"業務で使っていた化学物質が原因でがんを発症するケース"としては、印刷会社の従業員などが相次いで発症した "胆管がん" が注目されてきた。( c.f.建設作業アスベスト[石綿] → 肺がん )
今回注目する下記引用サイト記事 : 胆管がん問題で初の研究拠点 大阪市立大/NHK NEWS WEB/2015.03.07 - 04:13 は、<大阪市立大学は、化学物質によって起きる胆管がんについて専門的に研究する全国で初めての拠点を、来月、附属病院に設けることを決め、「職業性胆管癌臨床・解析センター」と名付け、全国の患者の検査データやがんの部分の画像などを集めて詳しい原因を調べるとともに、診断法や治療法の開発を目指す> と報じている。
これで漸く、"胆管がん問題" に関する調査分析に本腰が入ることになりそうだ。
<印刷会社の従業員などが相次いで胆管がんを発症した問題を受けて、大阪市立大学はこの病気の患者の情報を集め診断法や治療法の開発を目指す、全国で初めての研究拠点を、来月、設けることを決めました。 この問題は、印刷会社の従業員などが相次いで胆管がんを発症したもので、これまでに全国の36人が労災と認められました。 厚生労働省は、インクを洗い流す作業で使われた化学物質に、長時間、高い濃度でさらされたことが原因の可能性が極めて高いとしています。 この問題を受けて、大阪市立大学は、化学物質によって起きる胆管がんについて専門的に研究する全国で初めての拠点を、来月、附属病院に設けることを決めました。 「職業性胆管癌臨床・解析センター」と名付け、全国の患者の検査データやがんの部分の画像などを集めて詳しい原因を調べるとともに、診断法や治療法の開発を目指すことにしています。 胆管がんに詳しい久保正二病院教授は「業務で使っていた化学物質が原因で病気になる人は今後も増えると考えられる。詳しい原因などはまだ分からないことが多く、診断と治療が適切にできるよう研究を進めたい」と話しています。> とある。
胆管がん問題で初の研究拠点 大阪市立大/NHK NEWS WEB/2015.03.07 - 04:13
印刷会社の従業員などが相次いで胆管がんを発症した問題を受けて、大阪市立大学はこの病気の患者の情報を集め診断法や治療法の開発を目指す、全国で初めての研究拠点を、来月、設けることを決めました。
この問題は、印刷会社の従業員などが相次いで胆管がんを発症したもので、これまでに全国の36人が労災と認められました。
厚生労働省は、インクを洗い流す作業で使われた化学物質に、長時間、高い濃度でさらされたことが原因の可能性が極めて高いとしています。
この問題を受けて、大阪市立大学は、化学物質によって起きる胆管がんについて専門的に研究する全国で初めての拠点を、来月、附属病院に設けることを決めました。
「職業性胆管癌臨床・解析センター」と名付け、全国の患者の検査データやがんの部分の画像などを集めて詳しい原因を調べるとともに、診断法や治療法の開発を目指すことにしています。
胆管がんに詳しい久保正二病院教授は「業務で使っていた化学物質が原因で病気になる人は今後も増えると考えられる。詳しい原因などはまだ分からないことが多く、診断と治療が適切にできるよう研究を進めたい」と話しています。
<業務で使っていた化学物質> が "発がん" の原因につながるというケースは、この "胆管がん" にせよ、"肺がん" にせよ悲惨なことだと言わざるを得ない。
不幸な事態が一刻も早く救済されるために、記事のような集中的な調査研究センターが開設されるべきかと思われる...... (2015.03.09)
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