"筋肉" の有無が、"健康" にとって重要な条件であることはしばしば指摘されている。 たとえば、"メタボ" が問題だとしても、"筋肉" まで削ぎ落すような過激なダイエットは危険だ、というように......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 握力弱いと死亡リスク上昇 国際チーム17カ国で研究/47NEWS 医療新世紀/2015.06.23 は、 その "筋肉" の強さのバロメーターとも言われる "握力の強弱" と "死亡リスクの大きさ" との関係について、興味深い調査分析をしている。
<握力は筋力の強さのバロメーターであるとともに、死亡リスクの大きさや心臓血管系の病気へのかかりやすさにも関係しているようだ。カナダ・マクマスター大などの国際研究チームが、17カ国の成人約14万人を対象にした研究でそんな結論をまとめ、英医学誌ランセットに報告した。 握力が5キロ弱くなるごとに、何らかの原因で死亡するリスクが16%増えたほか、心筋梗塞のリスクが7%、脳卒中のリスクは9%増加していた。> と伝え、<簡単で費用もかからない握力測定で、死亡リスクが高い人を見分けられるようになる日が来るかもしれない。今後は筋力を高めることによって早死にを防げるかどうかの研究が必要だ> と報じている。
<握力は筋力の強さのバロメーターであるとともに、死亡リスクの大きさや心臓血管系の病気へのかかりやすさにも関係しているようだ。カナダ・マクマスター大などの国際研究チームが、17カ国の成人約14万人を対象にした研究でそんな結論をまとめ、英医学誌ランセットに報告した。 握力が5キロ弱くなるごとに、何らかの原因で死亡するリスクが16%増えたほか、心筋梗塞のリスクが7%、脳卒中のリスクは9%増加していた。 握力の弱さと死亡や病気リスクとの関係はこれまでにも指摘されていたが、先進国での研究が中心だったため、普遍的な傾向と言えるのかどうかはっきりしていなかった。今回はカナダ、スウェーデンなどの先進国からバングラデシュ、パキスタンといった国民所得水準が低い発展途上国の住民も広く対象にし、人数も大規模なのが特徴だ。 調査は2003~09年に実施。35~70歳の男女計13万9691人について、共通の方法で握力を測定した後、定期的に健康状態をチェックした。 平均4年間の追跡期間中に3379人(2%)が死亡。分析の結果、握力は、収縮期血圧(最高血圧)の値より死亡リスクとの関連が強かった。一方で、糖尿病や転倒による骨折などとの関連はみられなかった。 年齢や学歴、たばこやアルコール摂取などの要因について調整しても、結論は変わらなかった。 チームは「簡単で費用もかからない握力測定で、死亡リスクが高い人を見分けられるようになる日が来るかもしれない。今後は筋力を高めることによって早死にを防げるかどうかの研究が必要だ」としている。> とある。
握力弱いと死亡リスク上昇 国際チーム17カ国で研究/47NEWS 医療新世紀/2015.06.23
握力は筋力の強さのバロメーターであるとともに、死亡リスクの大きさや心臓血管系の病気へのかかりやすさにも関係しているようだ。カナダ・マクマスター大などの国際研究チームが、17カ国の成人約14万人を対象にした研究でそんな結論をまとめ、英医学誌ランセットに報告した。
握力が5キロ弱くなるごとに、何らかの原因で死亡するリスクが16%増えたほか、心筋梗塞のリスクが7%、脳卒中のリスクは9%増加していた。
握力の弱さと死亡や病気リスクとの関係はこれまでにも指摘されていたが、先進国での研究が中心だったため、普遍的な傾向と言えるのかどうかはっきりしていなかった。今回はカナダ、スウェーデンなどの先進国からバングラデシュ、パキスタンといった国民所得水準が低い発展途上国の住民も広く対象にし、人数も大規模なのが特徴だ。
調査は2003~09年に実施。35~70歳の男女計13万9691人について、共通の方法で握力を測定した後、定期的に健康状態をチェックした。
平均4年間の追跡期間中に3379人(2%)が死亡。分析の結果、握力は、収縮期血圧(最高血圧)の値より死亡リスクとの関連が強かった。一方で、糖尿病や転倒による骨折などとの関連はみられなかった。
年齢や学歴、たばこやアルコール摂取などの要因について調整しても、結論は変わらなかった。チームは「簡単で費用もかからない握力測定で、死亡リスクが高い人を見分けられるようになる日が来るかもしれない。今後は筋力を高めることによって早死にを防げるかどうかの研究が必要だ」としている。
上記記事の趣旨からすれば、当然の理屈となるに違いない <今後は筋力を高めることによって早死にを防げるかどうかの研究が必要だ> の成り行きは、さてどうなるのであろうか...... (2015.06.27)
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