主治医介さず他病院の医師の意見が聞ける"セカンドオピニオンセンター"開設!(千葉県)

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 "インフォームドコンセント" が浸透し始めているとは言うものの、相変わらず「素人で分かりませんので、先生にお任せいたします」という "がん患者" の多いのが現状とか......。
 そんな中で、患者側に不利な医療が押しつけられた事件も発生しており、いわゆる "セカンドオピニオン" と呼ばれる支援環境が注目されている。


 ◆ 参照 当誌過去の "セカンドオピニオン" 関連記事

 (1) <がんなどの大病を患って手術を勧められたら、あなたはどうするか。主治医の方針をすぐに受け入れるのか、それとも主治医以外の医師や、別の医療機関の意見である「セカンドオピニオン」を求めるのか。 9割近い人がセカンドオピニオンを望んでいるのに、そのうちの3人に1人は、いざとなると受けられないだろうと考えていることが、電話健康相談最大手のティーペック (東京)の調査で分かった。どうすれば受けられるのかという具体的情報や、受けやすい環境の整備が不足しているとみられる。......> ( "セカンドオピニオン"!受けたいけど"情報不足"!納得して治療を受けたいという傾向!/当誌 2015.06.05
 (2) <ぼうこうがん治療の現場に対しても、自らの実体験をもとに一石を投じていたという。「がんをテーマにした講演会では十分な選択肢を示さずぼうこうを全摘する日本の医療現場に『とても先進国とは思えない。詐欺みたいなもんだ』と苦言を呈し、セカンドオピニオンの重要性を説いていました」(関係者)> ( 文太さん、セカンドオピニオンの重要性訴えた!"膀胱全摘"判断に傾く日本の医療現場!/当誌 2014.12.04


 今回注目する下記引用サイト記事主治医以外の意見、聞きやすく...窓口開設へ/yomiDr. ヨミドク/2015.07.12 は、  <腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題を受け、千葉県は、主治医を介さずに他の病院の医師の意見を聞く手続きができる「セカンドオピニオンセンター」を今夏にも県がんセンターに開設する。 保険適用外で高難度の腹腔鏡手術が患者に十分な説明なく行われ死亡例が出たことを教訓に、再発防止策の一環として導入される。......> と報じている。

 <腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題を受け、千葉県は、主治医を介さずに他の病院の医師の意見を聞く手続きができる「セカンドオピニオンセンター」を今夏にも県がんセンターに開設する。  保険適用外で高難度の腹腔鏡手術が患者に十分な説明なく行われ死亡例が出たことを教訓に、再発防止策の一環として導入される。  セカンドオピニオンセンターは、手術などの治療の前に患者から相談を受け、意見を聞ける専門家のいる病院選びや必要書類の準備を支援する。院内の患者相談窓口に新設し、看護師らスタッフ6人が対応。主治医に直接申し出るという、通常の手続きを回避することで、他の医師の意見を受けやすくする。主に院内の患者が対象だが、外部の患者も専門家のいる病院の情報提供などを受けられる。  同県によると、外部の患者向けにセカンドオピニオン外来を設ける病院は多いが、院内の患者を対象に病院が支援窓口を設ける例は珍しいという。  腹腔鏡手術を巡る医療事故で同県が設置した検証委員会会長の多田羅浩三・日本公衆衛生協会会長は「主治医に治療方針を熱心に説明されると患者はその意向に誘導されがちになる。患者の立場を守るためには、セカンドオピニオンの普及が不可欠だ」と話している。  (2015年7月12日 読売新聞)> とある。

 主治医以外の意見、聞きやすく...窓口開設へ/yomiDr. ヨミドク/2015.07.12

 腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題を受け、千葉県は、主治医を介さずに他の病院の医師の意見を聞く手続きができる「セカンドオピニオンセンター」を今夏にも県がんセンターに開設する。

 保険適用外で高難度の腹腔鏡手術が患者に十分な説明なく行われ死亡例が出たことを教訓に、再発防止策の一環として導入される。

 セカンドオピニオンセンターは、手術などの治療の前に患者から相談を受け、意見を聞ける専門家のいる病院選びや必要書類の準備を支援する。院内の患者相談窓口に新設し、看護師らスタッフ6人が対応。主治医に直接申し出るという、通常の手続きを回避することで、他の医師の意見を受けやすくする。主に院内の患者が対象だが、外部の患者も専門家のいる病院の情報提供などを受けられる

 同県によると、外部の患者向けにセカンドオピニオン外来を設ける病院は多いが、院内の患者を対象に病院が支援窓口を設ける例は珍しいという。

 腹腔鏡手術を巡る医療事故で同県が設置した検証委員会会長の多田羅浩三・日本公衆衛生協会会長は「主治医に治療方針を熱心に説明されると患者はその意向に誘導されがちになる。患者の立場を守るためには、セカンドオピニオンの普及が不可欠だ」と話している。

(2015年7月12日 読売新聞)


 上記記事のようなセカンドオピニオンセンターが、首尾良く "趣旨どおりの成果" を果たすことを期待したい。 何しろ、"大学病院" という空間は、"パワハラの巣窟(?)" であり続けてきたわけだから、"インフォームドコンセント" にせよ "セカンドオピニオン" にせよ、しっかりとした内実を伴った制度へと定着して行くには、患者側をも含めた努力が欠かせないかと思われる...... (2015.07.18)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2015年7月18日 00:01に書いたブログ記事です。

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