再生医療の研究分野では、"iPS細胞" とともに "ES細胞(胚性幹細胞)" からの "臓器の立体組織" 作製の研究が進展している。
◆ 参照 当誌過去の "ES細胞" 関連記事
(1) 人の"ES細胞(胚性幹細胞)"から"小脳神経"作成成功!(理研/広島大)脳疾患治療期待!/当誌 2015.01.31
(2) 腎臓病に朗報!"体性幹細胞"からの"腎臓の立体組織"作製に成功!岡山大・杏林大など!/当誌 2014.11.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 人のESで目の毛様体縁、理研 網膜疾患治療に応用期待/【共同通信】/2015.02.19 - 19:38 は、<体のさまざまな細胞や組織になる人の胚性幹細胞(ES細胞)から、胎児の目にある「毛様体縁」を含む網膜の立体組織> が作られたと報じている。 そして、<今回の網膜組織を使えば目の難病治療に役立つ可能性がある> という。
<体のさまざまな細胞や組織になる人の胚性幹細胞(ES細胞)から、胎児の目にある「毛様体縁」を含む網膜の立体組織を作ることに理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)と住友化学のチームが世界で初めて成功し、19日付の英科学誌電子版に発表した。 毛様体縁には、網膜を構成する視細胞や神経節細胞を作るもとになる幹細胞が含まれていた。チームは「網膜ができる仕組みを知る手掛かりになり、今回の網膜組織を使えば目の難病治療に役立つ可能性がある」とした。> とある。
人のESで目の毛様体縁、理研 網膜疾患治療に応用期待/【共同通信】/2015.02.19 - 19:38
体のさまざまな細胞や組織になる人の胚性幹細胞(ES細胞)から、胎児の目にある「毛様体縁」を含む網膜の立体組織を作ることに理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)と住友化学のチームが世界で初めて成功し、19日付の英科学誌電子版に発表した。
毛様体縁には、網膜を構成する視細胞や神経節細胞を作るもとになる幹細胞が含まれていた。チームは「網膜ができる仕組みを知る手掛かりになり、今回の網膜組織を使えば目の難病治療に役立つ可能性がある」とした。
今回、作製された "毛様体縁" には、<網膜を構成する視細胞や神経節細胞を作るもとになる幹細胞が含まれていた> とあり、この成果は、"目の研究と治療" の両面に対して大きく貢献しそうである...... (2015.02.24)
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