昆布に含まれる "高分子フコイダン" が身体に良いことはすでに知られている。
<タカラバイオは、これまでガゴメ昆布フコイダンの機能性について研究を進めてきており、ナチュラルキラー(NK)細胞の活性化、インターフェロン-ガンマ(IFN-γ)の産生促進を介した免疫活性化作用、インフルエンザ感染抑制作用などを明らかにしている>
◆ 参照 当誌過去の "フコイダン" 関連記事
○ "ガゴメ昆布フコイダン"は高齢者の夏期の免疫低下を軽減する作用がある(TaKaRa BIO)!/当誌 2014.06.09
今回注目する下記引用サイト記事 : モズク抽出「フコイダン」 インフル抑制作用/Net Nihonkai/2015.01.10 は、<鳥取県境港市の食品加工メーカー「海産物のきむらや」(木村隆之社長)は9日、北里環境科学センター(相模原市)との共同研究で、モズクに含まれるぬめりの成分「フコイダン」に、インフルエンザの抑制作用があることを確認したと発表> と報じている。
今シーズンは、インフルエンザが猛威を振るい死者まで出る状況となっている。 <モズクに含まれるぬめりの成分「フコイダン」に、インフルエンザの抑制作用があることを確認した> との研究成果は、今後、大いに期待される。
<鳥取県境港市の食品加工メーカー「海産物のきむらや」(木村隆之社長)は9日、北里環境科学センター(相模原市)との共同研究で、モズクに含まれるぬめりの成分「フコイダン」に、インフルエンザの抑制作用があることを確認したと発表した。同社は継続する実験を通して人が食べたときに効果があるかどうかを調べ、特化した健康食品開発などにつなげる考え。 同社はこれまでに、モズクから抽出、精製した高分子フコイダンが二日酔い予防や抗がん剤の副作用抑制に効果があることを突き止め、健康食品として販売。「風邪をひかなくなった」など寄せられた利用者の声をヒントに2年前から研究を続けていた。 試験では、A型インフルエンザウイルスに感染させた培養細胞にフコイダンを加え、ウイルスに感染して死んだ細胞の跡(プラーク)を計測。1ミリリットル当たり10~20ミリグラムの濃度のフコイダンを加えたときに効果が顕著に現れ、濃度が高くなるほどプラークが少なかった。インフルエンザ治療薬であるオセルタミビルリン酸塩(タミフル)に近い作用が見受けられたとしている。 同社の舟越稔主席研究員は「フコイダンにはウイルスが細胞に付着して取り込まれるのを阻害する作用があるのでは」と推測。「メカニズムを解明し、人の健康に役立つあらゆる可能性を探りたい」と話している。> とある。
モズク抽出「フコイダン」 インフル抑制作用/Net Nihonkai/2015.01.10
鳥取県境港市の食品加工メーカー「海産物のきむらや」(木村隆之社長)は9日、北里環境科学センター(相模原市)との共同研究で、モズクに含まれるぬめりの成分「フコイダン」に、インフルエンザの抑制作用があることを確認したと発表した。同社は継続する実験を通して人が食べたときに効果があるかどうかを調べ、特化した健康食品開発などにつなげる考え。
同社はこれまでに、モズクから抽出、精製した高分子フコイダンが二日酔い予防や抗がん剤の副作用抑制に効果があることを突き止め、健康食品として販売。「風邪をひかなくなった」など寄せられた利用者の声をヒントに2年前から研究を続けていた。
試験では、A型インフルエンザウイルスに感染させた培養細胞にフコイダンを加え、ウイルスに感染して死んだ細胞の跡(プラーク)を計測。1ミリリットル当たり10~20ミリグラムの濃度のフコイダンを加えたときに効果が顕著に現れ、濃度が高くなるほどプラークが少なかった。インフルエンザ治療薬であるオセルタミビルリン酸塩(タミフル)に近い作用が見受けられたとしている。
同社の舟越稔主席研究員は「フコイダンにはウイルスが細胞に付着して取り込まれるのを阻害する作用があるのでは」と推測。「メカニズムを解明し、人の健康に役立つあらゆる可能性を探りたい」と話している。
<試験では、A型インフルエンザウイルスに感染させた培養細胞にフコイダンを加え、ウイルスに感染して死んだ細胞の跡(プラーク)を計測。......> とあり、臨床試験は今後を待つことになっているが、"タミフル" に近い効果が出ているのは驚きと言うほかない...... (2015.01.12)
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