"がんの痛み" については、昨日、『 がんの痛み取り除く治療「日本は先進国では最低水準」!必要以上に麻薬を怖がる風潮?! 』で注目したとおりだ。
◆ 参照 当誌過去の "がんの痛み" 関連記事
○ がんの痛み取り除く治療「日本は先進国では最低水準」!必要以上に麻薬を怖がる風潮?!/当誌 2015.02.10
今回注目する下記引用サイト記事 : がんの痛み、我慢しないで 「がんと痛み」講師・服部政治さん アピタル夜間学校から/apital/2015.02.09 は、"がんの痛み" について、医師の立場から <がんに関しては、痛みを我慢する医学的なメリットはまったくありません。逆に、痛みによって「動かない」「食べない」「眠れない」状態が続けば体力の低下を招き、この先に受けるべき治療の選択肢を狭めてしまうことにもなりかねません> と明言した上で、<がんの痛みは積極的に取るべきです> という明確なアドバイスがなされている。
<がんに伴って痛みを感じることは、残念ながら少なくありません。末期がんでは6~7割の方が痛みを訴えるという調査結果もあります。 がんに関しては、痛みを我慢する医学的なメリットはまったくありません。逆に、痛みによって「動かない」「食べない」「眠れない」状態が続けば体力の低下を招き、この先に受けるべき治療の選択肢を狭めてしまうことにもなりかねません。 患者さんが少しでも快適に日常生活が送れるようにするための医療が「緩和ケア」。がん治療と並行して積極的に行うべき大切な治療です。よく誤解されがちですが、もう治療法がなくなったから仕方なくする、というものでは決してありません。 がんの痛みを取るために使われる麻薬もまた、よく誤解されています。「痛みの強さに応じて量を調整できる」という優れた特徴があり、吐き気などの副作用も他の薬と同じように抑えることができます。医師の指示の下で使えば安全ですし、恐れる必要はまったくありません。 がんの痛みは積極的に取るべきです。今回の講義を通じて「痛みに征服されないで」というメッセージが伝わればうれしいです。(聞き手・田之畑仁)> とある。
がんの痛み、我慢しないで 「がんと痛み」 講師・服部政治さん アピタル夜間学校から/apital/2015.02.09<
がんに伴って痛みを感じることは、残念ながら少なくありません。末期がんでは6~7割の方が痛みを訴えるという調査結果もあります。
がんに関しては、痛みを我慢する医学的なメリットはまったくありません。逆に、痛みによって「動かない」「食べない」「眠れない」状態が続けば体力の低下を招き、この先に受けるべき治療の選択肢を狭めてしまうことにもなりかねません。
患者さんが少しでも快適に日常生活が送れるようにするための医療が「緩和ケア」。がん治療と並行して積極的に行うべき大切な治療です。よく誤解されがちですが、もう治療法がなくなったから仕方なくする、というものでは決してありません。
がんの痛みを取るために使われる麻薬もまた、よく誤解されています。「痛みの強さに応じて量を調整できる」という優れた特徴があり、吐き気などの副作用も他の薬と同じように抑えることができます。医師の指示の下で使えば安全ですし、恐れる必要はまったくありません。
がんの痛みは積極的に取るべきです。今回の講義を通じて「痛みに征服されないで」というメッセージが伝わればうれしいです。
(聞き手・田之畑仁)
一般的に、"痛み" 自体は、身体の不調を自覚させるもの(回復力と繋がっている......)として、むやみに蔑ろにしたり、短絡的にクスリで抑え込むものではない、と考えられている。 ここから、我慢できる場合には我慢することが勧められたりするわけだ。
ところが "がんの痛み" の場合には、上記記事のように "真逆!" であるとされる...... (2015.02.11)
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