この間、"肺移植"(脳死移植、生体間移植)については、"様々な工夫と挑戦!" が試みられてきた。ドナー提供臓器(肺) が決して豊富ではない現状から、やむを得ず 様々な工夫と挑戦!" が求められている、ということなのかもしれない。
◆ 参照 当誌過去の "肺移植" 関連記事
(1) 脳死の女性から提供された肺 "左右を反転させ移植"に初成功!提供チャンスを活かす!/当誌 2014.07.06
(2) ドナー提供臓器(肺)を"特殊装置で機能リカバリー"の上移植手術!岡山大学病院国内初!/当誌 2013.10.25
(3) 肺移植の3歳児は順調に回復!"ほっ"とさせ、"ほっこり"させるこうした記事を歓迎!/当誌 2013.07.24
今回注目する下記引用サイト記事 : 両肺のハイブリッド移植 岡山大成功、世界初/【共同通信】/2015.04.04 - 21:14 は、"様々な工夫と挑戦!" を推進している岡山大病院・大藤剛宏教授らが、<左右両方の肺移植で、片方を脳死した人から、もう片方を生きている人から提供を受けた「ハイブリッド肺移植」の手術を実施、世界で初めて成功> という快挙を報じている。
<岡山大病院は4日、北海道在住の男性(59)の左右両方の肺移植で、片方を脳死した人から、もう片方を生きている人から提供を受けた「ハイブリッド肺移植」の手術を実施、世界で初めて成功したと発表した。 執刀した大藤剛宏教授によると、男性は肺が硬くなり縮んで働かなくなる難病の特発性間質性肺炎。脳死ドナーからの提供肺は医学的に状態が悪く、この肺だけでは術後、十分に呼吸できないと判断。もう片方には男性の息子から提供された肺の一部を移植した。 脳死ドナーからの提供肺には状態が悪いケースもあるが、生体肺を合わせることで機能を補う手法。移植医療の幅を広げられる利点がある。> とある。
両肺のハイブリッド移植 岡山大成功、世界初/【共同通信】/2015.04.04 - 21:14
岡山大病院は4日、北海道在住の男性(59)の左右両方の肺移植で、片方を脳死した人から、もう片方を生きている人から提供を受けた「ハイブリッド肺移植」の手術を実施、世界で初めて成功したと発表した。
執刀した大藤剛宏教授によると、男性は肺が硬くなり縮んで働かなくなる難病の特発性間質性肺炎。脳死ドナーからの提供肺は医学的に状態が悪く、この肺だけでは術後、十分に呼吸できないと判断。もう片方には男性の息子から提供された肺の一部を移植した。
脳死ドナーからの提供肺には状態が悪いケースもあるが、生体肺を合わせることで機能を補う手法。移植医療の幅を広げられる利点がある。
岡山大病院・大藤剛宏教授らによる "肺移植" での "様々な工夫と挑戦!" の実績は、逼迫し続ける "ドナー提供" という厳しい現実下で、ひたすら移植手術を待ち焦がれている患者さんたちに明るい光を投げかけるものであるに違いない...... (2015.04.06)
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