じわじわと拡大している "H5N8型高病原性鳥インフルエンザウイルス" 感染地域である。所変われど事態に新奇さはなさそうだが、それでも注意深く対処し、対策を打っていくほかない。
◆ 参照 当誌過去の "鳥インフル" 関連記事
(1) 鹿児島県 "ツルねぐらの水"からも"H5N8型高病原性鳥インフルエンザウイルス"を検出!/当誌 2014.12.07
(2) 兵庫・淡路島でも野鳥の死骸から鳥インフル陽性反応(簡易検査)!野鳥の監視を強化!/当誌 2014.12.03
(3) 鹿児島県のマナヅル、確定検査で"高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)"が検出!/当誌 2014.12.01
(4) 東京/大田区で渡り鳥1羽から"鳥インフルエンザウイルスの陽性反応"!詳しい検査へ!/当誌 2014.11.29
(5) 千葉の鳥インフル、高病原性鳥インフルウイルス(H5型)を検出!警戒レベル3に引上げ!/当誌 2014.11.23
(6) 千葉県長柄町で採取したカモ類のふん、鳥インフルエンザの"陽性"反応!確定検査へ!/当誌 2014.11.22
(7) "宮城県栗原市"でオオハクチョウから鳥インフル! 簡易検査で"陽性"!確定検査へ!/当誌 2014.11.21
(8) 東京都内で鳥インフル陽性!野鳥ホシハジロの死骸、詳細検査(強毒性かどうか?!)へ!/当誌 2014.11.19
今回注目する下記引用サイト記事 : は、<岐阜県可児市で12日に回収したオシドリの死骸> から<H5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出> という新たな事実について報じている。
<環境省は20日、岐阜県可児市で12日に回収したオシドリの死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け実施した確定検査で、H5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表。野鳥緊急調査チームを現地へ派遣し、感染の広がりがないか調べる。 県は、陽性反応が出た16日以降、死骸の発見場所から半径10キロ圏内を毎日巡回し、他に異常な死に方をしている鳥は見つかっていないとしている。20日開いた対策会議では、今後は池や川岸など水鳥が集まりやすい場所を重点的に監視することを確認した。 10キロ圏内にある岐阜県の養鶏農家19戸で異常は確認されていない。> とある。
岐阜の鳥インフルは高病原性 確定検査で検出/【共同通信】/2014.12.20 - 17:44
環境省は20日、岐阜県可児市で12日に回収したオシドリの死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け実施した確定検査で、H5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表。野鳥緊急調査チームを現地へ派遣し、感染の広がりがないか調べる。
県は、陽性反応が出た16日以降、死骸の発見場所から半径10キロ圏内を毎日巡回し、他に異常な死に方をしている鳥は見つかっていないとしている。20日開いた対策会議では、今後は池や川岸など水鳥が集まりやすい場所を重点的に監視することを確認した。
10キロ圏内にある岐阜県の養鶏農家19戸で異常は確認されていない。
鳥インフルエンザ A型インフルエンザウイルスによる鳥の病気。家畜伝染病予防法では高病原性と低病原性に分けて指定され、高病原性に感染すると多くが死ぬ。国内では2010年秋から11年春に大流行。人への感染は、海外では生鳥市場などで日常的に濃厚接触し、感染したとする報告もある。世界保健機関(WHO)は鳥インフルエンザに感染した人や豚の体内でウイルス遺伝子が変異し、新型インフルエンザが発生する事態を警戒している。
既に、"養鶏場" の鶏の殺処分(宮崎県延岡市の養鶏場、12月16日)も実施されており、深刻な被害が発生している状況だ。
上記記事のとおり、<ウイルス遺伝子が変異し、新型インフルエンザが発生する事態> にも用心しなければならず、ますます目が離せないのが実情のようだ...... (2014.12.22)
コメントする