"医者に殺される" というフレーズが、あながち否定し得ないような昨今の医療事情である。 "群馬大病院"、"千葉県がんセンター"、"神戸国際フロンティアメディカルセンター" などでの "連続・術後死亡事故" は、ひょっとしたら現在のこの国の医療界における由々しき問題の根の深さ! を指し示しているのだろうか......
◆ 参照 当誌過去の "手術 死亡" 関連記事
(1) <神戸市が進める「医療産業都市構想」の一環として昨年11月に設立され、生体肝移植を行っている「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で、3月末までに移植手術を受けた国内外の患者7人のうち4人が手術後1か月以内に死亡していたことがわかった。......> ( 生体肝移植"4か月で7人中4人死亡"!新病院:神戸国際フロンティアメディカルセンター/当誌 2015.04.16 )
(2) <"その件数" といい、"その発生状況の実態" といい、"群馬大病院" と余りにも酷似していると言わざるを得ない "千葉県がんセンター" の "腹腔鏡手術複数死亡問題"......> ( 千葉県がんセンターの腹腔鏡手術複数死亡問題!群馬大病院と類似点が浮かび上がる!/当誌 2015.03.27 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 千葉の市立病院 手術患者7人相次ぎ死亡/NHK NEWS WEB/2015.07.04 - 11:57 は、 <千葉市の市立病院の心臓血管外科で、先月までの3か月間に手術を受けた患者7人が相次いで死亡していたことが分かり、病院では、外部の専門家を交えた委員会を設置して詳しい経緯や原因の調査を行うことになりました。> と、後を絶たない "連続術後死亡" の実態を報じている。
<千葉市の市立病院の心臓血管外科で、先月までの3か月間に手術を受けた患者7人が相次いで死亡していたことが分かり、病院では、外部の専門家を交えた委員会を設置して詳しい経緯や原因の調査を行うことになりました。 患者が相次いで死亡したのは、千葉市美浜区の千葉市立海浜病院です。 病院の説明によりますと、心臓血管外科でことし4月から先月までの3か月間に、心臓や血管の手術を受けた50代から70代までの患者7人が相次いで死亡したということです。 手術は心臓血管外科の医師2人が執刀し、患者は手術の翌日から20日までの間に死亡したということです。 病院は、短い期間に患者が死亡するケースが続いたことから、近く外部の専門家も加えた委員会を設置して、詳しい経緯や原因の調査を行うことにしています。 また、調査結果が出るまでの間、心臓を切開する手術や大動脈瘤(りゅう)の手術など、患者の負担が重い手術を停止するということです。 千葉市立海浜病院の加藤勝夫事務長は「現時点で医療事故があったとは考えていないが、相次いで患者が死亡したことを重く受け止めており、委員会で詳しく調査していきたい」と話しています。> とある。
千葉の市立病院 手術患者7人相次ぎ死亡/NHK NEWS WEB/2015.07.04 - 11:57
千葉市の市立病院の心臓血管外科で、先月までの3か月間に手術を受けた患者7人が相次いで死亡していたことが分かり、病院では、外部の専門家を交えた委員会を設置して詳しい経緯や原因の調査を行うことになりました。
患者が相次いで死亡したのは、千葉市美浜区の千葉市立海浜病院です。
病院の説明によりますと、心臓血管外科でことし4月から先月までの3か月間に、心臓や血管の手術を受けた50代から70代までの患者7人が相次いで死亡したということです。
手術は心臓血管外科の医師2人が執刀し、患者は手術の翌日から20日までの間に死亡したということです。
病院は、短い期間に患者が死亡するケースが続いたことから、近く外部の専門家も加えた委員会を設置して、詳しい経緯や原因の調査を行うことにしています。
また、調査結果が出るまでの間、心臓を切開する手術や大動脈瘤(りゅう)の手術など、患者の負担が重い手術を停止するということです。
千葉市立海浜病院の加藤勝夫事務長は「現時点で医療事故があったとは考えていないが、相次いで患者が死亡したことを重く受け止めており、委員会で詳しく調査していきたい」と話しています。
言うまでもなく、現代の医療ジャンルには、目まぐるしいばかりの "先端医療技術" が投入され続けている。にもかかわらず、"がん死亡" 件数も減らないのに加えて、上記記事のような "医療事故死亡" も衆目を集める発生件数を引き摺っている......。おかしくはないか?!
"この不思議な現実!" を、医療関係者や監督官庁はどう見つめているのだろうか...... (2015.07.06)
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