インフルエンザの感染流行が、"インフルエンザ院内感染 → 高齢者死亡!" という痛ましいケースの続くかたちで広がっている。
◆ 参照 当誌過去の "インフルエンザ" 関連記事
○ 今シーズンのインフル猛威を振るう!各地の病院でインフル院内感染!複数の死亡も!/当誌 2015.01.23
今回注目する下記引用サイト記事 : インフル12人院内感染2人死亡...大阪・箕面市立病院/yomiDr. ヨミドクター/2015.01.22 は、今シーズン、相次いでいる "インフルエンザ院内感染 → 高齢者死亡!" というケースが、<大阪府箕面市立病院> での<91歳と100歳の女性患者2人が肺炎で死亡> というかたちで繰り返されていることを報じている。
<大阪府箕面市立病院は20日、入院患者9人(73~100歳)と看護師3人の計12人がインフルエンザに集団感染し、このうち91歳と100歳の女性患者2人が肺炎で死亡したと発表した。 同病院によると、最初に感染がわかったのは今月7日で、4人部屋に入院する女性2人。その後、同室の残る2人が相次いで発症、さらに同じフロアの別の部屋に入院していた男女5人と、看護師の男女3人の感染が判明した。死亡したのは4人部屋で後に発症した2人で、17日と19日に亡くなった。 他の感染者は現在、1人を除き、完治、または快方に向かっているという。 病院は感染者の個室への移動や、タミフルの投与などで対応したが感染は拡大しており、対策が十分だったか検証し、感染の原因や経路を調べる。記者会見した田村信司総長は「院内感染が起きてしまい、深くおわびする」と謝罪。死亡については「患者は肺炎を発症しており、感染との因果関係はわからない」と述べた。(2015年1月22日 読売新聞)> とある。
インフル12人院内感染2人死亡...大阪・箕面市立病院/yomiDr. ヨミドクター/2015.01.22
大阪府箕面市立病院は20日、入院患者9人(73~100歳)と看護師3人の計12人がインフルエンザに集団感染し、このうち91歳と100歳の女性患者2人が肺炎で死亡したと発表した。
同病院によると、最初に感染がわかったのは今月7日で、4人部屋に入院する女性2人。その後、同室の残る2人が相次いで発症、さらに同じフロアの別の部屋に入院していた男女5人と、看護師の男女3人の感染が判明した。死亡したのは4人部屋で後に発症した2人で、17日と19日に亡くなった。
他の感染者は現在、1人を除き、完治、または快方に向かっているという。
病院は感染者の個室への移動や、タミフルの投与などで対応したが感染は拡大しており、対策が十分だったか検証し、感染の原因や経路を調べる。記者会見した田村信司総長は「院内感染が起きてしまい、深くおわびする」と謝罪。死亡については「患者は肺炎を発症しており、感染との因果関係はわからない」と述べた。
(2015年1月22日 読売新聞)
◆ 参照 追加関連記事
○ 愛媛 インフル集団感染で4人死亡/NHK NEWS WEB/2015.01.23
<死亡については「患者は肺炎を発症しており、感染との因果関係はわからない」と述べた> とあるが、果して、高齢の入院患者における "インフルエンザ感染と肺炎" との関係は、"因果関係" が議論されなければならないほどに距離があるものなのだろうか...... (2015.01.24)
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