"健康/医療情報" に関するテレビ番組が多い。現在の人々の不安と関心の大きさが垣間見える。
その水準は玉石混交のようだが、情報の真偽性に関しては、もちろん視聴者の方も鵜呑みにしてはいないように思われる。
とりわけ、"医療関係者以外からの発言、一般の体験談" などについては、"サプリメントのCM" に対する反射的反応と同様に、ある種の "胡散臭さ" を感じ取っていそうだ。
今回注目する下記引用サイト記事 : 「助言」にご用心/47 NEWS - 医療新世紀/2015.01.27 は、改めて、<医療情報テレビトーク番組で紹介される「助言」にご用心、半分は"でたらめ"!> という研究結果について報じている。
<米国などで人気の医療情報テレビ番組で紹介される「助言」の半分はでたらめ ―。そんな研究結果をカナダ・アルバータ大などのチームが英医学誌BMJに発表した。 チームは米国などで人気のある二つの医療情報トーク番組の中身を検証した。助言の件数は放送1回当たり平均それぞれ11件と12件。種類別で多かったのは「食事」と「受診の勧め」だった。 助言の根拠として少なくとも一つの症例研究か、それ以上の証拠があったのは、どちらも半分程度。医師が研究発表時に求められる製薬会社などとの関係の開示もほとんどなかった。 チームは「視聴者は疑いの目を持つべきだ」と指摘している。> とある。
「助言」にご用心/47 NEWS - 医療新世紀/2015.01.27
米国などで人気の医療情報テレビ番組で紹介される「助言」の半分はでたらめ ―。そんな研究結果をカナダ・アルバータ大などのチームが英医学誌BMJに発表した。
チームは米国などで人気のある二つの医療情報トーク番組の中身を検証した。助言の件数は放送1回当たり平均それぞれ11件と12件。種類別で多かったのは「食事」と「受診の勧め」だった。
助言の根拠として少なくとも一つの症例研究か、それ以上の証拠があったのは、どちらも半分程度。医師が研究発表時に求められる製薬会社などとの関係の開示もほとんどなかった。
チームは「視聴者は疑いの目を持つべきだ」と指摘している。
上記記事で、<チームは「視聴者は疑いの目を持つべきだ」と指摘している> とあるが、そのとおりであろう。 そしてその点は、いかにもと感じられる<医療情報テレビ番組で紹介される「助言」> にとどまることなく、"大学病院の医師" の見立てや処方でさえ、"自身が納得できるのかどうか、というフィルター!" を通して然るべきなのではなかろうか...... (2015.01.30)
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