"C型肝炎" の治療は、"治療期間は長く" その上、"薬の副作用" が小さくない、という感染患者にとっては二重に重なる辛さがある。(加えて、治療費が嵩む点も......)
◆ 参照 当誌過去の "C型肝炎" 関連記事
○ <肝臓がんを引き起こすC型慢性肝炎の治療には、高い頻度で副作用が伴う。治りにくい患者向けに、副作用を比較的抑えながら、治療期間を短くする治療法が実用化された。治療に伴う苦痛の軽減が期待される......> ( "C型慢性肝炎" 副作用少ない薬が実用化!決して侮れない"C型肝炎"と治療に伴う苦痛!/当誌 2013.12.20 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 治癒率96%のC型肝炎新薬、保険適用へ/yomiDr. ヨミドク/2015.05.13 は、とりわけ、"治療費軽減" という点で "C型肝炎" の感染患者にとっては朗報となる動向、つまり、<C型慢性肝炎治療の新薬「ソバルディ」(一般名・ソホスブビル)について、厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は13日、保険適用を承認> について報じている。
<C型慢性肝炎治療の新薬「ソバルディ」(一般名・ソホスブビル)について、厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は13日、保険適用を承認した。 薬価は1錠(1日分)で6万1799円。治療に必要な12週間分の薬剤費だけで約550万円かかるが、国の医療費助成の対象となれば、患者の自己負担は月額で最大2万円で済む。 ソバルディは、C型肝炎感染者の約3割を占める遺伝子型2型を対象とした初の飲み薬。中外製薬の抗ウイルス薬「コペガス」(同リバビリン)と併せて服用する治療法として、米ギリアド・サイエンシズ社の日本法人が3月に製造販売の承認を得ていた。今月20日から保険が使える。 中医協は、臨床試験(治験)の治癒率が96%と高く、インターフェロンを使った従来の治療法より有効で安全性も高いことなどを評価した。 国はB型、C型肝炎患者に医療費を助成している。今回の併用療法も、18日の厚生労働省の会議で助成が認められる見込み。 ギリアド社の推計では、治療対象となる患者は約11万人。東京肝臓友の会の米沢敦子事務局長は「度重なるインターフェロン治療でもウイルスを消せず、肝がんや肝硬変におびえてきた人たちにとって朗報になる」と話した。 ギリアド社は、C型肝炎感染者の約7割を占める遺伝子型1型の治療薬についても製造販売申請を昨年9月に行っている。早ければ今夏にも保険適用される見通し。 (2015年5月13日 読売新聞)> とある。
治癒率96%のC型肝炎新薬、保険適用へ/yomiDr. ヨミドク/2015.05.13
C型慢性肝炎治療の新薬「ソバルディ」(一般名・ソホスブビル)について、厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は13日、保険適用を承認した。
薬価は1錠(1日分)で6万1799円。治療に必要な12週間分の薬剤費だけで約550万円かかるが、国の医療費助成の対象となれば、患者の自己負担は月額で最大2万円で済む。
ソバルディは、C型肝炎感染者の約3割を占める遺伝子型2型を対象とした初の飲み薬。中外製薬の抗ウイルス薬「コペガス」(同リバビリン)と併せて服用する治療法として、米ギリアド・サイエンシズ社の日本法人が3月に製造販売の承認を得ていた。今月20日から保険が使える。
中医協は、臨床試験(治験)の治癒率が96%と高く、インターフェロンを使った従来の治療法より有効で安全性も高いことなどを評価した。
国はB型、C型肝炎患者に医療費を助成している。今回の併用療法も、18日の厚生労働省の会議で助成が認められる見込み。
ギリアド社の推計では、治療対象となる患者は約11万人。東京肝臓友の会の米沢敦子事務局長は「度重なるインターフェロン治療でもウイルスを消せず、肝がんや肝硬変におびえてきた人たちにとって朗報になる」と話した。
ギリアド社は、C型肝炎感染者の約7割を占める遺伝子型1型の治療薬についても製造販売申請を昨年9月に行っている。早ければ今夏にも保険適用される見通し。
(2015年5月13日 読売新聞)
<C型肝炎感染者の約7割を占める遺伝子型1型の治療薬についても製造販売申請を昨年9月に行っている。早ければ今夏にも保険適用される見通し> とあるため、C型肝炎感染者にとっての朗報が続く見込みだ...... (2015.05.15)
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