"遺伝子治療/操作" のアプローチに、いよいよ本腰が入って来たかの感がある。
◆ 参照 当誌過去の "遺伝子治療" 関連記事
○ <多くの病気などが "遺伝子" と深く関係していることがかねてより注目されてきた。―― 下記の関連リスト参照。そうした観点の妥当性を裏付けるかのようなニュースが続いている。......> ( 病気などの"原因遺伝子"が次々明らかに! "遺伝子操作"が治療の決め手となる趨勢か?!/当誌 2013.09.12 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 神経難病の15歳に遺伝子治療...自治医大が国内初/yomiDr. ヨミドク/2015.07.02 は、 <全身の筋肉がうまく動かず、寝たきりになってしまう小児の神経難病に対する遺伝子治療を、国内で初めて実施。この難病は「芳香族アミノ酸脱炭酸酵素(AADC)欠損症」と呼ばれ、神経の間で信号を伝える物質が、生まれつき作れない。AADCを作る遺伝子を組み込んだウイルスを、15歳の男性に投与。> と報じている。
<自治医科大の山形崇倫教授らのチームは1日、全身の筋肉がうまく動かず、寝たきりになってしまう小児の神経難病に対する遺伝子治療を、国内で初めて実施したことを明らかにした。 この難病は「芳香族アミノ酸脱炭酸酵素(AADC)欠損症」と呼ばれ、神経の間で信号を伝える物質が、生まれつき作れない。 チームは、厚生労働省の承認を得た上で、6月29日、AADCを作る遺伝子を組み込んだウイルスを、15歳の男性に投与した。同様の治療は台湾で16例行われ、一部は介助付きで歩けるようになったという。 (2015年7月2日 読売新聞)> とある。
神経難病の15歳に遺伝子治療...自治医大が国内初/yomiDr. ヨミドク/2015.07.02
自治医科大の山形崇倫教授らのチームは1日、全身の筋肉がうまく動かず、寝たきりになってしまう小児の神経難病に対する遺伝子治療を、国内で初めて実施したことを明らかにした。
この難病は「芳香族アミノ酸脱炭酸酵素(AADC)欠損症」と呼ばれ、神経の間で信号を伝える物質が、生まれつき作れない。
チームは、厚生労働省の承認を得た上で、6月29日、AADCを作る遺伝子を組み込んだウイルスを、15歳の男性に投与した。同様の治療は台湾で16例行われ、一部は介助付きで歩けるようになったという。
(2015年7月2日 読売新聞)
"遺伝子の欠損" と言えば、"がん" もまた "変異した遺伝子" が原因だと考えられている。 今後、益々、"遺伝子" をめぐる研究と治療とが注目されていくことになりそうだ...... (2015.07.04)
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