予断を許さない "エボラ出血熱" の国際的感染状況にあって、"エボラ熱感染疑い" の患者は各国で発見され、警戒されている。
◆ 参照 当誌過去の "エボラ出血熱" 関連記事
(1) エボラ熱の大規模感染「人道の危機」として捉えるべき! ウイルス発見の博士に聞く!/当誌 2014.11.01
(2) エボラウイルス検出されず!リベリア滞在で発熱の男性 引続き3日程度入院で経過観察!/当誌 2014.10.29
今回注目する下記引用サイト記事 : 東京の男性はエボラ熱陰性 ギニア人女性も検査/【共同通信】/2014.11.08 - 06:24 は、日本国内でも、"エボラ熱感染疑い" の患者(10月末以来、計3人!)が発見され、それぞれの状況に応じて対応されていることを伝えている。
<厚生労働省は8日、エボラ出血熱が流行している西アフリカのリベリアに滞在歴があり、帰国後に発熱があった東京都の60代の男性は、国立感染症研究所の血液検査でエボラウイルスが検出されず、陰性と判定されたと発表した。 関西空港に7日到着したギニア国籍の20代女性にも発熱が確認されており、検査を進める。 厚労省によると、2人とも現地でエボラ熱患者と接触していないという。男性は搬送先の特定感染症指定医療機関「国立国際医療研究センター」(東京都新宿区)で咽頭炎、ギニア人女性は「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)で熱帯熱マラリアと診断されていた。> とある。
東京の男性はエボラ熱陰性 ギニア人女性も検査/【共同通信】/2014.11.08 - 06:24
厚生労働省は8日、エボラ出血熱が流行している西アフリカのリベリアに滞在歴があり、帰国後に発熱があった東京都の60代の男性は、国立感染症研究所の血液検査でエボラウイルスが検出されず、陰性と判定されたと発表した。
関西空港に7日到着したギニア国籍の20代女性にも発熱が確認されており、検査を進める。
厚労省によると、2人とも現地でエボラ熱患者と接触していないという。男性は搬送先の特定感染症指定医療機関「国立国際医療研究センター」(東京都新宿区)で咽頭炎、ギニア人女性は「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)で熱帯熱マラリアと診断されていた。
現時点では、"水際対応" に特別な問題は生じていないようである。 ただ、<(2例目の)東京都内の60歳代の男性が、厚生労働省の要請に反し、町中の医院を受診していた>( エボラ可能性の男性、町中の医院に...医師も困惑/yomiDr. ヨミドクター/2012.11.08 ) という "際どい事態" があったのも事実だ...... (2014.11.09)
コメントする