"エボラ出血熱" に対する治療薬の探索は、昨年の秋ごろ(2014年10月~)から始められていた。
そして、"日本の既存、抗インフルエンザ治療薬" が注目されても来た。
◆ 参照 当誌過去の "ファビピラビル" 関連記事
(1) エボラ出血熱向け"治療薬やワクチン" 臨床試験へ!日本企業の治療薬もギニアで開始!/当誌 2014.10.23
(2) 抗インフルエンザ薬"アビガン"(富士フイルムの薬品) 独の病院でもエボラ患者に投与!/当誌 2014.10.10
(3) エボラ出血熱、仏女性看護師治癒! "日本のインフルエンザ治療薬"(富山化学)服用で!/当誌 2014.10.07
今回注目する下記引用サイト記事 : 日本薬がエボラ熱治療に「有望」 仏機関が臨床試験/【共同通信】/2015.02.05 - 22:49 は、エボラ出血熱の治療薬として当初より注目、期待されて来た "日本の抗インフルエンザ薬(富山化学工業)" が、<臨床試験で「有望」な結果> を出した、と報じている。
<フランス国立保健医療研究所(INSERM)は5日、エボラ出血熱の治療のため西アフリカ・ギニアで実施している日本のインフルエンザ薬の臨床試験で「有望」な結果が出たと発表した。報告を受けたフランス大統領府は「死亡症例が減り、治癒が増えている」と評価する声明を出した。フランス公共ラジオが伝えた。 薬は富士フイルムホールディングス(HD)傘下の富山化学工業(東京)が開発したアビガン(一般名・ファビピラビル)。死者9千人に迫るエボラ熱に対し初の有効な治療法となる期待が高まった。> とある。
日本薬がエボラ熱治療に「有望」 仏機関が臨床試験/【共同通信】/2015.02.05 - 22:49
【パリ共同】フランス国立保健医療研究所(INSERM)は5日、エボラ出血熱の治療のため西アフリカ・ギニアで実施している日本のインフルエンザ薬の臨床試験で「有望」な結果が出たと発表した。報告を受けたフランス大統領府は「死亡症例が減り、治癒が増えている」と評価する声明を出した。フランス公共ラジオが伝えた。
薬は富士フイルムホールディングス(HD)傘下の富山化学工業(東京)が開発したアビガン(一般名・ファビピラビル)。死者9千人に迫るエボラ熱に対し初の有効な治療法となる期待が高まった。
これまで、"有効な治療薬" が見いだせなかったこともあり、<死者9千人に迫るエボラ熱に対し初の有効な治療法となる期待が高まった> とある。
"既存薬であった!" という点から、こうしたスピィーディな運びとなったものと思われるが、今後、感染拡大抑止に向け大きな役割を果たすことを期待したい...... (2015.02.07)
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