がん患者は、"心身ともに"、大きな苦痛を背負わされる。 そして、今や広く知れ渡っているように、治療法として頼られている "抗がん剤" 自体が、"少なからぬ副作用" でがん患者を苦しめている。
◆ 参照 当誌過去の "抗がん剤 副作用" 関連記事
○ <○ 抗がん剤は、がんを治す薬ではない ○ 再発転移を予防するか、再発したがんを延命させるかである ○ 分子標的薬の副作用は、従来の抗がん剤より少ないが、それでもある ○ ステージや年齢によっては、抗がん剤をやらないほうがいい場合もある 抗がん剤治療の第一目的とは? がんの再発、進行、転移をどこまで食い止められるか、どこまで時間を引き延ばせるかということが抗がん剤治療の第一目的である。だから"やめどき"が必ずや訪れる。けっして完治が目的ではない。...... 通常の細胞までも殺す薬=「殺全身細胞薬」......> ( 抗がん剤=殺全身細胞薬は、がん完治の薬ではない!だから"やめどき"が必ずや訪れる!/当誌 2015.05.16 )
今回注目する下記引用サイト記事 : がん患者の苦悩10年前より減少 「身体の苦痛」は増加/【共同通信】/2015.09.08 - 12:33 は、 <がんの患者と体験者に悩みを尋ねたアンケート> によって、当事者らの厳しい現実!を浮かび上がらせた記事を提供している。
< がんの患者と体験者に悩みを尋ねたアンケートで、10年前に比べて再発の不安を中心とした「心の苦悩」の占める割合が減った一方、抗がん剤の副作用など「身体の苦痛」が増えたことが8日、山口建静岡県立静岡がんセンター総長らの研究チームの調査で分かった。 がんと診断された後に仕事を依願退職したり解雇されたりした人は34・6%で、10年前の34・7%から状況の改善がなかった。必要な支援としては、勤務時間の短縮や長期休職できる制度、がんや後遺症への周囲の理解を挙げる人が多かった。 調査では2013年から、各地の病院や患者会を通じ4054人に質問。> とある。
がん患者の苦悩10年前より減少 「身体の苦痛」は増加/【共同通信】/2015.09.08 - 12:33
がんの患者と体験者に悩みを尋ねたアンケートで、10年前に比べて再発の不安を中心とした「心の苦悩」の占める割合が減った一方、抗がん剤の副作用など「身体の苦痛」が増えたことが8日、山口建静岡県立静岡がんセンター総長らの研究チームの調査で分かった。
がんと診断された後に仕事を依願退職したり解雇されたりした人は34・6%で、10年前の34・7%から状況の改善がなかった。必要な支援としては、勤務時間の短縮や長期休職できる制度、がんや後遺症への周囲の理解を挙げる人が多かった。
調査では2013年から、各地の病院や患者会を通じ4054人に質問。
上記の "アンケート結果" が浮かび上がらせた<抗がん剤の副作用など「身体の苦痛」が増えた> という点は、一体何を意味するのだろうか。 もし、その代わりに "延命効果" なりが目に見えるかたちで向上しているのであればまだしも、そうでもないのだとすれば、"不安のはぐらかし(?)" でしかないと揶揄されても致し方なさそうだ...... (2015.09.10)
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