簡単な "血液検査" による "アルツハイマー病/認知症" の "早期発見" というアプローチについては、これまでに何度か注目してきた。 "軽度" の進行段階で発見できれば、"進行を遅らせる" ことができるため、"早期発見" に大きな意味があるからだ。
◆ 参照 当誌過去の "アルツハイマー病 血液検査" 関連記事
(1) (再) "血液検査"で、"アルツハイマー病"の危険性判定!その"検査実施上の追加情報"!/当誌 2015.06.30
(2) "血液検査"で、"アルツハイマー病"の危険性判定!早期発見、進行予防に期待!(筑波大)/当誌 2015.06.28
(3) アルツハイマー病の原因物質の蓄積が判定できる新技術!血液が数滴あればできる検査!/当誌 2014.11.12
今回注目する下記引用サイト記事 : 血液で「軽度認知障害」を判定/NHK NEWS WEB/2015.08.18 - 04:55 は、 <認知症の前段階と言われる「軽度認知障害」になっているかどうかを血液を調べるだけでおよそ80%の精度で判定できる方法を筑波大学などのグループが開発。 茨城県内の高齢者およそ900人を12年間追跡調査し、軽度認知障害からアルツハイマー型の認知症へと病状が進行していく過程を詳しく調べ、 その結果、病状が進むにつれ、患者の血液の中では、「アミロイドベータ」と呼ばれる異常なたんぱく質の排出などに働く3種類のたんぱく質が減っていることが分かった。> のだと報じている。
<認知症の前段階と言われる「軽度認知障害」になっているかどうかを血液を調べるだけでおよそ80%の精度で判定できる方法を筑波大学などのグループが開発しました。 筑波大学の朝田隆名誉教授と内田和彦准教授らのグループは、茨城県内の高齢者およそ900人を12年間追跡調査し、軽度認知障害からアルツハイマー型の認知症へと病状が進行していく過程を詳しく調べました。 その結果、病状が進むにつれ、患者の血液の中では、「アミロイドベータ」と呼ばれる異常なたんぱく質の排出などに働く3種類のたんぱく質が減っていることが分かったということです。 そしてこれらのたんぱく質を目印にしたところ「軽度認知障害」かどうかをおよそ80%の精度で判定できる検査法の開発に成功したということです。 すでに国内およそ500か所の医療機関で検査が行える体制になっているということで、内田准教授は、「認知症は症状が進行してから病院に行っても治療の効果が見込みにくい。この検査をきっかけに早い段階で診断を受け、運動を取り入れたり食生活を改善するなどして認知症の予防につなげてほしい」と話しています。> とある。
血液で「軽度認知障害」を判定/NHK NEWS WEB/2015.08.18 - 04:55
認知症の前段階と言われる「軽度認知障害」になっているかどうかを血液を調べるだけでおよそ80%の精度で判定できる方法を筑波大学などのグループが開発しました。
筑波大学の朝田隆名誉教授と内田和彦准教授らのグループは、茨城県内の高齢者およそ900人を12年間追跡調査し、軽度認知障害からアルツハイマー型の認知症へと病状が進行していく過程を詳しく調べました。
その結果、病状が進むにつれ、患者の血液の中では、「アミロイドベータ」と呼ばれる異常なたんぱく質の排出などに働く3種類のたんぱく質が減っていることが分かったということです。
そしてこれらのたんぱく質を目印にしたところ「軽度認知障害」かどうかをおよそ80%の精度で判定できる検査法の開発に成功したということです。
すでに国内およそ500か所の医療機関で検査が行える体制になっているということで、内田准教授は、「認知症は症状が進行してから病院に行っても治療の効果が見込みにくい。この検査をきっかけに早い段階で診断を受け、運動を取り入れたり食生活を改善するなどして認知症の予防につなげてほしい」と話しています。
この "血液検査" が、<80%の精度で判定できる検査> に仕上がったのは、<茨城県内の高齢者およそ900人を12年間追跡調査> したこと、それが大であったと思われる...... (2015.08.19)
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