巨大地震が起こると、様々な災難が発生する。そのひとつとして、現在通院治療中の患者さんが、その医療サービスを受けることができなくなる可能性が考えられる。医療設備利用が困難となったり、薬が貰えなくなったり......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 首都地震で数万の「透析難民」 東京女子医大医師ら調査/【共同通信】/2015.08.31 - 08:36 は、多くの住民が不安とならざるを得ない "首都直下地震" による "医療サービス不能" という事態の可能性について報じ、警鐘を鳴らしている。
< 東京都内の人工透析施設のほぼ半数は耐震性が不十分であるなど、首都直下地震が起こると、かかりつけの施設で透析が受けられなくなる「透析難民」が数万人規模で発生する恐れがあるとの調査結果を、東京女子医大(新宿区)の木全直樹医師(血液浄化療法科)らが31日までにまとめた。患者は透析施設を求めて他地域に避難することが予想され、影響は全国に及びそうだ。 東日本大震災では被災地から透析患者約1万人が避難し、42都道府県の施設が患者を受け入れた。木全医師は「首都圏全域なら10万人近い患者がいる。今のうちから患者自身や各施設で避難先を確保するなど、入念な準備が必要だ」と訴えている。> とある。
首都地震で数万の「透析難民」 東京女子医大医師ら調査/【共同通信】/2015.08.31 - 08:36
東京都内の人工透析施設のほぼ半数は耐震性が不十分であるなど、首都直下地震が起こると、かかりつけの施設で透析が受けられなくなる「透析難民」が数万人規模で発生する恐れがあるとの調査結果を、東京女子医大(新宿区)の木全直樹医師(血液浄化療法科)らが31日までにまとめた。患者は透析施設を求めて他地域に避難することが予想され、影響は全国に及びそうだ。
東日本大震災では被災地から透析患者約1万人が避難し、42都道府県の施設が患者を受け入れた。木全医師は「首都圏全域なら10万人近い患者がいる。今のうちから患者自身や各施設で避難先を確保するなど、入念な準備が必要だ」と訴えている。
上記の記事にある "人工透析" が受けられなくなるリスクが懸念されるが、ほかにも自宅療養で人工呼吸設備などを使用中の患者さんのケースも気掛かりなはずだ。
今後、"生命の危機に関わる幅広いケース" がシミュレーションされ、未然に対策が施されることを望みたい...... (2015.09.02)
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