても、<日本病院会は「エボラウイルスが国内に入ってくる可能性は低いと考えているが、万が一に備えて感染の拡大を防ぐための対策を取りたい」......>( エボラ2次感染 日本病院会が注意喚起/NHK NEWS WEB/2014.10.16 - 06:39 ) と動き始めている...... (2014.10.17)
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