多くの病気などが "遺伝子" と深く関係していることが注目され、病気などの "原因遺伝子" が次々明らかにされている。
◆ 参照 当誌過去の "遺伝子操作" 関連記事
○ <多くの病気などが "遺伝子" と深く関係していることがかねてより注目されてきた。―― 下記の関連リスト参照。 そうした観点の妥当性を裏付けるかのようなニュースが続いている。> ( 病気などの"原因遺伝子"が次々明らかに! "遺伝子操作"が治療の決め手となる趨勢か?!/当誌 2013.09.12 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 順天堂大、遺伝子注射で難聴改善 マウスで成功/【共同通信】/2015.04.06 - 18:34 は、<遺伝性難聴のマウスの内耳に遺伝子を入れ、聴力を改善させることに成功 ...... 遺伝性難聴の根本的治療法の開発につながる> と報じられている。
<遺伝性難聴のマウスの内耳に遺伝子を入れ、聴力を改善させることに成功したと順天堂大などのチームが6日、発表した。同大の池田勝久教授(耳鼻咽喉科)は「遺伝性難聴の根本的治療法の開発につながると期待できる」と話している。 チームは難聴の原因遺伝子のうち、最も患者の多い「GJB2」という遺伝子に着目。この遺伝子が変異したマウスは、内耳で音を感じるセンサーの役割をする「コルチ器」という器官が形成されないことを発見した。 遺伝子を変異させたマウスが生まれた直後、内耳にGJB2遺伝子を注射。10~12週間後、小さい音でも聞き取れるようになり、コルチ器もできていた。> とある。
順天堂大、遺伝子注射で難聴改善 マウスで成功/【共同通信】/2015.04.06 - 18:34
遺伝性難聴のマウスの内耳に遺伝子を入れ、聴力を改善させることに成功したと順天堂大などのチームが6日、発表した。同大の池田勝久教授(耳鼻咽喉科)は「遺伝性難聴の根本的治療法の開発につながると期待できる」と話している。
チームは難聴の原因遺伝子のうち、最も患者の多い「GJB2」という遺伝子に着目。この遺伝子が変異したマウスは、内耳で音を感じるセンサーの役割をする「コルチ器」という器官が形成されないことを発見した。
遺伝子を変異させたマウスが生まれた直後、内耳にGJB2遺伝子を注射。10~12週間後、小さい音でも聞き取れるようになり、コルチ器もできていた。
遺伝性難聴が、「GJB2」という遺伝子の "変異" によって引き起こされていることが、上記記事の研究結果によって判明したと言って良いのだろう。
遺伝性難聴の根本的治療法の開発が大いに期待されるところだ...... (2015.04.08)
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