"データベース" が援用されるのは、それだけ "データが多く蓄積されている" ということのはず。
"がん" の場合、"診療データが多い現実" はあまり喜ばしいことでもなさそうであるが、むしろ "蓄積されてしまったデータ" ならば、その "有効活用" が目指されて然るべきなのであろう。
◆ 参照 当誌過去の "がん データベース" 関連記事
○ がんの有無を"2分で診断"(山梨大など)!がんの組織検査/生検での複雑な前処理が不要!/当誌 2014.02.26
今回注目する下記引用サイト記事 : がん診療実績 患者に提供...病院探しに活用/yomiDr. ヨミドクター/2014.12.10 は、<約220万件のがん登録情報が収録されているデータベースを使った患者向けの情報提供サービスが全国の拠点病院などで始まった> という、がん治療現場での最新動向について報じている。
<約220万件のがん登録情報が収録されているデータベースを使った患者向けの情報提供サービスが全国の拠点病院などで始まった。 肉腫や皮膚がんなど患者が少ないがんの治療で病院を探す際などに、診療実績に基づいた情報を得ることができる。 データベースは、国立がん研究センター(東京都中央区)が、407のがん診療連携拠点病院などで2009~12年に登録された情報を基に作った。 患者・家族からの相談を聞き、拠点病院の職員が該当するがんの症例数と病院名を教える。電話での問い合わせにも答える。 がんの情報は、現在、同センターのホームページで全国の病院の診療実績を検索できるが、部位の分類が大まかで、肉腫、特殊な血液がん、皮膚がんなどに絞って情報を得ることはできなかった。 システムの開発を担当した同センターの東尚弘・がん政策科学研究部長は「どこの病院に行けばいいか分からないと困っていたり、治療が受けられなかったりする人が一人でも減ってほしい」と話している。 相談に応じる病院については、国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンター(電話0570・02・3410、平日午前10時から午後3時まで)まで。(2014年12月10日 読売新聞)> とある。
がん診療実績 患者に提供...病院探しに活用/yomiDr. ヨミドクター/2014.12.10
約220万件のがん登録情報が収録されているデータベースを使った患者向けの情報提供サービスが全国の拠点病院などで始まった。
肉腫や皮膚がんなど患者が少ないがんの治療で病院を探す際などに、診療実績に基づいた情報を得ることができる。
データベースは、国立がん研究センター(東京都中央区)が、407のがん診療連携拠点病院などで2009~12年に登録された情報を基に作った。
患者・家族からの相談を聞き、拠点病院の職員が該当するがんの症例数と病院名を教える。電話での問い合わせにも答える。
がんの情報は、現在、同センターのホームページで全国の病院の診療実績を検索できるが、部位の分類が大まかで、肉腫、特殊な血液がん、皮膚がんなどに絞って情報を得ることはできなかった。
システムの開発を担当した同センターの東尚弘・がん政策科学研究部長は「どこの病院に行けばいいか分からないと困っていたり、治療が受けられなかったりする人が一人でも減ってほしい」と話している。
相談に応じる病院については、国立がん研究センターのがん情報サービスサポートセンター(電話0570・02・3410、平日午前10時から午後3時まで)まで。
(2014年12月10日 読売新聞)
突然 "がんと診断された患者" にとっては、とかく、その後の対処にも戸惑いが生じる。<どこの病院に行けばいいか分からないと困ったり> と......。
そんな場合、上記記事のような "データベース" は、ひとつの有力な判断材料を提供してくれるに違いなかろう...... (2014.12.13)
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